拉麺店情報

餃子と塩らうめんの店○超【閉店】


餃子と塩らうめんの店○超【閉店】

ジャンル

基本メニュー
塩らうめん(630円)

場所
市川市市川南1-1-14

電話
047-326-3332

営業時間
11:30〜14:30,18:00〜23:00(スープ切れで終了)

定休日
水(祝の場合翌日)

アクセス
JR総武線「市川」駅南口下車。ロータリー左「南口一番街」を直進。不動産屋を右折、路地の右側。


 市川駅南口の再開発に伴い、駅前のお店が次々と閉店、移転していく。学生時代にレギュラー出演していたライブハウスしかり、時間つぶしによく利用していたパチンコ屋しかり、そして美味しいラーメンを堪能出来たお店しかり。

 ○超は2002年の夏に、大和田のお店の塩ラーメン専門店というポジションで開業した。CWの企画で好評の限定ラーメン企画があるのだが、その中で「春の陣 桜ラーメン咲きました」という企画があった。それは初めて統一のテーマを作り、桜ラーメンというお題で県内のお店に競作をしていただくという、当時としては無謀な企画だった。当然店選びを間違ってしまうと企画は失敗に終わる。そんなシビアな店選びをしている中で、大和田の○超に初めて声をかけた。それは○超のラーメンがとても繊細で美味しかったこと、そして店主の柴崎氏が実にていねいな仕事ぶりだったので、きっと素晴らしい桜ラーメンを作って下さるに違いないと思ったからだ。その結果は皆さんも覚えてらっしゃると思うが、自ら桜の葉を粉と配合して麺のレシピを試行錯誤して、ほのかな香りのする業界初の桜麺を考案された。そして醤油しかなかった大和田の○超で初めての塩ラーメンである限定メニューが完成したのだ。

 もちろん評判は上々で、何よりも作った自分をはじめお店のスタッフの評価もよかった。それがきっかけで出来たのが市川の塩専門店○超だったのだ。そういう意味では他のお店よりも思い入れがある店であることは間違いない。そのお店が移転するとはいえ、一旦閉店してしまう。その知らせを伺った時、時間をなんとかやりくりして、最終営業日に顔を出そうと決めていた。そしてその日がやってきた。

 電気も落ちた店が増え、軒先の看板も外され、廃墟の町のようになりかけていた南口脇の商店街。いつものように細い路地を曲がると、その一カ所だけが明るい明かりに照らされて、最後を惜しむお客さんの列で囲まれていた。行列には並ばずに店の中に入って挨拶だけしていく常連さんも多く、いかにこの店が地元で愛されているかが分かる。厨房の中ではいつになく気合いの入った面もちの柴崎氏。この店の厨房を見ると「料理は段取り」という言葉を思い出す。カウンターに座る客は全員厨房を見つめている。その厨房での動きを目に焼き付けるかのように。そして、ラーメンを無言で黙々と食べている。その味を舌に覚えさせるかのように。

 移転先はまだ決まっていない。しかしいつの日か別の場所で、またこの味に会えるはず。目の前で季節外れの桜の香りがする「塩らうめん」に、しばしの別離を告げ、再会を誓った。(Ricky)

2004.8.31


 久しぶりに○超@市川に行ってきました。お気に入りのクリーミーな「冷やし塩つけ麺」がメニューから消えていて、そんでもって、新メニュー「冷製とろみそば」が登場していた。去年もあったという噂も聞いたことがありますが。。。どんなんだろう???っが、そのまえに新作餃子「とうきび餃子」を食してみた。トウモロコシが入っていて変わっているがかなり美味!皮はちょっぴりカレー風味かな?

 さ〜冷製とろみそばが出てきた!お?ちび混ぜご飯つき?「凍ったわさびなんで気をつけてください。スープが残ったらお茶漬けにしてください。」とな。具は豆腐、大豆入りオクラ、黒豚軟骨チャーシュー少々にオクラ、焦がしネギってな感じ。手が込んでるな〜して味も絶品!いろいろな味が舞い込んでくる。うっめ〜〜〜で、ちょうど良い感じでスープが残るんだなこれがまた。そこへちょい紫蘇風味のご飯をぶっこむ。。。また、味&食感が変わって、しかも超美味!一滴、一粒残らず食してしまった。相変わらず完成度の高いオリジナルらうめんを出してくれますの〜。ちなみに900円と他のらうめんよりちょっと高いです。(団長)

