麺屋おおさわ


麺屋おおさわ

ジャンル
醤油

基本メニュー
らーめん(598円)

場所
東金市求名57-2-105

電話
0475-58-8141

営業時間
11:00〜14:00,17:00〜21:00
(スープ切れで終了)

定休日

アクセス
JR東金線「求名」駅下車。砂押県道まで直進し、セブンイレブンの角を右折。県道沿い左側。県営住宅求名団地手前。駐車場あり。


 麺屋おおさわで味噌を出し始めたとのことなので久しぶりに足を運んでみました。一日30食限定だという「みそらーめん」は太麺と細麺の選択が可能とのことなので、私は太麺で頼む事にしました。スープの配合比率は聞かれなかったので、味噌に関しては比率の指定は出来ないのではないかと思われます。

ほどなくラーメンが到着。10種類近い味噌を使い、さらにいくつかの素材を入れてタレを作り上げ、油にもこだわったというラーメン。味噌ラーメンの場合、タレに力を入れすぎるとその味に全体が支配されがちのことが多いが、タレのスパイシーさを生かしながらもスープの味もしっかり感じさせてくれている。バランスがかなり難しそうに思われるがうまく調整されていると思います。唐辛子の他に山椒も使っているのだと思い、聞いてみると使っていないとのこと。その代わり山椒の味を感じさせるモノを入れているそうです。そのモノとはと聞くときっぱりと「秘密です(笑)」。少なくとも私が食べた限りではオリジナルの味噌ラーメンといっていい味であり、かつ大変美味しくいただくことが出来ました。味噌のことや、油のこと、食材の事を語る店主は本当に生き生きとしています。本当にラーメンのことばかり考えているようです。

 しかしながら会議室の書き込みにもありましたが、問題は価格設定かと思います。他のメニューの醤油と塩のラーメンが500円台で食べられるのに対し、何もトッピング無しのデフォの「みそらーめん」で860円というのは少し高いと言わざるを得ないでしょう。店主の思い描く味噌ラーメンの味に向けて、惜しみなく素材を使い追求していった結果、この価格になってしまったということなのだとは思います。人によっては食する前に価格から入る人もいると考えられますし、この味噌だけ突出した価格はいかがなものかと感じます。なんとなく試しに食べてみるのには高い設定だと思うのです。

 とはいえ、店主渾身の一杯というのは間違いのないところかと思われます。既成の味噌ラーメンで満足していない方などには、ぜひ食べていただきたいラーメンです。(SATO-C)

2004.11.3


 どうにもすっきりしないのである。開店して約半年、研究熱心なご主人だからこその試行錯誤の結果、現在は醤油と塩、つけ麺をメニューに揃えて、かつスープについては自分好みの配合に調整するのだという。とはいえご主人のお薦めはまずは「ふつう(魚7:豚3)」で、次に「魚10:豚0」とのことで、その両方を試してみたのだが、うぅむ。特に魚10はうううううぅむ。いや、魚の味わいはもちろんするのである。そして節系の味わいというか「風味」も感じる。しかし、物足りない、というより物足りなさ過ぎる。別にガツンというインパクトを求めているわけではない。単純にしっかりと味がしないのである。

 魚系スープオンリーでいくならば、もっとダシが出ているなりメリハリがついていないと成立しないだろうと思うのだ。しかし、そういうスープを取ってしまったら、今度は逆に動物系スープとのブレンドが厄介になってくる。動物系と合わせる前提ならば、このくらいのスープ濃度でいいのだと思うが、そうすると魚系だけでは弱すぎる。。。要するに、この魚系と動物系の比率を10:0まで振るというシステム自体に無理があるのではないか、というのが私の結論なのですね。現段階でのこの店のスープベースで考えると、基本が「魚3:豚7」もしくは「魚2:豚8」ならば、それなりにバランスが取れたラーメンになっているかと思う。これを豚を強くする分にはある程度成立するだろうが、これ以上魚を強くするとその分スープが薄まっていき、僕の中では成立していないのである。

 そしてカエシも弱かった。おそらくこのスープの味を活かすための処置かと思うが、バランスごとにカエシを変えているとも思えないので、やはりこれもシステム的に不成立。あれだけ塩梅やバランスにこだわっていた方なのに、この方向転換はなんだろう。スープベースのバランス決定を放棄して客に委ねることは、麺の固さやカエシの量(味の濃さ)、油の有無を聞くというのとはわけが違う。前述したように、ある程度のゾーンの中でバランスを選ばせるならまだ分かるが、この2種のスープでここまで振ってしまっては。。。このラーメンは僕の中で理解不能になってしまった。(Ricky)

