らうめんながまた(閉店)

外観(05.11.16)

ながまた潮らうめん(05.12.23)

潮らうめん(05.11.16)

真味噌らうめん(05.12.23)

天日節醤油らうめん(05.12.23)

特製鶏白湯らうめん(05.11.16)

焼餃子(05.12.23)

らうめんながまた

ジャンル

基本メニュー
ながまた潮らうめん(780円)

場所
木更津市長須賀鍛冶ノ下1977-1

電話
0438-20-0141

営業時間
11:00〜23:00

定休日
無休

アクセス
JR内房線「木更津」駅東口下車、もしくはJR久留里線「祇園」駅下車。国道16号線沿い。「かつ波奈」と同じ敷地内。駐車場完備。

 というわけでながまた再訪。この日まず頂いたのは店長が自信作と言う「真味噌らうめん」(680円)。たまり醤油を隠し味に使ったという味噌ラーメンは、信州産の白味噌を上手に使っていて、味噌が全面に出たラーメンというよりも、スープのうま味をしっかりと残した味わいの味噌ラーメンに仕上がっていた。麺は太麺を使っていて、前回食べた2つのメニューはどちらも細麺だった。メニューによって2種類の麺を使い分けているのである。また「天日節醤油らうめん」(650円)は割とステレオタイプな和風醤油ラーメンで、イワシの香りがアクセントになっている。こっちは細麺。

 気になったのはやはり今回も麺。麺の色が前回よりも濃い緑色になっている。聞けば今月より麺に練り混むながまた海草の量を増量しているのだとか。より海草を入れた健康麺というイメージを強化したいのだという。たしかによりつるつる感としこしこ感、そしてぬるぬる感が強調されているように感じた。見た目にもかなり緑色になっていて、インパクトのあるビジュアルである。

 どのメニューもそれなりのレベルに到達していてお見事。これはやはり無化調スープと自家製麺の成せる技だろう。店長自ら発案し会社に提案して生まれたという手作りラーメン店プロジェクト。来年2月には松戸にも支店を出すことになるという。今後支店展開をして果たしてこの手作り感と、ていねいなラーメンの品質を維持していけるのか、そこがポイントになろうかと思う。いずれにしても今後も注目すべき店である。(Ricky)

2005.12.23

 昨年暮れあたりに情報をいただいていた店である。しかしなかなか足を運ぶことはなかった。というのも、先入観で動いてはいけないと分かっていながら、やはり「波奈グループ」のラーメン店と聞いては、食指が動かなくなるのもやむを得ないだろう。いや、もちろん「波奈」が悪いといっているのではない。実際打ち合わせなどで「波奈」はたまに利用しているし、かつては「ハミータ」という回転寿司、今ならば「かつ波奈」というトンカツ屋さんなどのグループ店にも行ったりするのだ。しかしよくも悪くもマスプロ的な、およそ手作り的なモノとは対極にある店というイメージがあったわけである。しかし行った人間は皆絶賛している。うぅむ、これはやはり行かねばなるまい。ということでようやくの出撃と相成った。

 場所は千葉方面から国道16号を走れば木更津駅の手前。高速ならば東京湾アクアライン連絡道の袖ヶ浦インターを下車してすぐである。電車ならば最寄りは久留里線の祇園ということになろうが、本数的にもおそらく木更津駅の方が便利ではないか。しかしいずれにしても駅からは徒歩困難と思われる。車の方が「かつ波奈」と共用の大きな駐車場が完備しているし便利だろう。

 店はいい言い方をすれば立派な店構え。悪い言い方をすれば実にファミレス的である。店内も広々していて厨房も大きく、元気な声を出しキビキビ動くスタッフも数多い。味にこだわる職人が一人でラーメンを作るような店とは、やはり対極にある雰囲気が満々の店である。メニューを見てもいかにもファミレス的というか、金かかってます的なメニューになっていて、そのラインナップも「ながまた潮らうめん」(780円)からはじまり、「ながまた真味噌らうめん」(800円)「特製鶏白湯らうめん」(700円)「とん塩らうめん」(680円)「天日節醤油らうめん」(650円)などのあらゆる味のラーメンが揃っていて、餃子や一品料理もあって、これはもう完全にファミレス的なのである。

 テンションが下がりまくってしまったその時、ふと目に入ったのが店内の脇にあった「製麺室」である。3畳程度の小さなスペースに置かれた製麺機と千葉製粉の粉袋。どうやらこの場所で麺を作っているらしい。これはちょっと期待が出来そうである。確かにメニューをよく見ると「自家製ながまた海草麺」と書かれている。また「無化学調味料スープ」の文字も。もしかしたら、もしかするかも?と、取り敢えず基本メニューと思われる「潮らうめん」(650円)を軽盛で。この店のメニュー表記はちょっと複雑で、通常のメニューはすべて「中盛」になっている。特盛だと100円増しで麺が1.5倍。軽盛だと2/3玉で50円引き。また塩と味噌に関しては「ながまた」とついているメニューはトッピングが充実したタイプのモノで値段も高めになっている。

 さて、出てきたラーメン。クリアで綺麗なスープは鶏ベース。塩分もさほど高くなくさっぱりとコクのあるスープのうま味をしっかり味わえる。そしてやはり特筆すべきは麺。内房の海に蘇生する海草「ながまた」を練り混んでいるという細麺は打ち立てを可能な限り使い切るという。つるっとしてかつ食べ応えのあるしっかりとした食感が新鮮だ。正直これはファミレス的なマスプロラーメンとは程遠い、一杯一杯をしっかりと作っている、本格的なラーメンであると思う。あまりにも出来が良いので、思わず「特製鶏白湯らうめん」(700円)も軽盛でいただいたが、こちらもなかなかしっかりとうま味を蓄えた白濁鶏スープだった。聞けば名古屋コーチンを釜でじっくりと煮込んだモノなのだとか。どちらも美味であったがやはり感動の度合いからすれば「潮」をお薦めする。しかし他のメニューも食べにまた来なければと思わせる店であることは間違いない。(Ricky)

2005.11.16