兎に角

外観(07.8.23)

燻玉ラーメン(05.7.28)

つけ麺(05.7.28)

燻玉ラーメン(05.9.23)

油そば+温泉玉子(07.2.25)

抹茶ムース(05.7.28)

2種の葡萄のゼリー寄せ(05.9.23)

牛すじ丼(05.9.23)

旧店鋪外観(05.7.28)

基本メニュー ラーメン(650円)
所在地 松戸市根本462
電話 047-361-4667
営業時間 11:00〜14:30,18:00〜21:00
11:00〜14:30(木日)
定休日 月(祝の場合は休み)
アクセス JR常磐線・新京成線「松戸」駅東口下車。ロータリー脇「日高屋」横を直進。新東京病院先左側角。コインパーキングあり。

 今日、新店舗の方に行ってきました。夜の部復活してました(移転直前から復活していたらしいです)。店内席は変わらずカウンターのみでしたが、L字になった分だけ席数は若干増加(全13席)。ただ、さほど回転が良くなった感はなかったです。行列中にスタッフが注文を取りにくるシステムも、食い終わったあとに手渡しで支払いをするのも、特に変わりありません。味も当然変更はなく、移転前から変わらない美味さでした。今日は暑かったので、つけ麺の麺締めに使う水の温度がほんの少しだけ高かったのか、麺の上がりに悪い意味でない微妙な差はありましたが。

 ただ、チャーシューは最近自分が好きな方向に変わった気がしますね。これは移転に際してではないですが、前店舗で夜の部をお休みするようになった頃からだったか、昔より脂身やサシが多く入った柔らかい肉質になったように思います(併せて煮汁も変わったかも)。かといって元々が赤身の多いチャーシューだったので、脂身が多いとかいう訳ではなく、味もバランスも個人的には良くなったと思います。

 夜の部も復活して、新しいスタッフも入ったようだし、今後も変わらずこの美味しさを提供しつづけて欲しいものです。(ヨースケベ)

2007.7.27

 兎に角で油そばが始まっているというので足を運んでみた。「油そば」(650円)は基本が250gで麺の量も価格もラーメンやつけ麺と同じと分かりやすい。店主オススメのトッピングは「温泉玉子」(100円)なのでそれも一緒に注文。

 やはりこの店の麺は水で締めると存在感が増し凄いことになってくる。つけ麺よりも油そばの方がより麺をストレートに味わう印象がする。面白いのは割りスープが後から出されること。最初は油とカエシでワシワシと食べて、途中からスープを足してさらりと味わう。この味の変化、食べ方の違いを1つのメニューで楽しめるというのは嬉しい。温泉玉子も麺と絡まって美味。

 しかし一つだけ苦言を呈すれば、いつも言うことだが、温泉玉子というのは黄身はとろとろではないので、これは温泉玉子とは言わない(笑)(Ricky)

2007.2.25

 ファーストインプレッションの良かったお店は、可能な限り再訪するようにしている。このお店も非常に最初が良かったので再訪のタイミングを狙っていた。前回食べたモノと同じモノをオーダーしてみることに。

 前回、よくも悪くもその燻製臭がスープの邪魔をしていないか?と感じた「燻玉ラーメン」(750円)。しつこさを感じさせない濃度と旨味は相変わらずで、以前よりも口当たりになめらかさを感じるようになった。燻製臭の香りとバランスも変わらないように思う。ご主人に伺ったところ、色々試してサクラチップを使っているのだそう。まぁ好き好んで燻製玉子乗せてるわけだから、そのバランスをとやかく言われてもな(笑)「つけ麺」(650円)も印象はさほど変わらないが、麺の絡みは以前よりも良かったと思う。また未食だった「牛すじ丼」(350円)を試してみたが、なかなか立派なボリュームで、ラーメンも普通で250gあるのだから、ラーメンと一緒だと残す人がいるというのも分かる(苦笑)。そういえばこのボリュームを見て思い出したが、前回来た時に隣の人が食べていた白ご飯もしっかりとした量だったなぁ(笑)。基本的に盛りがいい店、ということでよろしいか。