2004.8.5


 そもそも本八幡の○超が2年前に「桜ラーメン」に参加して、そこで桜を麺に入れた塩ラーメンを作り、そのラーメンがきっかけでこの塩専門店が出来たのである。あれから2年、再び桜ラーメンに取り組んでもらえることとなって、一番期待していた店はここかも知れない。前作の完成度が非常に高い(何しろ店を構えてしまうくらいなのだから)からこそ、その分ハードルも高いわけで、どのような作品に仕上げてくるか非常に楽しみだった。

 シンプルに「桜そば」とネーミングされた一杯は、和食職人の技法を駆使したさすが○超といった一杯に仕上がっていた。鶏を7時間程煮込んで白濁させたものに、カシューナッツなどを加えてコクを出したスープは、見た目ほどしつこくなく、それでいてしばらく経つと膜が張るくらいの濃度。スープの上にはマッシュルームやえのき茸、シイタケなどで作った「キノコ油」と鴨とネギで作った「鴨ネギ油」が浮いている。麺は通常の桜入り麺帯に抹茶を練り込むことでほんのりと春らしい緑色に。

 そして見た目にも鮮やかなのが具の数々。桜といえば花見、花見といえば団子(笑)という連想ゲームから生まれたのが、もちもちとした団子風の具。桜の葉でくるんだ桜餅チックな団子の中には、軟骨チャーシューと辛子が入って、葉から香りも移っていて楽しい。この具だけでも一つの料理として完成されている。桜の葉を使うと、たいていがその香りが支配してしまうのだが、しっかりしたスープなので意外に香りが邪魔をしない。また桜肉は桜チップで燻製してあって、これも単品として旨い。桜エビの入った自家製かまぼこも流石。これだけ色々な具材が乗ってしまっているにも関わらず、それを上手にまとめあげた力量には脱帽。

 しかし何度見ても店主の手際というか、動線は乱れがなく見ていても惚れ惚れする。熱いものを熱く出す、簡単なようで難しい。(Ricky)

2004.3.27


 本八幡の○超が市川に塩専門店を出して丸一年。CW限定には本八幡の店も含め、その都度登場して頂いてレベルの高い限定ラーメンを毎回作って頂き、楽しませてもらっているが、今回の夏の陣でも実にパワフルな一杯を完成させた。

 今回○超にお願いしたのは「冷たいラーメン」。店主の柴崎氏は九州で夏によく食べるという「冷や汁」にヒントを得てラーメンを創作された。注文を受けてからの厨房の動きに注視していたが、全ての食材や丼に至るまで冷凍庫や冷蔵庫に入れてあり、それを一番いいタイミングで次々と出していく。出来上がったラーメンが冷たいままであるように、という心配りが見ていてよく分かる。と同時に柴崎氏の体の中に完全にオペレーションが入っており、寸分の無駄もない動きになっている。この店では通常の温かいラーメンでも、丼の温め方はもちろん、煮玉子などを再度サーブする前に温める時など、サーブした時の温度に非常にこだわりを感じたが、今回の冷やしは正にそれの集大成といった感であった。

 麺はクルミなどを練り込んだナッツ麺。ベースのスープと相まって、実にいい食感と香りを提供する。スープは和ダシがベースになっていて、葛や山芋でとろみをつけてあって見た目よりも重たく、麺を食べると勝手にスープがついてくる(笑)。このスープにアクセントを加えているのが、凍らせたワサビのスープ。これはスープの温度を上げない工夫であると同時に、スープそのものの味にも影響を与える働きも持つ。この凍りスープが実によく、そのままかじってみるとその味は単なるワサビではなく、一仕事も二仕事もしてあって頭が下がる。柴崎氏は「最後にご飯入れて欲しいので出来るだけスープを残すようにしてください」とアドバイス。そこで最後に一緒について来たご飯を投入しおじや風にして食べる。いや、驚いたぞ、スープと一緒に食べるご飯がこんなに美味しいとは!先ほどまで麺と一緒に食べていたのと同じスープとは思えないほど、ご飯との相性も実にいい。正直このアイディアを聞いた時は遊びの部分だな、とさほど気にしていなかったのだが、この最後のご飯が見事なクローザーになっており、逆の言い方をすればこのご飯なくしてこのメニューもない。

