横浜家系恵.家

外観(06.12.18)

ラーメン(06.12.18)

基本メニュー ラーメン(600円)
所在地 四街道市大日357-9
電話 043-424-7552
営業時間 11:30〜15:30,17:30〜22:00
定休日
アクセス JR総武本線「四街道」駅北口下車。目抜き通りをイトーヨーカドー方面へ直進。大日郵便局を超えた先、ラーメンショップ(ネギラーメン)手前。道沿い左側、GS手前。(旧ちりめん亭の場所)

 千葉拉麺通信指定強化地域、四街道市にまた新店の登場である。しかも今度は家系なのだという。家系にはまり、色々な家系を食べ歩いてきた身としては、いわゆるなんちゃって家系を忌み嫌う立場を取る。無論美味しければ修業先がどこだろうが、独学だろうが何の問題もないのだが、得てしてそういう店は美味しくない事が多く、とくに家系のスープはちょっとやそっとでは回せない独特な作り方をしているので、独学であの作り方や味に辿り着くことは奇跡に近いのだ。果たしてこの店はどうなのか。期待と不安が入り交じる中、四街道へと足を運んだ。

 今月16日にオープンしたばかりという店内は清潔感があり、厨房を囲むようにL字カウンターがあり、店の入口脇に券売機が置かれている。ちょうど昼の部ラストくらいのタイミングだったので、店内は先客1名のみ。カウンターに積まれた青磁の丼と店主の出で立ちに家系的臭いを感じる。そしてそれは厨房内の麺箱で確信に近づく。そこに書かれた「酒井製麺」の四文字が絶対的な存在感と信頼感を与えてくれる。そして厨房での店主の動き、2本の寸胴の面倒を見ながらスープを作っていく手法、そしてその一連のオペレーション。これはしっかりと修業した店主に間違いない。卓上に置かれたポップメニューに「キャベチャ」(100円)の文字が。これは六角家系の店で修業された方なのかも知れない。

 注文したのは「ラーメン」(600円)。スープの濃度はどちらかといえばライトな感じだが、物足りなさを感じさせない。多分にカエシ、鶏油とのバランスがいいのだろう。平ざるでしっかりと泳がせた酒井麺は割と柔目に上げられているが、家系のこの麺は気持ち柔目くらいが丁度いいかもしれない。鶏油は甘味よりも香りが立つ透明度の高い鶏油で、個人的にはあまり好きなタイプではないが、先に述べたようにスープとのバランスもよく、抵抗無く受け入れられる。具は海苔3枚、チャーシュー、ホウレンソウ、ネギ。特筆すべき点はナシ。海苔もへたれることなく、しっかり縁に並べられていた。

 いやはや、まさかここまで本格的な家系ラーメン店が登場するとは思わなかった。ご主人に伺ったところ、やはり六角家系の「麺家市政」(市川)で数年働いていたのだそう。鶏油を鳥油って書いてあるのも怪しいと思ったんだ(笑)。ぜひ頑張って頂きたいと切に願うが、立地的に駅から結構あるのがいいのか悪いのか。近隣にはバッティングセンターやファミレスもあり、深夜人口もそれなりにあると思うので、もしかしたら営業時間がもう少し長い方がいいのかも知れない。またうどんのような麺が泳ぐ豚骨醤油ラーメンが、果たして保守的な四街道の人たちに受け入れられるのか。かつて駅前に家系が進出した際も早々と撤退したし、吉岡にある「一岡家」はやはり家系一本では年輩のお客さんの反応が良くないようで、あっさりした中華そば的なメニューなども出している。家系というものを四街道に認知させる、という意味でも是非頑張っていただきたいお店の登場だ。千葉の家系好きの方は行っても損はない。ちなみに年内は無休で営業するそうだ。(Ricky)

2006.12.18

 麺は酒井製麺のもので、キャベチャーがあったり味濃いめなどの注文を取るとどんぶりにほうれん草で印をつけたりと、六角家の系列なのかなと思いました。メニューは普通、大盛、特盛という区分けですが、大盛はよくある家系の中盛くらいだと思います。トッピングは海苔、チャーシュー、ほうれん草です。

 「ラーメン大盛」(700円)をいただきましたが、とても美味しかったです。スープは私の印象ですとややライトな六角家という感じでしょうか。以前に船橋の六角家で食べたときに、本店のものよりライトな印象があったのですが、それに近い感じ。同じ四街道にある一岡家のスープの方が最近はパンチを感じます。しかし風味はよく鶏油の香りとうまみもちゃんとありました。チャーシューは小さめだけれどわりとジューシーで柔らかく、私はこのタイプのチャーシューは好きです。

 ただ四街道北口の客層はどうしてもお年寄りやご家族連れなどが多く、麺の固さなどの好みを聞かれるのがちょっと面倒だったり、普通の中華そば店と勘違いして来る人たちも以前麺家一心ができた時に多かったようなので、豚骨醤油の単一メニューでがんばれるかなとやや心配です。個人的には応援していきたいと思っているお店です。(えぴたふ)

2006.12.17