中国料理天新


中国料理天新

ジャンル
中華

基本メニュー
ラーメン(500円)

場所
千葉市若葉区千城台東4-3-1

電話
043-236-5185

営業時間
11:00〜15:00,17:00〜22:00

定休日

アクセス
千葉都市モノレール線「千城台」駅下車。タウンライナーストリートを東金街道方面へ直進。バーミヤンの交差点を左折。道沿い右側。バス停千城台車庫前。


 材料屋さんから情報を頂いた新店。麻布の高級中華料理店の厨房を任されていた方が開店したお店、とのことだったので、中華料理好きの私としては是非行きたいと思っていた。正直ラーメンで外しても一品料理を食べられればいいやぁ、というノリである。この日は連れとともに訪れた。

 場所は千城台の県営住宅などがあるエリア。駅からの徒歩圏内ではないが、バスの終点に接しているという部分と住宅街にあるという部分で地元密着型店舗といったロケーションである。店は2階建てで、1階は厨房とカウンター5席。2階はテーブル席が16席で、料理はエレベーターで運ばれる。私は2階に通されたが、2階にいても厨房の中華鍋を振り回す音が聞こえて食欲をそそる。

 さて中華料理店に来るとメニューの組立が大変楽しみである。前菜は何にしよう、魚介は肉は、点心は…。私は中華料理店では麺類はまず頼まない。仕上げはいつも炒飯と決めているのだが、この日の仕上げはラーメンと決まっているので(笑)この日は前菜とスープをやむなくカットし、いきなり一品料理から食べることにした。まず魚介メニューとして「干焼蝦仁(芝エビ辛子ソース煮)」(1.300円)、野菜メニューとして「白菜クリーム煮」(800円)、肉メニューとして「鶏油菠花(鶏肉とほうれん草炒め煮)(900円)を注文する。そして点心としては「餃子」(450円)、ご飯物で「炒蟹飯(カニチャーハン)」(850円)、最後に「ラーメン」「上海麺(軟らかいヤキソバ)」(700円)。これがこの日のメニューの組立である。本来ならばこの後にデザートなのだが、この店にはデザートがないようである。これは残念。。。

 まず一品料理の数々。値段の安さも驚きだが、その味わいにも驚いた。海老チリは大振りの芝エビがプリプリとしており肉厚で美味。チリソースの味わいも適度な辛さでセンスの良さを伺わせる。鶏とほうれん草の炒め物も程良い塩分で下品な味付けではなく、適度な塩加減。醤油のアクセントが光る。また職人の技量を量るにはチャーハンと良く言われるが、チャーハンもパラリとしていてべたつきがなく◎。蟹肉もふんだんに入っており満足。そして餃子は肉がたっぷり入っていてしかもジューシー。そして中には春雨が混ざっていて手が込んでいる。これで450円と言われてしまうと、普通のラーメン屋さんで冷凍の餃子に350円なぞ払っている場合ではないのである。

 そしてラーメン。麺は細麺で若干の縮れがある。色は黄色い中華麺とは異なり、白味を帯びた麺で食感もすこぶるよい。専門店かぶれの私としてはもう少し硬めの茹で加減の方が嬉しかったが。具はもも肉チャーシュー、メンマ、ほうれん草、味付玉子半個、ネギ。特筆すべきはメンマで、メンマ嫌いの私がぱくぱく食べてしまった。程良い味付けはほんのりと甘みも感じさせて、筍の食感も残っている。なんでも台湾産の短冊メンマというものを使用しているそうで、通常品の倍の価格がするものだとか。スープはいわゆる中華屋さんのラーメンというよりは、東京醤油ラーメンというか、いわゆる支那ソバのテイストを持っている。中華臭くないというか、すっきりとしていながらも奥深い味わいのする醤油味であった。

 麺メニューは醤油ベースの他にも湯麺のような塩ベースも揃っている。本格的中華料理を良心的価格で堪能するもよし(これだけのモノをこれだけの量食べて5,000円ちょいというのは、はっきり言って安い)、ラーメンをただ楽しむもよし。いいお店を知って大満足であった。★★★★(Ricky)

2001.9.23