ラーメンつじ久

外観(07.5.29)

みそラーメン(07.5.29)

基本メニュー ラーメン(500円)
所在地 木更津市貝渕3-2-3
電話 0438-23-6380
営業時間 11:00〜14:00,17:00〜21:00
定休日
アクセス JR内房線「木更津」駅西口下車。AQUA木更津先を左折し直進。延命寺先、線路沿いを入り直進。駐車場あり

 この店は木更津でも人気が高い地元密着型のラーメン店であるが、実は10年程前まで東京の箱崎公園近くで営まれていた店である。ラーメンのビジュアルそのものも濃い目の醤油スープに刻みタマネギと房総竹岡式のスタイルであるが、実は東京時代からタマネギも浮いていたという。木更津駅から少し歩いた線路脇、住宅に並びひっそりとたたずむ店である。

 店は外からでは伺い知れないが、中に入るといわゆるプレハブ的な作りになっている。テーブル席は6席であとは小上がりが4卓。奥の壁全面に鏡が張ってあって実際よりも広く感じられる。手前の小さな厨房で女性店主がキビキビと動く。メニューは「ラーメン」(500円)「シナチクラーメン」(600円)「ワカメラーメン」(600円)「チャーシューメン」(700円)「みそラーメン」(700円)などがあり、「カレーライス」(700円)なんてのもあったりする。この店の看板メニューはやはり醤油味の「ラーメン」なのだが、地元では味噌の店としてよく知られている。そこで今回は味噌をチョイスする。基本のラーメンが500円だから、200円も高い味噌ラーメンの出来映えはいかに。

 注文を通すと厨房から鍋を振る音が聞こえてくる。そして油と野菜などがバチバチという音も。この音が聞こえるだけで期待も膨らみ、その出来が予見出来るというもの。そして出て来たラーメンはボリューム満点で色味も実に美味しそうである。スープはとても熱々で味噌の甘みと唐辛子の程よい辛味がミックスされた甘辛い味。ベースは豚骨と鶏ガラ、そこに鰹節などの魚介系も加えている。そしてスープの表面には刻みタマネギが浮く。濃厚な味噌ラーメンではないが、かといって味噌汁系のシャバシャバでもなく、いいバランスのスープだと思う。麺はやや縮れ気味の細麺で茹で加減は柔目とオーソドックスな木更津仕様だが、聞けば信州から取り寄せた麺を鰹ダシで茹でているという。具は野菜がてんこもりでタンメンのよう。チャーシューも厚めに切られたチャーシューが2枚入り、さらに刻みチャーシューも入っている。かなり味付けの濃いチャーシューではあるが、しっかりとした食感と味わいは美味。どちらかといえばこのチャーシューは醤油ラーメンに合うのだが、味噌でも満足出来る存在感があった。このボリュームならば700円でも十分うなずける。

 今でも東京時代のお客さんがやってくるというこの店。内房の隠れた名店として、これからも頑張っていただきたいと思う。(Ricky)

2007.5.29