つけ麺中華そば酔華

外観(08.2.15)

つけ麺(08.2.15)

ラーメン(08.2.21)

味玉つけ麺(08.3.15)

基本メニュー つけ麺(680円)
所在地 鎌ヶ谷市鎌ヶ谷1-8-1
鎌ヶ谷大仏駅コンコース3F-C
電話 047-441-2220
営業時間 11:00〜23:00(22:30LO)
定休日
アクセス 新京成線「鎌ヶ谷大仏」駅下車。駅コンコース内。

 土曜日夕方5時、新京成鎌ヶ谷大仏駅に初めて降り立ちました。改札を出て直進すると、左斜め前に見えてきたつけ麺の文字。先客はご主人との話しぶりから内輪の方と思われるオヤジさん一人だけ、まだ認知度が高くないのか休日の夕方にしては少し寂しい。結局食べ終わって帰るまで、新規客は現れなかった。

 座席やメニューはRickyさんのレポのとおり。カウンターの一段上にはフルーツ酢の保存容器が多数並んでおり、店全体の雰囲気もどことなくオシャレ。メニュー表には『麺は浅草開化楼の〜』とか『隠し味はシナモン』だとか、この店の提供する麺についての詳しい解説がなされていて、隠し味まで教えてくれる店は珍しいと思った。

 「味玉つけ麺」(780円)を選択。オーダーが通ると同時に、ご主人が颯爽とオペレーションをこなして入魂の一杯を提供してくれる!…かと思いきや、先にカウンターに座っていたオヤジさんとの会話の片手間、名刺を出してみたり話し込んでみたり、逆にフロアを担当していた奥さんを中心に厨房で麺が作られていく。これはちょっと、暇な時間帯とはいえ新規開店したばかりの店で見知らぬ客に提供する麺を作る姿勢としてどうなんだろうか。大事な商談もあるだろうが、ご主人がその真剣さを一杯に注ぎ込んでいる姿が見たかった。

 この日はチーメンが途中で切れてしまったらしく、急遽代用の麺を使用したとのこと。明日からまたチーメンに戻るそうだが、初訪問にして貴重な体験をしたものだ。これもまた加水率低めでやや太のストレート麺。いやそれにしても、麺の茹で加減からキッチリとした締め具合、表面が滑らかでツルッと入ってきた後は、口の中でシコシコと強い弾力があって、食べ応えのある非常に美味しい麺だった。これがチーメンになるとどうなるのか、この麺でも相当良いと思うのだが。基本の並盛は200gで、中・大・特盛は50円ずつ値が上がる。

 つけダレは甘・酸・辛を大事にして、隠し味にシナモンを加えたとのことだが、甘・酸・辛は互いに主張しすぎずに調和し、動物系ベースと魚介ベースのバランスも見事。魚粉も結構入ってはいるが、ベース濃度がしっかりしているので逆にそれも良い。生のままの刻み玉葱が多く入っているところや、濃厚なスープの持っていき方が竈の番人@船橋を彷彿とさせなくもないのだが、関係があるかもと思うのは気のせいだろうか。具はチャーシュー1枚、メンマ、焼きのり、ホウレン草。トッピングの味玉は半割にして麺の上に乗ってくる。チャーシューは非常に柔らかくて味もよく染みており、焼きのりの風味でも他店に差を付ける。メンマの味付け濃度も的確で、黄身がネットリと舌の上でほぐれる味玉も美味。ここまでは非の打ち所が無いが、筋張った感じのホウレン草は、ラーメンなら美味しいかも知れないが、つけ麺ではつけダレを必要以上に吸って塩辛く、個人的には無くても良いと感じた。最後のスープ割りでは、おそらく寸胴から出したスープを小鍋に移して沸かし直していたと思われ、熱々に戻ったスープをぐいぐい飲み干して完食。満足のいく仕上がりだった。

 オペレーションには前述のとおり不満も書いたが、お会計の際に話を聞いた感触では人柄も良く、接客に悪いところは全く無かった。イレギュラーに内輪で目上の方が座った際の、一時的な不注意だったのかと思う。出てきた麺がこんなに美味けりゃ文句は無いです。再訪間違いなしの次回はチーメンに戻ったつけ麺か、はたまた汁系か迷うところ。メニューにライスはあったが丼物はなく、チャーシュー丼の登場にも期待したい。久々に当たりと言えるお店に出会えて嬉しい限りでした。(ヨースケベ)

2008.3.15

 新京成線「鎌ヶ谷大仏」に今月11日に出来たばかりの新店である。場所は駅コンコース内、改札を出てすぐの場所にある。車でも近隣にコインパーキングがあるのでアクセス的には申し分ない。ちなみに近隣のコインパーキングを利用した旨を伝えると自家製フルーツ酢ドリンクがサービスになるそうだ。

 店内はカウンター5席にテーブル席が3卓。各席に布で作られた箸袋と箸が置かれていて、なかなか雰囲気も良い。そこを店主御夫婦でやっていらっしゃる。ご主人はいわゆるラーメン講習会などで技術を学び、県内のラーメン店での経験を経ての独立開業だそうだ。店名にもあるようにメニューは「つけ麺」が看板メニューになって、ラーメンなども揃っている。「つけ麺」(680円)「味噌つけ麺」(730円)「らーめん」(680円)「味噌らーめん」(730円)が基本であとはトッピングのバリエーション。オープニングメニューとあるのでいずれはメニューが増えていくのだろう。また場所柄軽く一杯飲みたいという人のためにビールやサワー、あとはコーヒー焼酎?なんてものもある。あとお酢を活かしたドリンクも揃っていて、「フルーツ酢ドリンク」(200円)は日替わりで色々楽しめるようだ。

 さて肝心のつけ麺とラーメン。「つけ麺」は豚や鶏の動物系ダシと煮干しやカツオ、サバなどの魚介ダシのバランスがよく、どちらも際立っていないのがいい。豚足やモミジも投入されているようで、程よい粘度も持ったつけダレになっている。大きく分類すれば大勝軒的な和風豚骨魚介ということになろうが、酸味や甘味、辛味も突出していないのでクセがなく食べやすい。麺は浅草開化楼の人気麺「q=(^ー゚)チーメン」を使用している。素性のいい麺なのでスープを邪魔することなくするすると楽しめる。また「らーめん」の方も非常にオーソドックスなビジュアルながら、しっかりと旨味をたくわえた存在感のあるスープが印象的。

 どちらも際立った個性というものはないが、よくよく考えると同じような味も見当たらない。奇を衒うことなく真直ぐ正攻法でつけ麺とラーメンに向かい合っている佳店という印象。この駅を使っている人がうらやましい(^^;(Ricky)

2008.2.21