麺家乱風(閉店)

外観(00.10.21)

ラーメン(00.10.21)

チャーシュー麺(00.11.10)

味噌ラーメン(01.2.28)

ラーメン海苔増し(02.4.2)

醤油ラーメン(02.4.20)

基本メニュー 醤油ラーメン(600円)
所在地 千葉市稲毛区園生町138-19
電話 043-206-8155
営業時間 18:00〜24:00
定休日 火・水・木
アクセス JR総武線「稲毛」駅下車。穴川インター方面へ直進。園生交差点を左折し、県道72号線(穴川天戸線)へ。道沿い左側。UNIQLO手前。徒歩難。駐車場あり。

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 店主が店に戻ったとの噂を聞いて久々に乱風に行ってみました。味噌を前面にした展開でしたが、チャーシューめんにしました。

 出てきたのは透き通ったスープに鶏油が浮いた塩味でした。以前と同様に店主が色々試しながら作っているそうです。久しぶりの乱風は昔々の豚骨醤油味の頃から感じていた角の無い丸い味がしました(鶏油と言っても鶏だけではなく他の材料も色々入っているそうです)。スープを濁らせないチャーシュー(肩ロース?)、スープの味を曇らせないメンマも健在です。

 暫く間が空きましたが私にとってはまた通えるお店が復活した感があります。店主の探究心に溢れた姿勢にも惹かれます。皆さんにもお勧めです。(うめ)

2006.3.20

 前回「煮干でガツンといきますよ!」との店主の言葉の術中にハマリ、定点観測せざるを得なくなってしまった乱風。そろそろどうかな?と元祖発掘者Jラ渋渋氏を連れてのレポート第3弾になりました。その日は風が強い日だったので、もしや休業?と心配はしたものの、無事入店。「今日は海まで行ったんですけど、悩みに悩んで引き返して来ました。」と店主(笑)

 今日のラーメンを見ると、今までで一番表面の油が多く、かなり動物系のダシが出ておりました。総合的なバランスはよく、力強いしっかりした味わいであったものの、期待していた程「魚ダシ」が感じられず、煮干系とはちょっと違うかな?と思い話を伺ってみました。今回は試しにチャーシューをスープの寸胴で一緒に仕込んでみたそうで、かなり動物系に寄った出来になったとの事。ここのチャーシューは結構ジューシーだったのだが、ビールのツマミで先に食したチャーシューが意外にボソッとしていたのはこの為だった様だ。私的には前回までのパターンが好きだったのですが・・。

 また今回の魚ダシの取りかたは、カタクチイワシの煮干だけで、小アジの煮干は使わなかったとの事。それでか魚介の風味は控えめな感じ。しかしスープはかなりキリッとした印象で、前回のネックだった「甘味」はほとんど気にならない。後味もすっきり。これは店主が突然の思いつきで、タレに初めて「白醤油」を使用してみた効用かと思われ、非常にシンプルでソリッドな味わいに結果的には○。店主曰く「まだ納得できないので、まだまだいじります!」っと意気込み充分。って、いつまで通えばゴールが見えるのかしらん。(とみ)

2002.4.28

 豚骨醤油から和風魚ダシへ劇的な変貌を遂げた麺家乱風。前回訪れた時に「また来週には違うものになりますよ!!」との店主の言葉を確かめるべく、半月ぶりに訪れた。

 前回と同じ「醤油ラーメン」(600円)をデフォでオーダー。半月前の感想は、色々手をかけて内容も濃く、レベルは高いスープではあったが、味の要素が多すぎてそれぞれの素材の個性が際立たない中途半端な印象であった。

 今回はビジュアル的には大きな変化はないが、よく見ると前回の風味の一要素役のアサリが乗っていない。思わず聞いてみたが、「あさりダシ」は止めたそう。とり急スープ一口目の感想は、前回のカラーは変わっていないものの、大分シャープになり、すっきりした印象。アサリを引き算した以外に、前回に比べ何かボッテリした味わいも無くなった・・。「そうか、マグロも止めた?」との読みはビンゴであった。ちなみにタレも前回より濃い目のハッキリした味わいに変えていた。あえて前回と比べれば、大分シンプルに整理された感じで、和風としては落ちついたまとまりのある出来。しかし「魚介系」と謳うには、まだ若干おとなし目かなぁ・・。

