魔乃巣


外観(11.6.8)

らー麺(11.6.8)
カレーつけ麺(11.6.8)

所在地 松戸市本町14-9
電話 なし
営業時間 18:00〜翌4:00
定休日 月・第1、3木
アクセス JR常磐線・新京成線「松戸」駅西口下車。ロータリーを直進し県道5号線松戸駅入口交差点を右折、根本交差点を流山街道へ。ペットショップ脇を左折、左側。

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 今年1月にオープンした新店である。が、実際は今の場所よりももう少し駅から離れた場所で営業していたバー「魔の巣」の移転である。営業開始は今から4年程前とのことで、最初は純然たるバーとして営業をしていたそうだが、2年ほど前からオリジナルのラーメンを提供するようになり人気を博してきた。今回の移転を機にラーメンにより軸足を置いた営業スタイルにしていくのだそう。確かに店の前には大きく「麺」の文字が描かれている。しかしそれ以外の雰囲気はファサードも店内もお洒落なバーという印象。夜10時を過ぎるとバータイムが発動するようだが、その後もラーメンも食べる事は可能とのこと。店内はカウンター7席に2名用のテーブル席が2卓。お酒のビンも並んでいてとても雰囲気が良い。このシックな雰囲気の中で味わえるのが、本格的な和風テイストのラーメンなのだ。よく見ると天井にはミラーボールも飾られている。

 メニューは「らー麺」(700円)「つけ麺」(750円)に「カレーつけ麺」(800円)の3種類が基本。さらにそのカレーつけ麺の辛味増しバージョンである「ホットカレーつけ麺」(850円)がある。このカレーつけ麺は移転後のメニューのようだ。ご主人の木下さんはバーを営みながら独学でラーメン作りに取り組み、このメニューを作り上げたのだそう。

 スープは背ガラ、ゲンコツなどの豚骨に根菜類などを半日以上炊き上げたもの。適度なコクと旨味をたくわえたスープに、カエシが強めのバランスで合わせられている。そこにマー油と焦がしネギ、胡麻が浮いて香ばしさをプラス。さらに魚粉が加わってくる。動物系スープの旨味も感じられるが、基本的に調味で持って行くタイプの味わいだ。麺は三河屋製麺の太麺で茹で加減も程よくつるつるとした食感も良い。具は丼の半分を覆うほどの大きなチャーシューに太めのメンマ、笹掻のネギ。バーナーで炙ったチャーシューが香ばしくて美味。

 もう一品「カレーつけ麺」も。こちらはつけダレの方には豚チャーシューが、麺の方には鴨肉のスモークチャーシューが乗る。つけダレはていねいに小鍋で温めて熱々にして仕上げてあり、スープとカレースパイスがしっかりと溶け合っている。独特な油の味わいと香りが特徴的で、聞けば鴨油を使っているのだとか。鴨南蛮や鴨つけ麺にヒントを得たのだろうか。カレーもそれほど辛いわけではなく、いいバランスでスープと溶け合っている。ここに締めに「ライス」(100円)を入れるお客さんも多いというがそうでしょうそうでしょう。後の店が無かったら間違いなくやっていたと思う。麺は基本で200gだが、100円増しで中300gか大400gにすることが出来る。

 全体的に塩度が高く調味の比率が高い味わいだったが、どちらもていねいに作られている印象で、非常に研究熱心なご主人ならではという味わいのラーメンとつけ麺は、その雰囲気なども含めて大変満足。メニュー自体もきっとさらに磨き上げられていくだろうし、今後また色々なメニューも登場することだろう。また近々足を運んでみたいと思う。(Ricky) Check

2011.6.8