麺匠真武咲弥 坂月店


麺匠真武咲弥 坂月店


外観(13.11.5)
炙り味噌らーめん(13.11.5)
炙り辛味噌らーめん(13.11.5)

味噌つけ麺(13.11.5)
房総からあげ(13.11.5)

幻の宝永餃子(13.11.5)
そぼろ丼(13.11.5)

房総からあげお持ち帰り(13.11.5)
所在地 千葉市若葉区加曽利町412-24
電話 043-214-1877
営業時間 11:00〜22:00
定休日 不定休
アクセス 京葉道路「貝塚」IC下車、国道16号線を木更津方面へ。国道126号線(東金街道)を左折し東金方面へ。国道沿い左側、駐車場あり。千葉都市モノレール「小倉台」駅最寄り(徒歩難)。

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 札幌、渋谷の人気店「麺匠真武咲弥」がまさかの千葉進出。しかも場所は東金街道沿いの大型店舗である。千葉への進出も驚いたが、大型店舗というのも正直驚いた。以前デイサービスだった場所を全面改装したという店舗は、大きな看板と暖簾が目立つ作り。店内は厨房に面した形でストレートカウンターがあり、中央に大テーブルがあるが、他はテーブル席が主体で、個人客のみならずファミリーなどグループ客にも使いやすいレイアウト。厨房は全面開放していて、鍋を振る音などが良く聴こえてくる。ライブ感あふれる雰囲気がラーメンを期待させる作りだ。

 メニューは味噌に徹底的にこだわったラインナップで、醤油や塩などは置かれていない。「炙り味噌らーめん」(740円)「炙り辛味噌らーめん」(840円)「味噌つけ麺」(780円)「辛味噌つけ麺」(870円)と至ってシンプル。あとはこれらにトッピングを増やしていくスタイル。またサイドメニューとして「房総からあげ」(5個460円/3個280円)「幻の宝永餃子」(360円)がプッシュされており、それぞれのハーフサイズに半ライスや漬け物をセットにしたものが240円で置かれている。使いやすくてリーズナブルなメニュー構成になっていると思う。

 こちらの基本メニューとなる「炙り味噌らーめん」は、渋谷に較べるとラードも少なめで調味もマイルド。信州白味噌に北海道の赤味噌である紅一点をブレンドした味噌ダレは、スパイシーながらも甘みがあってまろやかな口あたり。純然たる「純すみ系」だとかなり油も強くて味も濃くなるところだが、食べやすく優しい味わいに仕上げてきた印象。おろし生姜が別に添えられていて好みで生姜増しも出来るので、途中で溶かして自分好みの味に変化させることが出来るのが良い。ベースのスープは豚骨清湯で、そこに野菜や昆布の旨味が加わったもの。味噌の調味がさほど強くないので、スープ本来の味わいも感じられる。そしてもちろん札幌ラーメンの製法を忠実に守り、味噌ダレを中華鍋でしっかり炙ってスープと一緒に焼いているので、ただ溶かしただけでは出来ない一体感がある。麺は札幌小林製麺の縮れ太麺で、ザ札幌の味噌ラーメン、という麺。硬めに上げてあってスープをよく拾い上げてくる。

 「炙り辛味噌らーめん」は唐辛子をプラスしたもので直線的な辛さ。通常でもかなり辛めだが、控えめや大辛、激辛も選択可能。また「味噌つけ麺」はかなり粘度の高いつけダレが印象的で、白よりも赤味噌の方が強めに効いたバランス。平打ちの多加水麺はもちもちとしていてツルッとした麺肌も心地よい。「房総からあげ」は何が房総なのかの説明は無かったが、味噌マヨネーズがついてくるところが面白い。味はしょうゆ味とニンニク味の2種類。テイクアウトも出来て、冷めてもカリッと美味しい唐揚げだった。「幻の宝永餃子」は北海道で人気の「宝永のぎょうざ」を取り寄せたもので、大きく皮がもっちりとした餃子はなかなか美味しい。

 純すみ系のパンチを期待するとやや肩透かしをくらうかも知れないが、高いレベルでまとめあげた味噌ラーメンを提供していると思う。ラーメン好きとしてはもっと尖ったメニューも期待してしまうところだが、地方ロードサイドの大型店舗と考えると、ターゲットも異なるので無難にまとめている印象だ。面白いのはこちらのPOSシステムはiPhoneやiPadを使ったもの。スタッフが手に持っている端末はiPhoneで、レジの表示もiPhone、操作画面はiPadになっているので、興味がある人はチェックしてみては。端末の操作をはじめホールオペレーションなどが少々もたつく面もあったが、それはじきに改善されるだろう。来月つくばにオープンする店はFC店だが、こちらは直営店ということもあって、店主の奥村氏も定期的に厨房に入るそう。唯一醤油や塩などのラインナップが置かれていないことが、一般ユーザーの支持を得られるかが気になるところではあるが、味噌ラーメンのニーズが高い千葉なので十分受け容れられるのではないかと思う。(Ricky)

2013.11.5


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