麺酒場まがり

外観(09.7.31)
らーめん(09.7.31)

基本メニュー らーめん(700円)
所在地 市川市南行徳1-14-10
電話 047-356-3944
営業時間 17:30〜24:00
11:30〜20:00頃(土日祝)
定休日 月(祝の場合は翌休)
アクセス 東京メトロ「南行徳」駅南口下車。駅を背に直進し、ampmの交差点を左折。道沿い左側。


 今月17日、南行徳駅から程近い住宅街の一角にオープンした新店。新店というよりも場所的にはかつて「らーめん松信」があった場所を全面改装しての開店で、また新店といっても純然たる新店ではなく、昨年2月葛西のカフェバーを「間借り」してオープンした「麺まがり」というお店の移転である。前のこの場所はどちらかと言えば殺風景だったお店だったが、ファサードから全面的に手を入れてあって随分と違った雰囲気になっている。葛西にあった「まがり」は、オープン以来気になっていたお店でいつか行こうと思っているうちに、今年2月閉店してしまった。しかし常設店として葛西近辺で移転予定という情報を聞き、心待ちにしていたが、まさか川を越えて千葉に来てくれるとは(笑)。

 メニューは「らーめん」(700円)と「つけそばS」(700円)が基本。つけそばはサイズがM、Lとあるようだ。また麺酒場というだけあって、焼酎やビール、サワー、つまみ類なども黒板に書かれている。そしてこれはこういう業態だから仕方ないのだろうが、店内は喫煙OKのため結構煙草を吸っている方が何名か。照明が落とされてシックな雰囲気の店内はL字カウンターに9席。薄暗い店内の中で厨房がステージのように浮かび上がります。なかなかお洒落な雰囲気で、店内は満席。そのうち半分くらいの人がお酒を飲みながらゆったりと。残り半分の人達がラーメンを楽しんでいる感じ。そういう意味では回転が遅いかも知れない。

 少々待たされて出て来た「らーめん」は、まずビジュアルから美味しそうでそそられる。乳化したスープは粘度はそれほどでもないが、しっかりと鶏の旨味が前に出たスープが力強い。鶏以外にも豚骨と野菜の甘味が広がるスープを飲むと、相当詰めて時間をかけて取ったことが伺える。カエシは弱めでスープの旨味を感じさせるバランス。そしてほのかに薫る海老の香りは、鶏油と海老で作った香ばしいペーストとのこと。化学調味料不使用とのことだが、これはなかなかの力強さを持つスープである。後半、卓上に置かれた黒七味がかなり有効で、スープ本来の旨味を良く引き出す。

 麺は丸富製麺のオリジナル平打麺。茹で時間は2分程で、しっかりと茹でられていて茹で加減も申し分なし。これは恐らくつけ麺を軸にオーダーした麺なのだろうが、ラーメンで食べるにはいささか単調な麺ではあるが、しっかりとスープも拾ってきて親和性は悪くない。具で特筆すべきはチャーシュー。肩ロースかと思われるが、注文を受けてから包丁で切るチャーシューは厚みが1.5cmはあろうかという肉厚なもの。また岩海苔がスープと良く合っていたのと、味がしっかりとついたエリンギが印象的だった。

 調味という部分でのバランスはもう少し色々と考える余地がありそうだが、基本的には大満足です。またていねいな仕事ぶりと接客の柔らかさも心地よく、洗練されているという印象を覚えた。次回はつけ麺を食べに行かなければ。(Ricky)

2009.7.31