和風ラーメンぽこ【閉店】


和風ラーメンぽこ

ジャンル
醤油

基本メニュー
ラーメン(600円)

場所
市川市南八幡3-4-15

電話
 

営業時間
18:30〜翌03:00

定休日

アクセス
JR総武線「本八幡」駅南口下車。線路脇に沿って千葉方面へ。道沿い右側。


 会議室に投稿のあったお店である。それを夕方書き込まれているのを携帯で確認して、その足で本八幡へ車を走らせた。場所についても会議室にレスがついていたので場所はすぐ分かった。しかし本八幡のガード脇は色々なお店があるのに驚いた。スナックや風俗のようなお店からゲームセンターや居酒屋まで、何でもあった。そんなエリアの一角にこの店「和風ラーメンぽこ」はあった。外観は和風スナックの雰囲気、というのも元々飲み屋さんだったらしい。店の看板には「当店のラーメンよりおいしい作り方があったら教えて下さい」一見自信があるようにも見えるし、読み方によっては自信がなさそうにも見える(笑)早速連れと共に店内へ入ってみる。

 店内は正に居酒屋風の雰囲気。L字カウンターに10席程。メニューに目をやると「ラーメン」(600円)「塩ラーメン」(600円)「味噌ラーメン」(700円)の文字。どれにしようかなと思っていると、ホワイトボードに「日替わりサービス」との文字。月曜日は「モヤシラーメン300円」の文字が。をを!これは安い!と水曜日を見てみると「味噌チャーシューメン700円」チャーシューのトッピングは300円なので、300円お得ということなのだろう。というわけでデフォの「ラーメン」とサービス品の「味噌チャーシューメン」を注文する。

 店内は深夜にも関わらず、ほぼ満席状態。細身のご主人が黙々とラーメンを作っている。無駄口は一切なく、寡黙にただひたすら麺を茹で、野菜を炒めている。一人でやっているのだから当たり前と言えば当たり前なのだが、物静かな雰囲気を漂わせている店主なのである。

 程なくしてラーメンが登場した。スープはちょっとにごった醤油スープで、いわゆる和風ラーメンのベクトルに沿ったスープ。煮干しや魚系のダシや昆布などの味わいがするおとなしめのスープである。ちょっと温度が低いのが気になったが…。具はバラロールチャーシューに海苔2枚、メンマにネギ、そして半割の玉子である。麺は加水率高めの幅広麺で、喜多方ラーメンの麺と言えば一番分かりやすいだろうか、少し透明度の高いあの麺である。麺箱を見ると早川製麺というところの麺のようであった。この麺自体は悪くないのだが、スープとのバランスを考えるともっとコシがある麺の方がよかった気がする。

 一方の味噌ラーメンはスープが実に甘い美味しい味噌味で、なんでも自家製特製味噌を使用したスープとか。炒められた野菜がたっぷりと乗って、しかもスープがとても熱い。私的には味噌ラーメンの方がお薦め出来る。しかしどちらも誠実な丁寧なラーメンであった。

 私達が食べているそばから先客が次々と食事を終えて帰宅の途についた。そして店の中には私達と店主のみ。沈黙が続く店内…。その沈黙を打ち破るかのごとく、店主は店内にあるラジカセに手をやった。そして流れてきたのは宇多田ヒカルのAutomatic。あくまでも寡黙なご主人。夜の本八幡に宇多田ヒカルの歌声が響き渡っていた。(Ricky)

2001.5.17