 あと、前回から麺も色々試したそうだが、やはり引き続き従来の太麺を使用しており、スープがシンプルになった分、前回より相性は良くなった感じか?(やはり店主は珍来のような太麺が好きで、こだわりたいそうだ。)しかし、この麺結構伸びるのが早く、しかもふやけると甘味が増す。そこに表面のピーナツ油の甘味も手伝って、食べ終わりの頃にはスープ共々まさに「うどん」の甘いつゆの味になってしまう。これは店主も困っているそうで、その対応策のため、タレを濃い目にしてみたそうだ。

 店主によれば、今回のスープ構成はベースは変わらず丸鳥とゲンコツ。そこに(使用量の順に)小あじの煮干、サバ節、カツオ節。仕上にピーナツ油を使ったネギ油を。店主はあれから九十九里一帯で食材を捜し歩き、そこで見つけた加工業者から「小あじの煮干」を仕入れ、気に入ったそうだ。来週からはそこで作られた「かたくちいわしの煮干」も加え、さらに煮干感を強調したいとのこと。(その煮干は、脂の少ないイワシを選別して丁寧に作られているそうで、吉祥寺の名店「一二三」もそこから仕入れているという逸品だそうだ。)「今でも充分まとまってるからこんな感じで良いんじゃない?煮干は個人の好き嫌いがあるからこのぐらいでも・・。」と私が言うと、店主は「いやもっと強烈にしますよ!」と鼻息荒げ。

 最初の和風のトライからも確実に正常進化を遂げており、さらにこれからの変化も期待できそう。私的には星三つ半。さらに要注意観測。しかも千葉市周辺では深夜の24時まで営業されている「魚介系」って皆無だから、乱風はかなりおいしいポジションに変わったかも知んない、これって結構嬉しいかも。(とみ)

2002.4.20

 ご近所でありながら非常に勝率が低いのが(味ではなくてお店の営業自体がね)このお店。今のところ3勝11敗ぐらいか。(相撲取りならとっとと見切りをつけてしまうが)実は今ひとつ積極的に通わなかったのは、営業時間のせいでなく、私にとって「ツボ」に当てはまらないその味の方向性だからでもあった。しかし、先日の「魚介系和風に変わった」という話を聞いたからには、晴れて「定点観測店」の仲間入り。

 今回は醤油ラーメン(600円)に海苔増(100円)をオーダー。と、同時に「味変えたんだって?」と店主にジャブを入れながらカウンターを見ると、まずどんぶりからしていかにも和風!といったタイプに変えられている。なかなか気合充分(笑)。出されたラーメンにはデフォで海苔、煮玉子、メンマ、ネギ、ワカメそしてボイルした殻付アサリが3つほど。

 店主に聞くと、新しいスープの構成は動物系に丸鳥と豚骨。これにマグロのカシラ(!)を下処理して丸ごと寸胴に入れているそうだ。他にカツオ節・煮干と昆布で和風魚介のテイストに仕上ているとのこと。この新しいスープ、今の段階で率直に例えるなら、麺屋あらき@実籾の「あっさり」と風@西千葉の「醤油あさり」を足して2で割った感じかなぁ。しかし他にどこかで味わったような記憶が・・?と悩んでいると、店主自ら「実は、博士ラーメン好きなんですよ」とタネあかし。をを、そうかと納得。

 そう言えば、前の情報で「シイタケの味がどうも・・」とあったが、今日はそれは全く感じなかった。聞いてみれば「お客さんに不評だったんで、思いきって辞めました。」とのことで、アサリはボイルしただけ。茹で汁はタレに加えて風味付けしているそうだ。

 実際のスープの味わいは、これと言った強い個性は感じられず、名脇役たちの淡々とした舞台を見ている感じ。良くいえばそれぞれが出しゃばらず、マッタリした調和のとれた渋めの展開ではあるが、逆に言えば際立った個性を持つ「主役」が不在でもあり、そのおかげで印象がどうも薄く、メッセージが良く解らない。確かにマグロの頭、と言えば話題として面白いが、コクはあるもののインパクトがない。確かにツナのような当り障りのない味だし。店主も今ひとつ特徴が無いことを気にしており、今後は個性やインパクトを出す工夫をしたいそう。とりあえずまた来週に煮干系の食材を探し歩く予定だそうで、他にベースの丸鳥もブランド地鶏、玉子も地鶏卵にチェンジしてみる事。おいおい、気になってまた来なきゃいけないぢゃな〜いですか(爆)。

