麺工房しろきや鰹(閉店)

外観(06.7.24)

しょうゆらーめん(06.7.24)

しょうゆらーめん(06.8.20)

つけめん(06.7.24)

つけめん(06.8.20)

自家製餃子(06.7.24)

ちゃーしゅーごはん(06.8.20)

基本メニュー しょうゆらーめん(630円)
所在地 八街市八街ほ945-11
電話 043-442-8854
営業時間 11:00〜15:00,17:00〜22:00
定休日 なし
アクセス JR総武線「八街」駅下車。県道22号を右折し直進。県道沿い右側。ガストなどと共用の駐車場あり。

 開店して約1ヶ月後の再訪。食べたモノは前回と同じく「しょうゆらーめん」「つけめん」の2種類。基本的にはメニュー構成に追加変更は見られないが、サイドメニューで「ちゃーしゅーごはん」(250円)が登場していた。

 出てきたラーメンとつけ麺は若干のビジュアル変更が。まずラーメンの方は家系のような真四角海苔だったモノが半分のサイズに変更。後は花かつおが乗っていたそうだがそれも無くなった。削り節に関しては魚系ダシを強く、鰹の旨味を出すようになったのでしつこさを感じてやめたのだとか。ただつけ麺の方には花かつおが添えられている。

 スープにはこれまでの鰹厚削りや鯖節、煮干しの他にアゴ(飛び魚)のダシも加わり、更に魚介ダシが強化されている。前回感じた魚ダシに関しての物足りなさはなくなり、椎茸などの旨味要素とのバランスも非常に良くなった。しかし魚が強化されたことで今度は動物系のスープが引っ込んでしまって、元々油分も少ないラーメンなのも手伝って、ラーメンというよりも日本そばやうどんに近い食べ物になってしまっている気がする。動物系の旨味としてはベースのスープと表面に浮かべたラードということになるが、これらの味わいが魚ダシや椎茸昆布などの和ダシに完全に負けているのだ。しかし食べ物として捉えると、開店時よりも遙かに美味しくて完成度も高いのである。ただこれをラーメンとして捉えた時に果たしてこれはラーメンなのか?と。ここらへんがラーメンの面白くもあり難しくもあるところだと思う。しかしここに来て「鰹」を主役に据えるというコンセプトの難しさを痛感する。かつて動物系素材を使わずに鰹をメインに据えたラーメンを作ったことがあるが、その時の課題はやはり「そば」にならないように、ということに尽きた気がする。

 逆につけ麺の方は魚ダシが強化されてインパクトも出てきて○。これは多分にスープと油分のバランスなのだと思う。つけ麺の方がラーメンよりも入っている油分が多いのがその理由ではないかと思う。やはりラーメンは動物系の旨味あっての食べ物なのであるなぁ。(Ricky)

2006.8.20

 砂塵です。下手なレポですがご容赦ください。先日、帰宅途中に寄り道して「しょうゆらーめん+味玉」(735円)を食べてきました。

 丼が来たときに鰹節が香り、スープも味の薄さは感じずちょうど良い濃さ。チャーシューも脂身が少なく、お肉の味も有り、その上軟らかで、白色の麺は食感も良く、味玉も半熟より固めの黄身が良い感じでした。味の濃さ=塩分の高さでは無いのが良いです。

 私にはツボに入りまくった一杯で、とても美味しくいただきました。久しぶりに美味しいと思ったラーメンでしたので、ベタボメなレポになってしまいました。乱文失礼いたしました。(砂塵)

2006.8.7

 八街に住んでいながら、なかなか行けないままでしたが、ようやく今日行って来ました。なかなか、シックな外観です。

 「しょうゆらーめん」(630円)に「味玉」(105円)をトッピングしました。話題の乱切り麺は、あまり気になりませんでした。とてもあっさりした醤油味で、うちのばあちゃんでも食べられそうな味でした。ただ、これだけでいつまで持つのかな…。Rickyさんがおっしゃっていたようにメニューを絞っているのはわかりますが、早めに、メニューを増やした方がいいと思います。

 都町には何回か伺って、「特製塩らーめん」や「おろちょんらーめん」「冷やし坦々麺」などいただきました。みんな、おいしかったです。都町の味を期待していただけに、ちょっとがっかりしました。八街ってラーメンなかなか難しいですね。めん丸とかがはやってますから。八街店には長く続いて欲しいです。(八街在住)

2006.8.6

 どうも、SATO-Cです。さっそく行ってきました。太さの違う麺を食べさせる、あの食感は面白いの一言。茹で時間の違いも、圧を変えることで調整されたりして苦労した様子です。

