森田やラーメン


森田やラーメン


外観(12.3.29)

正油ら〜めん(12.3.29)
味噌ら〜めん(12.8.2)

ミニチャーシュー丼(12.8.2)
落花生塩ら〜めん(13.3.29)

所在地 千葉市中央区松波4-20-7
電話 080-1180-6489
営業時間 11:00〜15:00,17:00〜23:00
定休日
アクセス JR総武線「西千葉」駅北口下車。西千葉駅北口交差点を作草部方面へ直進。自衛隊千葉地方協力本部先、道沿い右手。

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 千葉をテーマに千葉のラーメン店が味の競演をする「十軒十麺2013」。今年の第三麺は森田やの森田さんにお願いすることにした。正油と味噌だけをずっと作っている森田さんがどんな創作ラーメンを作るのかとても興味があったのだ。お願いしたら即答でOKを頂いてその後しばらくしてから試作へ。偶然なのだが僕が初めてこちらのお店に伺った日から丸一年の日にお邪魔することとなった。

 今回の新作「落花生塩ら〜めん」(800円)は他にはないオリジナリティあふれる一杯になっていた。これは八街時代に落花生で町興しが出来ないか、というアイディアから生まれたラーメンだそうで、結局日の目を見る事が無かったがいつかリベンジしたいと思っていた一杯なのだとか。まず落花生を模した丼が凄い。これは森田さん自らデザインしたものだそうで、店名も自分で書いたという完全なるオリジナル。一見小さく見えるが通常の丼とほぼ同じくらいスープが入るそうだ。

 基本のスープは通常のラーメンと同じで、タレが今回は塩ダレに。このスープは塩でも美味しいなぁ。そこに自家製のピーナツペーストが掛け回してあり、さらに八街産の落花生を砕いたものが散りばめられている。それだけのことなのだけれど、しっかりと落花生の香りが立ってスープの味もしっかりピーナッツ。麺、チャーシューも通常と同じものだが、これまた目を引くのが落花生最中。もちろん最中は皮だけで、中には紅生姜と自家製の落花生味噌が入っている。かなり甘めの落花生味噌だが、これは森田さんのお手製。実家でおばあちゃんに作り方を教わったのだそうで、これをスープに溶かすも良し、無料のライスに乗せて食べるも良し。

 見た目も味わいも個性的で楽しい一杯が出来上がった。これが創作ラーメンの醍醐味だなぁ。なお、このラーメンは4月3日より29日まで夜営業限定で提供される。ぜひ足を運んで頂きたい。(Ricky)

2013.3.29

Check

 前回なかなか印象の良かったお店だったので再訪。今回は未食の「味噌ら〜めん」(700円)と「ミニチャーシュー丼」(200円)をオーダー。チャーシューはこちらもしっかりと炙られていて、正油と基本的なビジュアルはほとんど変わらない。深みのある味噌味のスープは、北海道や東北など3種の赤味噌を独自にブレンドした特製の味噌ダレを使用しているとのこと。味噌が強過ぎず背脂の甘みと調和していてなかなか美味しい。

 スープに使っている豚骨は「タイカン」と呼ばれる種付け用の牡豚の骨のみを使用しているのだそうで、それを半日以上じっくりと炊き上げることによって通常の豚では出せない深いコクが生まれるのだという。ラーメン以前にも飲食経験があるそうで、色々と素材などについても知識をお持ちのようだ。チャーシュー丼は見た目の通り普通に美味い。これが200円っていうのは安いなぁ。

 余計なメニューを増やすこともなく、自分の出来る範囲のことを精一杯一生懸命やっている店主。こういう無理のないスタイルが長続きする秘訣。地元の学生たちなどにも徐々に浸透してきているようで、これからがますます楽しみな存在だ。(Ricky)

2012.8.2


 西千葉に先月オープンしたばかりの新店である。以前八街で軽トラックの屋台ラーメンを3年引っ張っていた店主が、自宅の居酒屋で間借りのような形でラーメンを出すようになり人気を博し、今回単独路面店としてのオープンを果たした。場所的には西千葉駅から作草部方面へ真っ直ぐ進み、松波県営住宅や自衛隊協力本部の先の右手にある。

 店はカウンターとテーブル合わせて11席。若い店主一人で切り盛りしている。赤富士が大きく描かれた壁をはじめ、手作り感あふれる店は店主が自分で作ったのだとか。メニューはシンプルに「正油ら〜めん」(700円)「味噌ら〜めん」(700円)「ミニチャーシュー丼」(200円)のみ。チャーシュー麺なども存在しない。そしてライスが無料という太っ腹。取り敢えず基本と思われる「正油ら〜めん」を頂くことにする。

 新店とは思えぬオペレーションで手際よく厨房でラーメンを作る店主。さすがこれまで屋台などで経験しているだけある。チャーシューは毎回網を使って焼いている。香ばしい香りが店内に漂って食欲を誘う。程なくして出て来たラーメンは武骨な雰囲気ながらも丁寧に作られていることが分かるビジュアル。スープはゲンコツベースの背脂が浮いたもので、醤油の味わいがキリッと立っている。背脂も粒が揃いクセがなくまろやかな味わいになっている。麺は中村製麺の中太縮れ麺が150g。背脂も相まってスープとの絡みも良い。具は炙られたバラロールチャーシューが柔らかでいい感じ。刻み生タマネギ、胡麻などもいいアクセントになっている。

 ライス無料に卓上には漬け物が2種類置かれていてサービスも十分。まだ20代という若き店主の静かなる闘志をひしひしと感じる店だ。要定点観測店。(Ricky)

2012.3.29