実之和食堂

外観(05.11.19)

カレーラーメン(05.11.19)

ラーメン(05.12.15)

ワンタン(05.12.15)

実之和食堂

ジャンル
醤油

基本メニュー
カレーラーメン(530円)

場所
香取市小見川町小見川857

電話
0478-82-2945

営業時間
11:00〜23:30

定休日
不定休

アクセス
JR成田線「小見川」駅下車。中央小学校隣り。

 そんなわけで1ヶ月経たずしての再訪。「カレーラーメン」はもちろんこの日も大変美味ではあったが、メニューの片隅に書かれていたこのキャッチが気になった。「麺〜ワンタン〜餃子まで手作り」うむむ、この実力を持った麺なのだから、さぞかしワンタンや餃子も美味だろう。というわけで「ワンタン」(480円)「餃子」(370円)にも挑戦してみたりした。

 まずワンタン。あっさりした味わいの鶏ガラ醤油スープの中に、大振りのワンタンがたくさん浮いている。弾力性のあるしっかりとした皮ながら程良い薄さになっていて、耳というかピロピロ部分が非常に多く、食べていてとても楽しい。スープがそんなわけで脱力系というか、ある意味普通のスープなので、いわゆるラーメンフリーク受けするメニューではないかも知れないが、ラーメン専門店ばりのスープを取って合わせたら、このワンタンは凄いことになると思う。ただ小見川のこの小さな食堂でこのスープ、というパッケージで食べるからこそいいのかも知れないが。

 また餃子も期待通りの仕上がりになっていて、こちらも薄目の皮がパリッと焼き上げられており、肉が多めのバランスになっている餡がたっぷり入った逸品で、ラーメンよりも餃子好き(爆)の私も大満足。カレーラーメンとセットでぜひ味わって欲しい出来映えのメニューたちであった。(Ricky)

2005.12.15

 東京青山にある人気店「かれー麺実之和」は全国でも珍しいカレーラーメンの専門店である。その店先にある能書きには「小見川の小さな食堂で生まれたメニュー」云々のくだりがある。その小見川の小さな食堂がここ「実之和食堂」である。青山のご主人の実家にあたるのがこの食堂なのだそうだ。

 店は小見川の路地裏にある小さな店。数年前に移転して現在の店舗になっているとのことで、確かにお店は新しめで綺麗な感じである。外からでは全くそう感じないのだが、中に入ると山小屋的というか丸太が組んであってログハウスのようだ。カレーラーメンが自慢のメニューであることは確かだが、メニューの中では非常にひっそりとその名前は書かれている。メニューの一番最初に書かれているのはなぜか「ワカメラーメン」(470円)(^^; 「ラー油入りラーメン」(470円)「イタメソバ」(550円)「五目ラーメン」(630円)などのなかなか攻撃的なメニューに続き、最初から数えて7番目にようやく「カレーラーメン」(530円)の名前を見つけることが出来た。もちろん食堂なので「玉子丼」(500円)とか「野菜炒め」(580円)などのメニューもあるし、うどん、そば類も充実している。というよりこちらのご主人は元々お蕎麦屋さんの出身なので蕎麦があるのはむしろ当然とも言える。もちろん「カレーラーメン」を注文する。

 たった6席しかない小さい客席。L字型のカウンターの中にはお婆ちゃんが座っている。そして真剣にテレビを見ている。裏手にある厨房でラーメンが作られている。程なくしてラーメンが登場。小振りの丼になみなみと注がれたカレースープは見ていて嬉しくなってしまう。鶏ガラと野菜のみを5時間程煮込んだベーススープにカレールーと肉を入れて出来上がるスープ。豚の三枚肉にタマネギがスープの中に浮いている。結構辛目のスープなので水をついつい飲んでしまうと、テレビを見ていたはずのお婆ちゃんが「水入れるか?」といいながら水を入れてくれる(笑)。麺はちょっと柔目の茹で加減で、間違いなく柔いのにしっかりした弾力を持った食感。それもそのはず、麺は毎朝ご主人が店内で打っている自家製麺を打ち立てで出しているのだ。道理で瑞々しい食感を持っているわけだ。

 ご主人の発想はいわゆる「カレーうどん」「カレーそば」を中華麺で出来ないか、というところから始まったのだそうで、確かに食べた印象や見た目はカレーうどんのそれに酷似している。しかしこのしっかりした存在感のある自家製麺という要素と、カレーラーメンのルーツかもしれないというその歴史が、このメニューに孤高の存在感を与えていると思う。雑誌などにも登場したことで、今ではオーダーの7割がカレーラーメンなのだという。水郷小見川の町で50年の歴史を誇るカレーラーメン。千葉県のラーメン好き必食の店と言えるだろう。(Ricky)

2005.11.19