拉麺店情報

麺創房おり鶴


麺創房おり鶴

ジャンル
醤油

基本メニュー
おり鶴ラーメン(1000円)

場所
いすみ市小池611-1

電話
0470-62-2919

営業時間
11:30〜14:00,17:00〜23:00

定休日

アクセス
国道128号(外房黒潮ライン)を御宿方面へ。道沿い左側。駐車場あり。JR外房線「浪花」駅と「御宿」駅の中間程。


 この店はメールにて情報を寄せられた店である。そのメールには店の外観の写真が添付されていた。なんとなくそそられる外観だったのと、ラーメンの値段が高いこと、そして麺創房の文字に煽られて車を大原町まで走らせた。駅でいうと浪花、御宿あたりの位置になる。浪花は外房線の起点千葉駅より60.5kmの場所にある駅で、なかなかの距離である。もうちょっと足を伸ばせば勝浦である。千葉方面からだと国道128号線をひたすら下ればいい。大原町の中に入ってしばらくすると町を抜けるので、抜けたあたりから進行方向左側を気にしていれば、看板が目に入ってくるはず。

 清潔感ある和風の建物は、2階に住居スペースがあるようで、その1階を使って営業しているようだ。とはいえ、しっかり店とした作りになっていて違和感はない。むしろ周りに何もないこの場所に、新築と思しき店がポツンと建っているという意味での違和感はあるが。夕食時に行ったのだが、駐車場はほぼ満車状態で、結構混んでいる様子。中に入ると10名程の待ちがいた。店は数席のカウンターに、4名テーブル2卓、そして小上がりというか小さな座敷が2つほどある。そこを厨房2人、フロア1人で回しているのだから感心した。とにかく休んでいる暇がない。一生懸命動き回っている店員さんたち。そんな時にグループ客が食べ終わり帰ることになった。さぁ、大変だ。テーブルの上には飲み食いした食器が下げられることなく置いてある。フロアのおばちゃんはそれをいつ片づけられるのだろうか?

 と、思ったらカウンターでつまみ相手にちびちびお酒を飲んでいた若いお兄ちゃんがスッと立ち上がり、おもむろに厨房に入ってトレイとダスターを手にして出てきた。そして片づけられないテーブルに行って片づけ始めたのである。あ、この人は実はスタッフなのかなと思っていたら、それをみたフロアのおばちゃんは「あら〜、ホントすみませんね〜」(爆)でも思わず助けてあげたくなるような雰囲気なんだよなぁ。そして座敷の客も宴が終了して出てきた。今度は別の女性客がやはりトレイを持って片づけに行った。そして山になった食器を持って厨房へ入ったその女性客は、「ここに入れるんだっけ?」などと厨房の人に聞いて、汚れた食器を食器洗浄機にセットしていた(爆)。究極のセルフ店がここにあった(笑)。地元の方によって支えられている、という言葉はよく聞く言葉だが、ここまで支えられている光景を見たことがない。しかしどことなく微笑ましい、暖かい光景だ。

 そしてやっと席に通されることになり、メニューを見たらどのラーメンも値段が高い。普通のラーメンで800円、えび塩ラーメンは1300円である。何事かと思ってよくメニューをみたら、全てコーヒー、デザートがついている値段なのだとか。それが要らなければ200円引きになる。ならば普通のラーメンが600円ならまぁ普通か。メニューにはラーメンが6種類ほどに、つけ麺、そしてうどんそば、更には鰻重や生姜焼定食まであったりする。焼き鳥や刺身などの一品料理も多い。どうやらここはラーメン店というよりも食事の出来る飲み屋さんといったポジションのようだ。

 店の名前がついた「おり鶴ラーメン」は醤油ベースのスープに豚の唐揚げが乗ったいわゆる「排骨麺」。麺は一般的な中華麺で、スープも鶏ガラスープの味。また「えび塩ラーメン」は塩スープのラーメンで、こちらは炒めた野菜がたっぷり乗っているいわゆる「タンメン」。大降りの海老が一尾丸々乗っているダイナミックな一品。どちらも気になったのは塩分の高さと(飲んだ後って塩分高い方が美味しいんでしょうか?)量の多さ。飲んだ後のお客さんもこの量のラーメン食べるのかな、という感じ。麺は多分普通なんだろうけれど。スープは400cc以上はあるんじゃないかな。正直「麺創房」という名前から期待するラーメンではなかったが、飲み屋さんの締めのラーメンであるならばこんなもんじゃないのかしら。ちなみにデザートはメロンだった。

 人の好さそうなご主人が汗をかきながら一生懸命厨房で動いている姿が好印象。ついつい食べ終わった後、厨房まで自分の食べた丼を持っていきそうになった(笑)(Ricky)

2003.10.11