 スープは店名に鰹とついてるくらいなので、強烈な鰹味を考えていたのですが、意外にすっきりとした味に仕上がっていました。魚粉とかを使えばインパクトのある味にはなりますが、好き嫌いの振り幅も大きくなるので、使わなかったのは良かったのではないかと思います。家族連れが集まってきそうな場所であり、彼らを取り込めないと厳しそうですので。ただ卓上に置くとか、トッピングで出してもいいかも知れないですね。

 都町に続いてこちらも年中無休。都町のスタッフもかなり慣れてきて、店長の長谷川さんも少しは楽が出来るようになるのでは?と思ってたら、この新店の登場。毎日厨房に立ち、朝と晩には都町に行って2店分の麺打ちをしなければならない。ご主人がいつか体を壊すのではないかと少々心配です。(SATO-C)

2006.7.26

 都町で人気のラーメン店「麺工房しろきや」待望の2号店が登場である。店名こそ「しろきや」を冠しているが、その後に「鰹」とついていることからも分かるように、この店は都町の味とは全く違った別の味で勝負する店になっている。店主の長谷川氏はかねてからあっさりとした魚ダシの無化調ラーメンに挑戦したいと思っていたそうで、そこに乱切りの麺を合わせるラーメンを開発してこの店をオープンさせた。ここは以前ハンバーガーショップだったところを改装した店舗だが、外観こそそれを忍ばせるが内装は和のテイストでまとめてあって、落ち着いた空間に仕上がっている。カウンターが7席にテーブル6名用が2卓、そして小上がり席が6名用4卓と、グループ客を意識したレイアウトになっている。

 オープン当初はメニューを絞って追々増やしていくつもりなのだそう。そんなオープニングメニューは「しょうゆらーめん」(630円)「ちゃーしゅーめん」(840円)「つけめん」(680円)「お子様らーめん」(380円)のラーメン類に、「自家製餃子」(315円)あとはトッピング類におつまみ、ビール、サワーなどの飲み物類。

 「しょうゆらーめん」は店名の通り「鰹」を味のメインにしたこれまでのしろきやとは全く違った味わいのスープで、豚骨、鶏ガラベースの清湯スープと鰹、鯖、煮干しなどの和ダシを丼で合わせる無化調Wスープ。正直な感想としては非常にバランスのいい無化調ラーメンではあるが、「鰹」と銘打ったラーメンとして考えるとむしろ昆布やシイタケなどの旨味成分が前に出てしまっていてバランス的に鰹ダシが弱いのではないかと思う。かといって鰹を前に出しすぎてラーメンに大して保守的な層に受け入れられるのか、そこらへんの匙加減が難しいところだろう。具はチャーシュー、メンマ、海苔、ネギ。チャーシューの味がさっぱりと薄目に仕上げてあってスープを邪魔しないのがいい。

 自慢の自家製麺は「乱切り麺」でボリュームは150g。切り刃8番、10番、24番の3種の麺が混ざって入る。これはさすがに手切り麺ではなく、乱刃を使って切ったものだがかなりむらがあって面白い。複数の太さの麺が入っているメニューは、稔台の「麺屋嘉夢蔵」の「太平」や、自由が丘「大大」の味噌ラーメンなどでも目にしたことはあったが、その全てが乱切りというのはあまり見たことがない。手切りや乱切りの麺は麺自体の幅や厚にむらがあるため、茹で加減がまちまちになることで面白い食感になるわけだが、それが3種もあるわけだからその面白さは半端ではない。正直この麺はこういう清湯系のスープでもいいかも知れないが、味噌や濃度の高いスープと合わせてもまた面白いのではないかと思う。

 一方の「つけめん」はラーメンとは異なり、24番を外した太めの2種の麺を混ぜている。切り刃8番でおよそ4mm弱、10番でおよそ3mmの太さ。こちらは225gのボリュームだがするすると一気に食べきってしまう。都町の麺よりもクセがなく、都町の麺が限りなく中華麺寄りだとすれば、八街の麺はうどんに近い方向性を持った麺である。バランス的にこちらの方が魚ダシを強めに配してあるそうで、鰹の風味が前に出ていてよかった。また「自家製餃子」は都町の餃子とは全く違った味わいで、ボリュームもあってしっかりした餡がたっぷり。表面がカリッと焼き上げられていて、反対側がもちっとしていて美味しかった。

 いずれにしても八街に有力な新店の登場。今後のメニューの充実が期待される。(Ricky)

2006.7.24