麺匠八つ葉

外観(08.7.18)

八つ葉ら〜めん(08.7.18)
ら〜めん(豚骨魚介)(08.7.18)

つけめん(08.7.18)
ちょい辛味噌ら〜めん(08.12.21)

ら〜めん(06.5.13)
つけめん(06.5.13)

旧店鋪外観(06.5.13)

基本メニュー 八つ葉ら〜めん(700円)
所在地 成田市公津の杜1-2-12
電話 0476-27-8285
営業時間 11:30〜15:00,17:30〜22:00
定休日
アクセス 京成線「公津の杜」駅下車。ロータリー脇を左方向へ。丁字路を右折、セブンイレブンを左折。GS先道沿い左側。駐車場あり。

 移転して約半年。確実に地元で支持を集めてきている「八つ葉」だが、冬期限定ということで「ちょい辛味噌ら〜めん」(700円)なるメニューが登場している。一般的に「冬といえば味噌」という図式は当たり前のように存在しているので、特にこの店のようにファミリー層が主体となる店の場合、冬場の味噌ラーメンというのは不可欠なアイテムだったりする。確かこの辛い味噌ラーメンというのは佐原時代にも出していたように記憶するが、それを食べていないので同じモノかどうかは不明。しかしスープベースそのものの濃度も上がっているので別物と考えた方がいいだろう。

 出て来たラーメンは丼の半分ほどを真っ赤なラー油が覆っているビジュアルで、なかなか見栄えが良い。味噌の風味はスープを殺さない程度のバランスで美味しい。しかし言い方を変えれば味噌っぽくないとも言える。また、ちょい辛という名前の割には結構直線的な辛さがくるので、辛いのが苦手な人は厳しいかも知れない。スープの甘さとのバランスは悪くないが、スープの甘さとラー油の辛さがそれぞれ独立しているような味わいになっているので、例えば肉味噌であるとか、担担麺のように個人的にはもうちょっとスープ以外の甘みが加わっていたり、あるいは酢のような酸味なり、別の要素が加わっていた方が好みかも知れない。具は通常の具と変更はないが、ラー油があると白髪ネギを求めてしまうので勝浦式タンタンメンの刷り込みからだろうか(^^;

 スープと味噌ダレのバランスは悪くなかったので、ラー油抜きというのも試してみたい気がした。抜かないまでも、厨房的には面倒なことかも知れないが、ラー油の量が調整出来たらよりいいかも知れない。あるいはこれをベースにぜひ味噌ラーメンを定番化して欲しいとも思った。(Ricky)

2008.12.21


 香取市に2006年オープンした「ら〜めん八つ葉」が成田公津の杜へ移転した。店名も「麺匠八つ葉」となって心機一転のスタートとなる。場所は公津の杜駅から歩いてすぐ、住宅街に隣接していて立地的には悪くないと思う。落ち着いた雰囲気の店内はL字カウンター9席にテーブルは4名×2卓とまずまずの広さ。カウンターの上にはウォーターサーバーがドンと置かれている。オーダーは店内入って右手の券売機で。メニューは「八つ葉ら〜めん」「ら〜めん(豚骨魚介)」「つけめん」(各700円)。従来の豚骨魚介系のラーメンがサブに回って、主力というか看板メニューに「八つ葉」と店名を冠した新しいラーメンが登場している。

 その新作「八つ葉ら〜めん」は豚骨魚介ならぬ「豚骨ピーナツ」ラーメンという味わい。スープベースは豚骨に豚足やモミジなどを入れて2日にわたり炊き上げた深みのある濃厚な白濁スープ。そこに比較的軽めの醤油ダレを合わせていて、これ自体のパッケージでも十分に満足出来ると思うが、そこにピーナツ油やピーナツバターを使った特製ピーナツ油を浮かべている。これが独特の風味を醸し出していて他にはない味になっていた。味的には問題ないのだが、半ペースト状のピーナツ油はスープの色や粘度と同化してしまっていて、ビジュアル的な訴求力が弱いのが残念。せっかくこういう特別な油を浮かべているのだから、例えばマー油のように見てすぐ誰もが分かるような色なり、粘度を変えて油感を出すなりして、スープとの見た目での差別化がされているとより良いかと思った。麺は以前と同じ川島製麺だがレシピを新たに投げて新しい麺になっている。太めのしっかりした麺はスープの持ち上げはもちろん良いが後述するつけ麺との差別化を考えても、もう少し切り刃は細くてもいいのかなと思った。クラッシュピーナツがいいアクセントになっている。個人的にはすったピーナツがかかっているのもアリかなと思った。

 「ら〜めん」「つけめん」は従来の方向性と同じ豚骨魚介系。煮干しよりもサバ、カツオ系が強く感じられるバランスで、適度な魚粉のざらつき感がある。つけ麺の麺は浅草開化楼の14番q=(^ー゚)チーメンで、こちらもしっかりとした食感で美味しいが、ラーメンとの麺の差異がもっとあってもいいかな。つけだれは甘味が抑えてあって酸味が程よく入っていて、大勝軒系やフォロワーが多い豚骨魚介系のつけ麺の中で、こういう味のバランスで食べさせるのはいいと思う。あとはせっかくピーナツのラーメンが面白いのだから、ピーナツ系のつけ麺があってもいいのではないかと思う。

