ラーメン来来亭 千葉花見川店



外観(12.4.30)

ラーメン(12.4.30)
こってりラーメン(12.4.30)

チャーハン(12.4.30)
ギョーザ(12.4.30)

所在地 千葉市花見川区さつきが丘1-46-12
電話 043-301-5255
営業時間 11:00〜24:00
定休日 なし
アクセス 東関東自動車道「千葉北」インター下車。国道16号線を千葉市内方面へ。長沼交差点(県道69号)を右折(船橋方面)。広尾十字路(ヤマト運輸)を左折、道沿い右側。ジョナサン先。駐車場あり。

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 滋賀に本社を構える京都ラーメンの大型チェーン店「来来亭」が、いよいよ千葉県に初進出を果たした。1997年に創業し、以来京都を中心に関西圏や中京圏で100店舗以上もの出店を重ね、関西エリアでは知らない人がいない存在である。関東進出は2009年の暮れに座間市に出店したのが最初で、その後神奈川へ重点的に出店。現在関東では神奈川8店舗、東京2店舗を展開。今回千葉に初出店となった。千葉や船橋、松戸、柏などと言った都市部ではないが人口はそこそこあり、国道沿いなどの大通り沿いでもないが住宅が近く車もよく走っている通り沿いという今回の出店場所は、この会社の戦略が垣間見える気がしてなかなか興味深いものがある。

 連休中の午後3時頃にお邪魔。オープンして間もなくかつ時間が中途半端ではあったので、さすがに待ちこそ無かったが店内はほぼ満席。厨房に面して長いストレートカウンターがあり、小上がり席がズラッと並ぶ。出来立てピカピカの清潔感ある新店なのに、どことなく老舗感漂う落ち着きがあるのが面白い。スタッフは新店と思えないほどオペレーションに乱れもなく、声も良く出ていて気持ちよい感じ。ラーメンの好みなども全て聞き分けて間違えている様子も無かった。キッチンスタッフも手際が良くて調理ペースも早いので、バンバン料理が出て来る。

 メニューは非常に分かり易く、ラーメン、ご飯系、定食といわゆる「街のファミリー中華」である。そういう意味では「餃子の王将」とほぼ同じ感覚で捉えて良いと思う。王将が餃子を軸に据えた店であるのに対してこちらはそれがラーメンという感じ。麺類は基本の「ラーメン」(650円)の他「こってりラーメン」(730円)「葱らーめん」(880円)など8種類。定食は「ギョーザ」や「豚キムチ」「アジフライ」「牛レバー唐揚げ」などにラーメン(追加料金で種類の変更も可)と小ライスがついて880円〜という価格だ。というわけで、この日は同行者がいたので「ギョーザ定食(ラーメン+ギョーザ+小ライス」(880円)と、「チャーハン定食(こってりラーメン+チャーハン)」(930円)を注文する。

 基本の「ラーメン」は鶏ガラベースの半濁醤油スープで背脂が浮いていて、醤油が強めに立っているバランス。「こってり」はその背脂が多くなっていて、ベースのスープも白濁になっている。麺は中細ストレートで密度が高くしっかりとした麺。「ますたに」などの京都背脂ラーメンの基本をなぞっている一杯だと思う。チャーシューはもちろん薄くスライスされた京都スタイル。いわゆるラーメンフリークが深夜か何かに京都ラーメンをどうしても食べたくなった時には、その欲求を満たすくらいの味わいにはなっていると思う。そして「チャーハン」も醤油の色合いがしっかりと入って丸く盛りつけられた正しいチャーハン。もちろん注文を受けてから調理している。半チャーハンが置かれていないのも正しいと思う。

普段使いという意味において、もう十二分に満足出来るクオリティ。キッチンは常に鍋の音がして活気があって、出て来るものもあまりマスプロ的でないのが良い。聞けばこちらのチェーンはスープなど各店舗で取っているのだそう。餃子の王将も餃子は各店舗で包むと聞く。やはり入って数日のバイトでも作れてしまうようなものではなく、やはり技術のある人が作るものの方が美味いのだ。勢いのあるチェーンが何故支持されているのか。そこには価格だけではないものが必ず存在するのだ。(Ricky)

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2012.4.30