 なお、以前は日替わりだったデザート、現在は月替わりになっているのだそうだ。今月は「2種の葡萄のゼリー寄せ」。奥様お手製のデザート、お見事である。(Ricky)

2005.9.23

 津田沼の人気店「必勝軒」にいたご主人が奥様と共に始めた新店。場所は松戸、「13湯麺HIDE」の跡地である。白くて大きな看板には「ラーメンつけ麺 兎に角」の文字。夏らしく涼しげに染め上げられた店名入りの暖簾も下げられている。一見中の様子は変わらないように感じるが、向かって左側にガラス張りの製麺室が作られていた。この店の水回りなどのレイアウト上、この場所にしか作れなかったということもあるだろうが、結果として外を歩く人へ自家製麺をアピール出来る要素になっていると思う。

 店内はほぼストレートのカウンター。メニューに目をやると、「ラーメン」(650円)「つけ麺」(650円)の2つのメニューが写真入りで載せられている。「自家製麺をたっぷり味わっていただきたくて、普通盛でも少し多めになっています」との文字があり、普通盛で250gとある。一般的なラーメンの麺の量から考えれば1玉半といったところだろうか。ちなみに大盛は375gで100円増し、特盛は500gで200円増し。これはつけ麺でも同じ量、同じ値段のようだ。トッピングの燻製味玉子(100円)という文字に目を奪われ、久々の味玉フェチ振りを発揮して「燻玉ラーメン」(750円)をいただくことにする。

 麺は太めでつるっとした表面の麺で、歯ごたえもしっかり感じられるタイプの麺。平ざるでうまく踊らせていて、茹で加減も申し分ない。必勝軒はテボ(振りざる)だから、他にも経験がある方なのかもしれない。ただスープとの絡みとなると若干弱い印象は感じられた。スープは豚骨や鶏をベースに節系がかなり多めに投入されたバランスで、それだけ書けば必勝軒のスープと変わらないのだが、全てにおいて意図的に一歩手前で止めているという印象。ゼラチン質から出る粘度、スープ自体の濃度、そして醤油などの味の強さ。必勝軒のスープがかなり振り切れている、どちらかと言えば若者向けにバランスが取られているのに対して、その良さは残しつつも他の年代の方も意識したような匙加減を感じる。どちらが好きかはもう好みの問題でしかないのだが、必勝軒で時折感じる「ここまでやるかぁ」という部分がまったくない。私個人的にはこのバランスはかなり好みのバランスである。ただ人によっては節系の味が強めなので気になる人がいるかも知れない。具はチャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、トッピングの燻製味玉。どうやらチャーシューも燻製されているようだが、チャーシュー、味玉共に非常に美味しく仕上がっていた。ただこの燻製臭がどうしてもスープに移ってしまって、私的にはかなり気になってしまった。せっかくていねいにスープを作っているのに、ちょっともったいない気も。

 また「つけ麺」もいただいたのだが、こちらもインプレッションとしては「ラーメン」同様に、行き過ぎない一歩手前の丁度いいバランス。濃度を持ったつけダレは、動物系のうま味と節系の香りがしっかりと感じられる。甘味も酸味も、唐辛子の辛みも程良い。麺はラーメンと同じモノを使っていると思われるが、もしかしたら熟成時間も同じなのかも知れない。この麺の食感はラーメンには合っていると思うが、つけ麺の場合はもう少しモチモチした方が個人的には好み。

 また手作りデザートが「吉野葛の杏仁シロップ」「抹茶ムース」(各250円)と2種類あって、日替わりで楽しむことが出来る。この日は「抹茶ムース」だったのだが、抹茶の苦味と程良い甘さがあって非常によかった。京都好きの私としては、関東で食べる抹茶系のお菓子は妙に甘ったるさだけが感じられて好きではないのだが、この店のデザートは抹茶の苦味を感じさせるそれであった。

 全体的には新店とは思えぬレベルの高さと完成度を感じた。それは接客や店の雰囲気作りでも感じること。にこやかな接客とていねいな仕事ぶりは見ていても気持ちがいい。松戸エリア期待の新店と言っていいだろう。(Ricky)

2005.7.28