麺屋MASTER PIECE


外観(12.3.2)

わさびとんこつラーメン(12.3.2)
とんこつ勝浦タンタンメン(12.3.2)

とんこつ魚介つけ麺(12.3.2)
【限定】房総逸品味噌ラーメン(12.3.2)

所在地 いすみ市小沢484
電話 070-5584-5033
営業時間 11:30〜14:00,17:00〜24:00
定休日 月(祝は営業)
アクセス JR外房線「浪花」駅下車。国道128号線(外房黒潮ライン)「浪花駅入口」交差点を左折。道沿い左側。駐車場あり。

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 いすみ市に昨年12月1日にオープンした新店である。本店は勝浦駅前にあるダイニングバー「MASTER PIECE」。埼玉にあった「俺達の麺Style BooBooKing」(閉店)出身の店主が作る本格的なラーメンが話題になっている店だが、かねてからの夢であったラーメン業態専門店を出したいとこの店のオープンになった。国道128号線沿いとアクセス的には申し分なく、店の脇には駐車場も7台完備されている。JR外房線の「浪花」駅からも徒歩7分なので電車でもアクセスし易い。

 店はストレートカウンターに広々とした小上がり席。一人で回すには随分と大きな店舗だが、平日と週末で小上がり席の数を変えるなどコントロールしている模様。基本的にメニュー構成は本店と同じになっている。12月のオープン当初にはこちらの浪花店にしかないメニューもいくつかあったそうだが、逆に今はそのメニューが本店でも出されるようになっているとのこと。そんな浪花店オリジナルとして生まれたのが「わさびとんこつラーメン」(750円)「とんこつ勝浦タンタンメン」(800円)という異なる2種類の辛いラーメンだ。

 まずは「わさびとんこつ」。大量の豚頭、ゲンコツなどでとったスープは一切臭みがなくてクリーミー。そのなめらかな豚骨スープにわさびが加えられているのだが、そのわさびは丼の縁に添えられているのではなく、最初から完全にスープと一体化している。丼から香ってくるわさびのツンとした香り。スープを飲むと鼻にグッとやってくる刺激。辛さはさほど辛くなく普通に食べられる程度だが、この香りが独特でクセになる。簡単に言えば普通の豚骨ラーメンにわさびを溶かしただけなのだが、それが実に合っているのが面白い。コロンブスの卵的な発想から生まれた一杯だ。

 そして「とんこつ勝浦タンタンメン」。勝浦に本店がありながら勝浦タンタンメンを出していなかったこの店だが、浪花出店を機に出すようになったとのこと。通常の勝浦タンタンメンもあるが、やはり豚骨ラーメンがメインの店なので勝タンの豚骨バージョンを食べるべきだろう。タマネギや挽肉をしっかりとラー油で炒めた具を乗せる製法は基本通りで、ベースにあるラーメンが醤油ラーメンではなく豚骨ラーメンになっている。ラー油の鮮烈な辛さは確かにあるのだが、それをうまく中和するような形で豚骨スープが顔を出す。辛いのだが豚骨がマイルドに仕上げているような。これは勝タン初心者にちょうどいい一杯かも知れない。

 また、千葉拉麺通信企画「十軒十麺」の一杯として3月限定で販売しているのが「房総逸品味噌ラーメン」(800円)だ。千葉県産の素材を探していた店主が出逢ったのが、地元いすみ大原産の米と大豆を使って作った手作り味噌「天家逸品」。この味噌を軸に旭産豚肉、いすみ産ネギ、大網産モヤシ、長生産の紅生姜と万能ネギと、すべての食材を千葉県産でまとめた優しい味わいの味噌ラーメン。紅生姜を長生で作っているとは知らなかった。千葉県産落花生で作った焦し落花生油が深みある豚骨スープにマッチしている。麺も勝浦の老舗「竹屋製麺」の麺を使用し、オール千葉でまとまった。

 外房〜南房エリアには数少ない貴重な白濁豚骨ラーメンの店。勝浦遠征の帰り道にラー油で痺れた舌をリセットするのに最適なお店が出来た。(Ricky) Check

2012.3.2