 今回のCW限定の中では個人的に一番気に入った一品。ぜひご堪能頂きたい。(Ricky)

2003.7.24


 3日に開店したという○超の新店。なかなか動きがとれず、やっと1週間経って講習が明けて早速市川まで車を走らせた。この界隈は毎月のようにライブをやっていた場所なので、一方通行も駐車場もカーナビ不要でばっちり。南口一番街はちょっと淫靡な雰囲気漂う商店街だが、その路地裏に○超の新店はあった。

 店は一見ラーメン屋さんっぽくない、日本そば屋のような出で立ち。暖簾をくぐって中に入ると、ご主人柴崎さんが「あれぇ?」と驚いている。「どうしてここを知ってるんですか?」そう言われてみれば今更ながらにネットの凄さを痛感。基本的に柴崎さんはこちらのお店に入るようだが、大和田の方にも人手が足りない日中などは入る予定なのだそうだ。商圏的にもかぶる部分もあっての塩ラーメンだそうだが、塩にしたきっかけはなんとラーメン春の陣。「塩ダレをずっとあの桜ラーメンで研究してたら、結構塩もいけるんじゃないかって思って。あの時の塩ラーメンのレシピとほとんど変わってないんですよ」とのこと。柴崎さんは以前から店を3軒やりたいとおっしゃっていて、その3軒で醤油・塩・味噌の専門店をやれたら、と思っていたのだそう。「ここが軌道に乗ったら味噌のお店も出したいんですよねぇ」と笑いながらラーメンを作って下さった。

 塩らうめんは貝の風味がほのかに香るスープで、塩分はちょっと強め。麺は岩野製麺の細麺で、番線は大和田よりも若干細いだろうか。食感は悪くない。バランスとしてちょっとスープに麺が負けている感が否めないが、十分満足出来る一杯。気になるトッピング「ガーリックバターエシャロット風味」はずっと悩んでいたのだが、無理を言って別皿で出して頂いた。「塩ラーメンといったらバター、というお客さんが多いだろうと思って。でも普通のバターじゃつまらないじゃないですか」確かにその通りで、このバターがまた旨い。もちろんラーメンに入れても旨いに決まっている。しかしながら当然バターとニンニクがスープの味わいを支配してしまうので、これはぜひ別皿での提供をお願いしたいところだ(何も言わないと乗っかって出てくるそうである)。

 本八幡で生まれた、シンプルでかつ大胆なラーメンが、味は違えどここでも見事に再現されている。市川近隣の方は必食の一軒だ。★★★★(Ricky)

2002.8.10


 市川駅の南口を出て市政家方面に向かい不動産屋さんを右に曲がってすぐ右側に「餃子と塩らうめんの店、○超」がありました。「もしかしてフランチャイズ?」と思いながら白い暖簾をくぐって中に入りますと、L字型カウンターのみの12席で何と大和田店(産業道路沿い)のひげのご主人の柴崎さんが厨房にいらっしゃいました。柴崎さんいわく、大和田店は相棒にまかせてご自分は新しい助手の方と接客係の女性の3人でこのお店を開いたそうです。

 とりあえず塩らうめん(600円)と餃子(400円)を注文いたしました。するとこちらも冷えたおしぼりが出て参りました。

 暫くして出てきた塩らうめんは丸い器に入っておりまして、具にはお馴染み黒豚軟骨チャーシュー、玉子焼、海苔、青菜、ネギ、三つ葉、白ごま、がのっておりまして、和風ラーメンのビジュアルでした(大和田店のような楕円形の器やデカイレンゲはありませんでした)。スープは1号店の上品なお吸い物のような材料に、プラス生の貝が2種類入っているそうで、更に上品に仕上がっておりました。麺は大和田店よりもより細い麺を使用されているとの事ですが、やはりこの上品な塩味には細麺(2分茹で)が合っていると思いました。

 トッピングのお品書きに「ガーリックバターエシャロット風味(150円)」なるものがありましたが、大和田店にはなかったので、次回試してみます。営業時間は午後6時から終電ぐらいまで(午前1時前後)を予定されているそうです。定休日は8/3オープンだったそうですが、もう少し無休で営業して見て決めるそうです。またまた市川市内に楽しみな新店が誕生致しました。(ROCKY)

2002.8.6