麺屋 玲


麺屋 玲


外観(13.1.9)
カマニボ塩(13.1.9)

所在地 千葉市若葉区西都賀3-5-1
電話 043-254-0607
営業時間 11:30〜15:30,18:00〜21:30
※スープ切れにて終了
定休日
アクセス JR総武本線・千葉都市モノレール線「都賀」駅西口下車。ロータリーを直進、道沿い右手。駐車場あり。

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 都賀に昨年8月オープンした新店。以前「魚介麺処滔天」があった場所の居抜き物件である。なかなか足を運べずにいたが年明けて早速の訪問。事前情報によると滔天同様、こちらも同じ都賀の「海空土」出身の方なのだとか。店に入ると店主さんが「山路さんですよね?ようやく来て下さいましたね」と。なんだか申し訳ない気分にもなったが、別にオープンのご案内を頂いたわけではないし、まぁ半年以内に来たんだから大目に見て下さい(苦笑)。

 店内には色々と手書きで蘊蓄やこだわりが書かれていて、使っている調味料なども並べられている。こだわりを主張しまくっている感じだ。券売機に目をやるといきなり「ライス」なんてボタンがあるから面食らう。TKGや麺大盛などをやり過ごして、ラーメン類は3段目から。ラーメン類も結構種類があって「味噌らーめん」(800円)「鶏白湯味噌らーめん」(800円)「カマニボ塩」「カマニボ醤油」(700円)「醤油らーめん」(750円)「肉つけめん」(700円)とそれぞれのバリエーションが。もうどれを頼んだら良いのか分からないので、ご主人に伺ったところ「オススメは味噌ですが、珍しいのはカマニボですね」と。そりゃ困った。どうしようと思っていたら、せっかくなのでカマニボはどうですかと。カマスの煮干しを用いたスープということなので、それをチョイス。塩と醤油のうちオススメは塩だというのでその通りに。

 出て来たラーメンはパッとみた印象が「沖縄そば」のよう。藤代製麺に特注した平打ち麺が余計にその沖縄そば感を演出している。具材も非常にシンプルで乗っているのはチャーシューとネギだけ。スープは塩度が控えめで化学調味料も不使用なのでラーメンを意識するとかなり物足りなさを覚える。しかしその分スープはカマス煮干しの出汁をしっかりと感じられるもの。そこに秋刀魚節の塩ダレだけを合わせていて動物系素材は入っていないように思う。シンプルな見た目といい、カマス出汁と秋刀魚節ダレだけの設計といい、ちょっとこの地域ではハイブロー過ぎるんじゃないかなぁ。多分難しくて理解出来ない人が多いのではないかしら。卓上にある「特製焼旨塩」を入れると表情がガラリと変わるので、物足りなさを覚えた人は是非入れてみて欲しい。

 被災した仙台などの食材を積極的に用いたり、メンマは使わずに自家製の干し筍を用いたりと、様々な部分で店主さんが頑張っているのは物凄く伝わるのだけれど、何を伝えたいのかがぼやけている印象は否めない。取り敢えず「ラーメンが好きで素材にこだわって色々と挑戦していく店」という理解を僕なりにしたのだけれど、果たしてそれがどこまでこの場所で通用するのか。ぜひ頑張って頂きたいなぁと思った。(Ricky)

2013.1.9

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