三軒屋製麺


外観(12.8.2)

魚介豚骨つけ麺(12.8.2)
野菜ポタージュつけ麺(12.8.2)

濃厚中華そば(12.8.2)
ぶっかけ飯(12.8.2)

所在地 長生郡長生村七井土1746
電話 0475-47-3393
営業時間 11:30〜14:30,18:00〜22:00
11:30〜22:00(土日祝)
定休日
アクセス JR外房線「八積」駅下車。県道227号線を国道128号線方面へ。「八積駅入口」交差点を右折し茂原方面へ。国道沿い右側。駐車場あり。

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 いすみ市の人気店「らぁ麺三軒屋」による新業態店である。国道128号線沿い、八積駅入口に程近い場所にある大型店舗で、ここは以前「てっぺん堂」という三軒屋系列のお好み焼き店だった場所だが、2011年3月にラーメン店「爆裂三軒屋」として営業していた。今回は一年半振りにコンセプトを一新してのリニューアル。テーマは店名の通り「麺」である。これまで座敷があった場所を改装し、別の場所にあった製麺機能を店内に持ち込んだ。ここでこの店の麺はもちろん、系列店の麺や他のラーメン店にも麺を卸す模様。店内からはガラス越しに製麺スペースを見ることが出来るようになっている。

 麺をテーマにしているだけあって、メニュー構成は「つけ麺」推し。つけ麺のバリエーションは4種類で「魚介豚骨つけ麺」(750円)「和風だしつけ麺」(730円)「野菜ポタージュつけ麺」(830円)「四川坦々つけ麺」(800円)。その他、麺を味わうメニューとして汁無しタイプの「とろろ山かけ中華麺」(500円)がある。さらにラーメン類は「濃厚中華そば」(800円)をはじめ数種類。和え麺類も「和え麺」(780円)他3種類。シンプルな構成ながら、一通り全部揃っている印象を受ける。

 看板メニューの「魚介豚骨つけ麺」(750円)は、いわゆる昨今流行の豚骨魚介味。豚骨と鶏ガラを長時間煮込んだスープはかなり粘度が高めで濃度も高い。甘味が強めの味付けになっていて酸味はほとんどナシ。唐辛子が効果的に使われている。自慢の麺は12番の太麺で「傾奇者粉」を配合したもの。しっかりと茹でられていて食感も悪く無い。良くも悪くも期待通りのつけダレと麺の組み合わせ、という印象。通常で250gのボリュームで、中盛300gまでは無料。面白いのは麺の締め方に「あつもり」「ひやもり」「氷締め」があること。

 もう一つの看板メニュー「野菜ポタージュつけ麺」(830円)は、予想に反してかなりの出来の良さでビックリ。以前、茂原店で出していたベジポタ系の路線でいくのかと思ったら、まったく新しいスープになっていた。ニンジン、小松菜、レタス、茄子やリンゴ、レモン、葡萄など、26種類の野菜や果物をペーストにしたものを炒めて、そこに白湯スープを合わせたスープは野菜臭さなどはなく、まろやかで深いコクがある。これはありそうで無かった味でとてもいい。太麺との相性も悪くなく、ぐいぐいと拾い上げてくる。個人的にはこのメニューが一番気に入った。

 「濃厚中華そば」(800円)は上記豚骨魚介つけ麺のラーメン版。しっかりと動物系素材の旨味と魚節や煮干しの味わいが見事に溶け合っていて良い仕上がりだと思う。麺は太麺。そしてラーメンやつけ麺の〆にオススメだというのが「ぶっかけ飯」(180円)。ご飯の上に濃厚なチーズソースがかかっていて、そこにラーメンのスープやつけダレを入れて食べる。この美味しさも反則技だな。

 三軒屋の今までのノウハウは随所に活かしつつも、麺という新しい切り口で攻め込んだ新店は、かなり完成度満足度の高い店だった。ラーメン好きにも一般客にも満足出来る店ではないかしら。敢えて言うなら、昨今ロードサイドで「〜製麺」というと「うどん店」が多いので、こちらの店も外から見たら一瞬うどん店と思われてしまうかも。(Ricky) Check

2012.8.2