 あと、麺については前の豚骨醤油の物から変わっていなかったが、これはどうも和風系には×。しまりが無くてイカン。また、以前からチャーシューはなかなかイケルと思っていたが、さらに香ばしく変わって◎。新たにオーブンで焼くようにしたとの事。

 最後に、「なんで豚骨から和風に思いきって変えたの?」との問い掛けに、「豚骨ってある意味力技で、ひたすら手間がかかるんですよ。そうなるとウィンドサーフィンの大会なんかで時間取られると、なかなか良い状態のものが出せなくて申し訳ないんです。」と、プロサーファー兼業のご主人の本音を聞けた。実際、兼業のラーメン屋、てのも賛否両論あるかも知れないが、私はそれで良いと思う。仲間のサーファーはみなプー太郎だそうだし(笑)

 余談だが、ここはビール中ビンでなんと380円!私の知る限り2番目に安い。(一番はこまつや@船橋の350円)これで昼間も呑めりゃ渡りに船、なんですがねぇ。(とみ)

2002.4.2

 ちょっと前に「ほうれん草がワカメに変った」との話があった乱風ですが、先週の土曜日から大きく変りました。「豚骨」ベースのスープだったのが「和風さっぱり味」になりました。先週の殆どをお休みして新しいラーメン創りに費やしたそうです。

 詳しい事はわかりませんが、基本の「ラーメン」は和風さっぱり味、麺は以前と同系統、具は、ねぎ、チャーシュー、海苔、ワカメ、メンマ、味玉、アサリが入っています。ゆで卵→味玉になりました。

 アサリは醤油、椎茸等で味付けをした独特のもの。アサリの味が具だけではなく、スープにも感じられます。椎茸が苦手な私はちょっと・・・・。椎茸とアサリの味が強いのでメンマの微妙な味がわかり辛くなってしまったのはちょっと残念でした。的確な表現ができません。

 ご主人は「どんどん改良していきます。これからはこの(和風さっぱり)路線で行きます」との事でした。思いっきり変りましたが、感想は「前と同じ人が創っているんだな」と感じました。(うめ)

2002.3.25

 先週はこの店の夏休みが終わるので、楽しみにして行ったがふられ、1週間行くことができず、本日改めての出陣となった。例によって家族5人で訪れた。開店の18時を10分程過ぎたころ、店に入った。入ると、お客は2人。少し年配のご夫婦だった。また、様子から初めてのお客さんではなく、リピーターのように思えた。

 ご主人らしき方はネギ正油チャーシュー、奥様の方は正油チャーシューとずいぶんボリュームのある物を注文されていた。この店のお客さんは比較的若い人が多いと思っていたのだが、このように年配の方も来られるとなんだかうれしい気がする。別に自分の店でもないのに、そう感じるのはおかしい事なのだが....

 さて、久しぶりの乱風のラーメンだ。ラーメン5人前と水餃子2人前を注文。自分は正油大盛りを頼む。今日の乱風は主人1人で切り盛りしてしていて、ちょっと水餃子に手間取ったのか面の茹で加減が少し過多であった。スープはこくの点でもう少しという感じ。休み明け何日後なのか聞いていないが、スープは日毎によくなると思う。チャーシューはとても柔らかく、噛むとしっかり味がついており美味である。チャーシューは「どうぞこのまま」にしてほしい。

 いつも帰るとき、ご主人からお味はどうでしたかと聞かれるので上記の事をお話しした。ご主人は「わかりました。麺は軟らかかったですか、申し訳ありませんでした。」と言われていた。また、下の子どもが食べている途中で、一日の疲れが出たのか少し疲れた様にしていたが、ご主人は非常に気遣ってくださった。

 ご存知のようにこの店は強風時は急遽休みになる。ご主人はウィンドサーフィンがラーメンづくりと同じくらい好きだからである。そのことは店内には表示されている。従って、やっていると思って行っても店が閉まっていることがある。けしからんと思われる向きもあると思うがわたしはご主人の勝手だと思っている。片手間で、いいかげんにラーメンづくりをしているのなら別だが、この人はそうではなくラーメンづくりも大変好きで、いいものをつくるための工夫、トライをする気持ちが大変強い人である。これまでのお話からも自分はそう思っている。(ちゃんちゃこ)

