SOULFOOD NOODLES


外観(10.1.18)

長崎ちゃんぽん(10.1.18)
長崎皿うどん(10.1.18)

勝浦タンタンメン(10.1.18)
勝浦タンタンつけ麺(10.5.21)

基本メニュー 長崎ちゃんぽん(780円)
所在地 習志野市大久保3-13-4
電話 047-479-5173
営業時間 11:30〜15:00(龍王)
17:00〜23:00(KATSUURA)
定休日 不定休
アクセス 京成線「大久保」駅下車。駅前商店街ユーロードを東邦大、日大方面へ直進。商店街沿い右側。Big-A向かい。


 今年1月にオープン以来、昼は長崎ちゃんぽん、夜は勝浦タンタンメンの店として営業を続けているが、勝浦タンタンの方は地元勝浦の商工会青年部にも参加して、勝浦タンタンの普及に一役買っているのだそう。千葉マリンスタジアムや幕張メッセなどで勝浦タンタンメンをイベント出店している。この日は幕張メッセでのイベントの打合せも兼ねて夜の勝浦タンタンメンの営業に。つけ麺の新作が登場しているとのことなのでいただくことに。

 「勝浦式タンタンつけ麺」(780円)は、真っ赤なつけダレに細麺の組み合わせ。麺は通常のタンタンメン同様に勝浦の竹屋製麺による細麺を使用する。なので当然のことながら絡みが良く、ガンガンスープを拾い上げていく。つけダレはこれまた唐辛子、ラー油の直線的な辛さを持ったもので、辛いもの好きな私的には許容範囲だが、普通の人だと結構厳しいと感じる人もいるのではないだろうか。タンタンメンの方は辛さを4段階から選べるようになったのだそうだが、つけ麺に関しては聞き忘れた。ラー油の中から醤油の味わいが出て来るのは勝浦タンタンならではだが、ここにもう気持ち甘さが入るとより立体的な味になるように思った。例えば江ざわにしてもはらだにしても、勝浦タンタンのつけ麺を出しているところはどこもたいがい甘めだ。

 夏といえば辛いメニューやつけ麺が人気。そういう意味では辛いつけ麺ということで夏にピッタリ。勝浦ビーチを思わせる雰囲気の中、汗をかいて食べるのもまた一興だ。(Ricky)

2010.5.21


 京成大久保に今月出来たばかりの新店である。駅から商店街を真っ直ぐ進み、大学に突き当たる手前あたり。以前「らーめん禅」があった場所を全面改装している。「SOULFOOD NOODLES」というお洒落な店名の通り、スタイリッシュな空間になっている。こちらは同じ京成大久保にある「たいふう」の新業態。何が「SOULFOOD NOODLES」なのかと言えば、その土地に根付いたいわゆる「ご当地ラーメン」や「街麺」を紹介していく店、というコンセプトだからだそうで、とりあえずその第1弾として、たいふうのツートップである野田氏の故郷、長崎の「長崎ちゃんぽん」と、相田氏の住む勝浦の「勝浦式タンタンメン」の2つを二毛作で出していくとのこと。そしてその時に屋号も変わり、昼の長崎ちゃんぽんの時は「龍王」として、夜の「勝浦式タンタンメン」の時は「KATSUURA BEACH STYLE」として営業するようだ。どちらも入口で食券を求めてカウンターに提示する、フードコートのようなスタイルになっている。

 まず昼の「龍王」。メニューは「長崎ちゃんぽん」(780円)「長崎皿うどん」(780円)の2種類。ちゃんぽんは大が880円で特大が980円。学生メンバーは大が780円。長崎皿うどんは2人前が1560円、3人前が2340円、4人前が3120円となっているが、これはそのまんまかけ算だ。まず「長崎皿うどん」はパリパリの麺はもちろん長崎から直送。皿うどんに欠かせないソースも当然チョーコー醤油の「金蝶ウスターソース」というのだから、本場長崎のチャーメン好きには嬉しい一品。そして昼の看板メニューである「長崎ちゃんぽん」。見るからに非常に美しく美味しそうなビジュアル。イカや海老などの海鮮類はもちろん、竹輪やカマボコ(長崎特有のはんぺん)も乗っている。色鮮やかなカマボコは長崎から取り寄せているものだとか。スープは化学調味料を使わず塩分が控えめになっている。人によっては味が薄いなどと感じてしまうかも知れないが、しっかりとコクがあり素材の良さが感じられる美味しいスープだ。

 そして驚いたのが麺。関東でちゃんぽんを食べてまずがっかりするのが麺なのだが、こちらの麺は本物のちゃんぽん麺を使っている。太くて丸いストレート麺はちゃんぽん麺独特の柔らかい口当たりとプツンと切れる食感。昭和初期に上海から伝わったとされる独特の製法によって作られるのがちゃんぽん麺で、一般的に使われるかん水とは違ったバランスの「唐灰汁」を配合することでこの独特の風味と食感になるのだ。この「唐灰汁」こそが長崎独自のもので、かつ長崎でしか作れないもの。茹で過ぎでもコシがないのでもなく、これこそが正しいチャンポンの証なのである。こちらでは、長崎新地中華街で半世紀以上続く老舗製麺所「三和製麺所」からの直送麺を使用しているそう。手際良く野菜と海鮮を炒めてスープを投入し、そこに麺も入れて軽く煮込む。長崎ちゃんぽんの製法を忠実に再現しているため、同時に作れる数に限りがあり時間がかかってしまうのだとか。回転が命のお昼時に果たしてどのようなオペレーションになるのかは分からないが、時間がかかるのを待ってでも食べる価値がある一杯だと思った。

 夜の「KATSUURA BEACH STYLE」では、メニューはシンプルに「勝浦式タンタンメン」(780円)と「勝浦式タンタンメン大辛」(880円)の2つのみ。また「替玉」(150円)や「雑炊セット」(250円)もある。夜営業になるとお店の外にはサーフボードが掲げられ、店内ではサーフィンの映像なども流される。こちらはビジュアル的には江ざわというよりも、はらだに近いビジュアルであるが、勝浦市内のタンタンメンを何軒も食べ歩いて研究したのだそう。辛さとしては相当辛い部類に入ると思うが、それでいてスープの旨味も感じさせるバランスになっている。しっかりと炒められたタマネギの甘味がほっとする。中細の縮れ麺も地元勝浦の竹屋製麺のものを使うこだわり。そして締めには「雑炊セット」。生卵がスープに加わることでまろやかな味わいになってご飯も進む。

 昼と夜でまったく異なる二つの街麺を提供する意欲的な新店。果たして夜に辛いメニューしかなくて大丈夫なのかな、という気もしないではないが、学生を中心にじわじわと人気を集めている様子。今後の展開も注目していきたいお店の登場だ。(Ricky)

2010.1.18