2004.5.23


 麺屋おおさわに、しおらーめんが登場したと聞いてさっそく足を運んでみた。最近始めたことのようだが、ラーメンのスープ、味、麺の固さを指定できるようになっていた。特にスープについては、魚系スープと豚骨系スープをそれぞれ10:0、8:2、7:3、2:8、0:10に指定できる。比率が10と0では、ホントにまったく別物のラーメンになってしまう。今回は塩は初めてなので、7:3のふつうに味玉付きを注文することにした。良い香りが立ち上るよう意識しながら、昆布を強めに利かせ、スルメイカでコクを出したというスープは、なかなか面白くいただけた。醤油を食べたときには、その醤油の中に埋没していた食材の味が、塩ラーメンになったことで克明になり複雑に感じられてくる。う〜ん、現状では塩のほうが食べていて楽しいな。もちろん塩らーめんは登場したばかりであるし、醤油がそうだった様に今後の研究とともに味も変わっていくことが予想されます。次回食べるときに、その進化ぶりに驚かされることを期待したいです。(SATO-C)

2004.4.14


 名店というか人気店というか、いずれにしてもお客さんの高い支持を受けている店の責務として、その味を継承したり発展させていく後進を育てることがあると、常々食べ手としては考えている。それは消費者にとって、より有効な選択肢が増えることに他ならず、またそれはその地元の活性化にも繋がると思うからである。そういう意味において、みたけ@大網は外房エリアのみならず、全県区(というか都内も含め)の人気店となっていて、その店で1年半にも渡り修行されてきた大沢氏の独立は非常に喜ばしいことだと思う。しかしその人気店であるからこそ、周囲の期待も大きくまたそのプレッシャーたるや相当なものだろうと思う。

 基本的なスープのとり方や合わせ方(Wスープを丼であわせる)などは師匠譲り。しかしその方向性は独自の路線を目指している。日々様々な食材を試しては組み合わせを変えていく。この無限の可能性に挑むのは大変なこと。ましてや自分の味を追求するとなるとなおさらであろう。無化調で素材のうまさを引き出したスープにしたい、という根本の精神を受け継ぎ、それ以外の部分で自分らしさを出す。この方向性は間違っていないと思う。麺も勉強熱心な麺屋さんに作ってもらっている。ていねいに作られた一杯は滋味にあふれて、やさしい味わいではある。

 現段階においては、当然試行錯誤している部分が多々あるだろう。一番の課題は和ダシスープの劣化で、どうしても昼と夜の営業では味に差が生じてしまう。これについては大沢氏も対策を考えたようなので、近々に改善されていくことだろう。またカエシの深さ、旨味という点についてはこれから要研究な部分。現状のカエシは和ダシと醤油だけで持っていっており、どうしても醤油が立った印象を受けてしまう。しかし大沢氏自身は醤油の香りは活かすにせよ、醤油臭いラーメンにはしたくないようなので、「塩」の使い方が今後を左右していくだろう。

 立地として心配する部分もなくはないが、車で動く地域だけに商圏は広い。また駅の反対側には大学もある。妥協せずにしっかりした味を出し続けていけば、大沢氏のラーメンに対する姿勢からも十分勝負出来ると確信した。(Ricky)

2003.12.13


 自分も本日行って、特製ラーメンを頂きました。特製は、みたけ同様にチャーシュー、煮玉子、メンマ、角煮が乗っておりました。スープの取り方は、みたけとあまり変わり無いように思われましたが、少し甘め(塩分少な目)でしょうか?自分の味を出すべく変えてらっしゃるそうです。
本日はみたけから、池田さんの息子さんが応援に見えてました。今後とも頑張っていただきたいです。(LUCKY)

2003.12.12


 この麺屋おおさわは、みたけ@大網で長きにわたり修行されていた大沢さんがついに立ち上げたお店です。本日12日開店と聞いてお伺いさせていただきました。

 店内に入りますとカウンターが6席、小上がりにテーブルが2つあり10人ほどは座れるスペースがあります。お昼直前の到着でしたが、カウンターが3席空いているだけであとは埋まっておりました。メニューをとみると、基本のラーメンの他に味玉、角煮や特製(全部のせ)もあり、思わずみたけでいつも頼む味玉らーめんを頼んでしまいました(笑)
ほどなくラーメン到着。具材は煮玉子(当たり前か)、ロールチャーシュー、めんま、ネギと基本的なものがおさえられえています。麺は中細の縮れ麺でみたけとは違う食感ですが、少し短く感じられたのは気のせいでしょうか。スープ(無化調)については、ベースはおそらくみたけと同じような取り方をしているのだろうと思われますが、かえしを強めにしているようで個人的には醤油の味が少し突出しているように感じられました。この辺はついみたけと比べてしまっているせいかもしれません。

 初めての一杯、美味しく頂戴しましたが、全体的なバランスが取りきれていない気もします。しかしながらみたけの味を踏襲しつつ、自分の味を作っていこうという大沢さんの気概は感じられる一杯であったと思います。

 店の立地的にもそれほど恵まれた場所とはいえないこの場所で、理想の味を追求していくのは大変なことかもしれません。しかし妥協をせずにいつか師匠を越え、東金のお店になって欲しいと思います。がんばっていただきたいです。(SATO-C)

2003.12.12