2001.8.25

 ほぼ1ヶ月振りにこの店を訪ねてみた。今日も前回同様店員の方一人で切り盛りしていた。いつものように券売機に目をやると、「みそラーメン」の文字が。をを、今までにはなかったぞ、というわけで早速注文してみることに。

 麺、基本のスープ、具は通常のラーメンと一緒である。要はスープが味噌になっているという違いであるのだが、その味噌スープが濃厚で熱くて北海道ラーメンのベクトルを感じさせる味わい。しかも鶏油も浮いているのだから、これはあまり食したことのない味噌ラーメンという印象である。これはこの店の定番メニューのネギが入ったものを味噌で頂くとまた格別かもしれない。何気なく立ち寄ってよかったよかった。リピーターには是非お薦めの一杯であった。(Ricky)

2001.2.28

 ちゃんちゃこ氏のレポを読んで、夜久々に足を運んでみた。この日はご主人はお休みだったようで、店員の方1名でやっておられた。券売機でラーメンを注文し、カウンター席に着く。客は私の他に3名程。厨房では麺を計量器で計り、茹ではじめている。機能的に配置された厨房は仕事がしやすそうである。

 程なくしてラーメンが到着。麺の茹で加減食感共に申し分なし。スープは確かに味の方向性が変わった様である。しかし私の印象としては今日のスープは今一つ。かえしとのバランスが今一つでスープがかえしの力に負けてしまった感じ。よって気持ちしょっぱい印象は受けた。しかし十分及第点のスープ。注文を受けてから切るチャーシューは相変わらず美味。ご主人がいなかったので聞けなかったが、新しい仕入先の肉なのかもしれない。食感が以前に増して柔らかくとろけるようであった。

 駐車場の有無というのは確かに重要なポイントで、この店の前の道は交通量も激しく路駐はまず出来ない(無論どんな道でもダメなところはダメなのだが)駐停車禁止指定されてもいいような場所である。交通量が多い道沿いだからこそ、集客力も駐車場の有無で変わってくるのではないだろうか。(Ricky)

2001.1.22

 夜、何回か店の前を車で通ったがお客さんが少なく心配していた。自分が行く時は空いていて、それ以外は満員で店が続いてほしいと願うのは自己中心的とは思う。この日は久しぶりに家族5人で来た。

 前回と同じくチャーシュー麺を注文した。麺は問題なし。スープの味は少し鶏油の味が前に出たなという感じ。以前、スープはいろいろと工夫しているとのことであったが、自分としてはいい味に落ち着いたと思う。例のメンマも心なしか、辛さが和らぎ麺に合っているように感じる。チャーシューも前と同様柔らかく美味。ラーメンとしてかなりレベルの高いものと言えるのではないか。また以前あった「ゆで卵サービス」はなくなってしまったようだ。外の電光板ではゆで卵サービスの表示があるが、店内にはないし、店の人からも言われなかった。気が弱いのでこちらからは聞けなかったが、なくなったのだろうと思う。

 しかし、気になることがある。この日は日曜日、しかも夜6時半という飲食店にとってはゴールデンタイムのはずなのだが、客は我が家の5人だけ。途中、かろうじて男性が一人入ってきたのみ。大丈夫なのだろうか。多くのラーメン好きな方々に、ぜひ乱風を応援していただきたい。その値打ちがあるラーメンである。麺家乱風のラーメンがこれからもずっと食べ続けられることを願ってやまない。(ちゃんちゃこ)

2001.1.14

 以前も足を運んでおり、実は2度目です。日々研究中との噂を聞いており、期待して行きました。店内に入るなり、以前は感じられなかった深い豚骨の香りが充満しており、予感するものを感じ、叉焼麺をオーダーしました。中太の麺は程よい腰があります。汁もダシが良く出てはいるものの、もう少し濃い目だと私にピッタリと思いました。なにより今回からゆで卵無料サービスに感動でした。(笑)醤油豚骨ファンにはおすすめのお店です。今後も期待したいと思います。(渋渋)

2000.12.2

 初めて訪れたが空腹であった事もあり、チャーシュー麺をオーダーした。

 4人分を作っていたが、湯切りは店の人2人が2つずつ、しっかり湯切りしていた。麺の感触はよい。スープは豚骨醤油の家系に鶏油が入ってマイルドなと言うかソフトと言うか、味は家系よりもあっさりした感じであった。本サイトで注目店として紹介されていたがその通りだと思う。スープもいろいろと工夫されていると聞くが、今後、楽しみである。メンマはたくさん入っており、うれしい。自分はメンマが好きで、おいしく食べさせてもらったが、既報告者も述べられていたようにメンマの味が際立って強い。辛い。もう少し押さえてスープに合うようにされた方がよいと思う。ゆで卵はサービスとやらでラーメン一杯につき1個が無料であった。うれしいサービスである。

