拉麺店情報

南房総とんこつらーめん研究所旨勝1号【閉店】


南房総とんこつらーめん研究所旨勝1号

ジャンル
豚骨

基本メニュー
塩とんこつらーめん(600円)

場所
勝浦市串浜1248-3

電話
なし

営業時間
11:30-21:00

定休日
土・日・月

アクセス
JR外房線「勝浦」駅下車。国道128号線を鵜原方向に進む。ホテル三日月を過ぎた道沿い右側。徒歩約10分。


 今年の2月6日に「ラーメン屋です」というタイトルで突如として拉麺会議室に登場された「うまかつ1号」氏。立て続けに8日にはサブ会議室で氏がラーメンについて熱く語られた。しかし、当時は店名、所在地が不明で、ラーメン屋さんなのか研究所なのか、結局なんだかよく分からないというのが正直な感想であった。その後、会議室で何人かの方から実食の報告がありやっと実像がつかめた。今回、会議室でご本人からお誘いを受けたのでお伺いした。

 場所は海水浴やサーフィンのメッカ、勝浦の国道128号沿い。目の前には勝浦中央海水浴場が見える。店の外観は一度見たら忘れられない、緑のトレーラーハウスに鮮やかな黄色のシートの組み合わせ。シートには「南房総とんこつらーめん研究所 旨勝1号」と文字が書いてある。これが正確な店名だそうだ。店内にはそのシート側から入るのだが、なんと客席側の空間は片持ちのカーポートと黄色いシートで作ってある。座席は、カウンター4席と4人掛けのテーブル1卓とかなり少ない。以前会議室にテーブルや割り箸が砂だらけとの書き込みがあったが、今日は全く問題なかった。なお、隣のトレーラーハウスは厨房になっておりそこでラーメンが作られる。

 本題のラーメンだが、ラーメンは「塩とんこつ(豚骨+魚系)」と「背脂とんこつ(豚骨+背脂)」の2ラインある。今回はメインの「塩とんこつらーめん(600円)」を注文した。

 昼時を外したので先客はなし。間もなくラーメンが届いた。表面にはうっすら脂の膜が張っている。脂は豚骨スープの上澄みの脂とのこと。スープを飲んでみるとかなり鰹節の風味が強く、動物系の風味は弱い。スープはゲンコツ、モミジ等の動物系と、勝浦産鰹節&房州産あじ節の魚系とのWスープ。とは言っても実は魚系のスープの寸胴はない。一杯ずつ動物系のスープを網に載せた新しい鰹節&あじ節にかけて(漉して)どんぶりに入れているのだ。削り節のみ使用しているからこそできる製法であり、節の風味が強いのはこのためだった。節の風味が強い点については好みで賛否両論分かれるかとは思うが、個人的には”塩とんこつらーめん”としては節の風味が強すぎると思う。”塩+とんこつ+節”というアプローチはそのものはとても面白いので、節を押さえぎみにしたものを是非試してみたいと思う。また、自家製の「こーれーぐす」(唐辛子を泡盛に漬けたもの)で香り付けしているがなかなかいい風味であった。

 麺はやや太めの平打ちストレート麺で、程良いコシがあり、茹で加減も良好。具はバラ肉チャーシュー、味付き半熟玉子、木耳、カイワレ、刻みネギ。具のなかではチャーシューの味付けと、とろけるような食感が良かった。

 ご主人は20代後半で、ここ6年間ほどメキシコ料理をされていて、去年の11月に今のお店を始められたとのこと。ラーメンについては全くの独学。お話していてラーメンに対しての熱意が強く伝わってきた。今後ラーメンがどう進化していくか楽しみだ。★★★(Katsu)

2002.5.10