 現状の2種類のラーメンはどちらも濃厚なカテゴリに属する味で、家族連れや幅広い客層が見込めるこの場所においてはもう少しメニューに幅があるといいのではないかと思ってご主人に聞いたところ、やはりあっさりしたメニューも検討しているようで、券売機にも塩ラーメンのボタンも用意されていた。近隣に強敵が多い成田エリアではあるが頑張っていただきたいと思った。(Ricky)

2008.7.19


 自分も食べてきました。オーダーは「つけめん」(700円)+「味玉」(100円)。つけ汁はかなり色が濃く、味も醤油ダレが濃い感じです。魚粉も沢山入っており、一見濃厚な魚介豚骨かなと思いましたが、豚骨が案外抑えてあって魚の風味が強く出ていました。トッピングの味付け穂先メンマが柔らかくて美味しいです。

 平打ちの麺は美味いですが、量が少な目なので大盛りをオススメします。スープ割りは別の容器でスープを持って来てくれますが、スープ割りを頼んでから温め直すため時間がかかるので、少し早めのタイミングで頼んでおくと良いでしょう。

 次は「(ピリ辛)みそら〜めん」(700円)を食べに行きます♪(hechima)

2006.5.15


 連休初日、4/29にオープンしたばかりの新店である。掲示板などにも情報を寄せていただいたが、ラーメン仲間の煽りを受けて緊急出動(笑)。今年になって佐原市や小見川町などが合併して出来た「香取市」だが、この観音という場所は旧佐原市エリアで、香取市の南端に位置する。ほぼ成田に隣接していて、高速だと東関道大栄インターから程近い。千葉市内から成田、佐原と抜ける国道51号沿いにある。電車だとどこからも便が悪く、成田から佐原行きのバスがあるがあまりお薦めは出来ない。ベストは車だと思う。駐車場も10数台分確保されているので安心だ。大型専用の駐車スペースも2台ある。

 店は中華屋の居抜きを使ったのだというが、綺麗に内外装が施されており和風の落ち着いた雰囲気にうまく仕上がっていると思う。厨房に面したストレートカウンター6席にテーブル席は4名用3卓に6名用3卓と、ベンチシートのテーブル席が充実しているので家族連れには使いやすいだろう。オーダーは券売機での注文となる。ただ食券機が店内の中の方にあって、その周辺には普通に食べる席があるので、混雑時は食べていて落ち着かないかなぁとは思った。入口にスペースがあるのだからそちらに置かれていた方がスムーズかと感じた。

 ラーメンのメニューは「ら〜めん」(650円)「みそら〜めん」(700円)「つけめん」(700円)の3種が基本となる。そこに「もち豚チャーシュー」(300円)や「穂先メンマ」(150円)「味玉」(100円)などのトッピング。サイドメニューは「チャーシュー丼」(300円)「ユッケ丼」(300円)「明太子丼」(300円)。面白いのは「社長セット」(1000円)これはラーメンに餃子とミニ明太丼がセットになったモノらしい。ちょっと豪華だから社長なのかな?

 「ら〜めん」を中心にレポを書いていくと、見た目的にまず白濁動物系スープ+和ダシのいわゆる和風豚骨的なスープだと分かるビジュアル。ベースになっているのは豚骨に鶏の小骨。そこに節系などが加えられている。バランス的にはもう少し動物系スープの濃度と粘度があれば好みだったかもしれない。しかしかなりの熱々で供されるのは嬉しい。表面にはスープの油とカメリアラードを使った香味油が浮いている。宗田鰹節の粉末、いわゆる魚粉と桜海老を揚げて作ったという香味油の香りがなかなか。麺に魚粉も絡んできてこれも好みがあるだろうが風味的に良い。麺は川島製麺の平打ち太多加水麺。しっかりした食感を持った食べ応えのある麺で、それこそ都市部のラーメン専門店ではよくある麺ではあるが、このエリアではなかなかお目にかかれない麺だろう。ここの麺は個人的に割と好きな麺なので、美味しくいただけた。「つけめん」も同じ麺を使っていて、水で締めるとまた表情が変わり別の美味さがあるのだが、醤油が立ち気味のつけダレにはちょっと合っていないように感じた。具は香ばしい風味ただようチャーシューに、穂先メンマ、海苔、ネギ。穂先メンマというのは店主の修業先の一つで出しているからだろうが、スープに合った味付けになっていて◎。つけめんの場合はチャーシューなどは刻まれてつけダレに。穂先メンマは麺の方に乗ってくる。

 ご主人の椎名さんは都内の人気ラーメン店数店で修行後独立。生まれも育ちも成田界隈だったそうで、地元での開業と相成った。厨房とホールの間の連携もしっかりしており、声掛けもちゃんと出来ていて雰囲気もなかなか良い。現在はまだスタートしていないが、「季節のら〜めん」といういわゆる期間限定メニューも販売予定で、夏には冷たい塩ラーメンなどのアイディアもあるそうで、これからも注目したいラーメン店の誕生かと思う。(Ricky)

2006.5.13