 当日はサラリーマン風の男が6人カウンターに並んで座っており、酒盛り状態であった。そして、タバコをぷかぷか。けむりがこちらにまともにあたり、ひどい状態だった。よっぽど、言おうかと思ったがやがて帰りそうな感じがしたので我慢した。実は自分もヘビースモーカーなのだが、物を食べる時は吸わない。まわりに迷惑であるし、食べる時は吸いたくない。酒を飲む時は吸うが、ラーメンは酒のつまみではない。店主にはぜひ禁煙とされる事を検討いただきたいと思う。愛煙家からすると餃子や野菜炒めでビールを飲んで、ラーメンで仕上げる店ではタバコを吸いたいが、そのような店は世の中にいっぱいある。乱風がその役割を引き受ける必要はない。実力店である乱風のラーメンを食べに来たい人は煙は望まない。(ちゃんちゃこ)

2000.11.22

 開店してしばらく経ったので、スープはどのように変化したのか、楽しみでやって来た。店主は「大分安定してきました」とおっしゃっていた。今回はデフォのスープを味わおうと、未食の「チャーシュー麺」をオーダーする。

 今回は開店当初とは違い、まず湯切りに気合いが入っていた。麺は硬さも申し分ない。具は肉厚のチャーシューがどどどんと並ぶ。このチャーシューが大変美味。じっくりと醤油に漬け込んだという煮豚だが、周囲があぶったかのような歯ごたえ。しかし現在肉屋と交渉中で、更に進化したチャーシューがお目見えする予定だそうで、これも楽しみである。また、メンマも穂先を使い、面白く仕上がっている。問題のスープは店主が自信を持っているだけあり、コクと深みが前回とは数段違っていた。鶏油のバランスなども研究されたようで、家系好きの私としては前回よりも断然こちらが好みである。

 敢えて難を挙げるなら、メンマの味付けが強すぎてスープに馴染んでいない気がした。単純に家系にはメンマがないので、私が豚骨醤油のスープとメンマの組み合わせに慣れていないだけかもしれないが。いずれにしても定点観測店になったことは間違いない。(Ricky)

2000.11.10

 JRA準会員の渋渋が見つけた新店。早速足を運んでみた。場所は宮野木エリアで、穴川方面から新検見川へ抜ける県道沿いにある。よって駅から歩いてという距離ではなく、車でのアクセスが妥当である。しかし周辺に駐車場はない(どうしろと言われても困るが)。店構えは実に立派、店の前には口上が掲げられている。「麺は豪気にして太く、汁すくいあげるごとく程良く縮れ、水極上にして、その汁コクと旨味類なし、薬味またよし」なのである。ほほぅ。

 店内は変形コの字型のカウンター14席。入口に食券販売機がある。水はセルフサービス。早速デフォの「ラーメン」そして店名を掲げた「乱風ラーメン」を注文する。店主はじめスタッフはお揃いのTシャツを着ている。店主は横浜の十日市場にある「一寸法師」で修行を積まれて、18日にこの店をオープンされた。

 麺は太めの多加水麺、多少湯切りに甘さがあったが、茹で加減は◎。スープはゲンコツと背骨を使用した豚骨醤油スープで、表面には鶏油が浮く。家系のスープをよりおとなしく上品に仕上げたスープという印象である。修業先の一寸法師は洋食出身の店、洋食のコックさんの技術が生かされているのかもしれない。ただ、温度がちょっと低かったのが残念。具はモモ肉チャーシューにメンマ、ネギ、海苔、ホウレンソウ。チャーシューは脂が少なく、味付けもおとなしくて上品。また「乱風ラーメン」はいわゆる全部乗せで、辛みネギやゆで卵が加わり、海苔も丼をぐるりと一周する。ネギもそれほど辛さを出していないので、スープの旨味を殺さない。

 「日々スープをよくしていきますので、期待していて下さい」とはご主人。今後が楽しみな店の開店である。ちなみに当面は深夜0時頃で閉まってしまうので要注意。(Ricky)

2000.10.21