らーめん旭郎山


外観(10.5.26)

旭 味噌ラーメン(10.5.26)
郎 正油ラーメン(10.5.26)

魚介つけ麺(10.5.26)

基本メニュー 味噌ラーメン(700円)
所在地 千葉市緑区古市場町547-3
電話 043-420-8371
営業時間 11:00〜15:00,17:00〜23:00/11:00〜23:00(土日祝)
定休日 第1〜3木
アクセス JR内房線「浜野」駅下車。県道14号(茂原街道)を茂原方面へ。館山自動車道をくぐった先、道沿い左側。駐車場あり。


 家系ラーメンの人気店「横浜ラーメン増田家」の手掛ける新店が浜野の茂原街道沿いにオープン。場所は以前弁当屋さんがあった場所で、厨房も店内も広いスペースが確保されているが、テーブルもカウンター席も店の広さの割には少なめに設定されていて、ちょっと落ち着かない感じがなくもない。

 増田家は居酒屋などの飲食全般に関わるようになり、ラーメンの新店は浦安や稲毛の「たかし屋」以来だろうか。店名は「らーめん旭郎山(きょくろうざん)」。この旭という字は旭川ラーメンから取られている。増田家の原点ともいえる今は無き名店が「旭川ラーメンますや」。店主の増田氏が若かりし頃、千葉駅の裏側で営んでいた人気店だ。その当時人気だった味噌ラーメンをブラッシュアップさせて、ラードの効いたパンチのある旭川味噌ラーメンを看板メニューに据えた。他のメニューには、家系のスープをベースに濃度をさらに上げたインパクトあるガッツリ系のラーメンに、豚骨魚介ベースのつけ麺と、巷で人気の高いメニューをズラリ揃えてあるのはさすがだ。

 店主一押しのラーメンはもちろん「味噌ラーメン」(700円)。注文を受けるごとにモヤシなどの野菜を中華鍋であおる。スープは赤味噌や白味噌がバランスよくブレンドされていて、ラードがガッツリ効いていてパンチもある。スープを焼かずに野菜だけ炒めるのが旭川スタイル。味噌がやたら強いスープが多い中、しっかりとベースの動物系素材の味わいも活かされていて後引くスープだ。麺は小林製麺の中太縮れ麺でゴワッとした食感が印象的で、旭川ラーメンっぽい麺になっていると思う。量も180gあるのでなかなかのボリューム。この味噌ラーメンはありそうでない味。それでいて誰もがほっとする味になっていて、見事なバランスに仕上がっていると思う。

 またガッツリ系の「正油ラーメン」(700円)は、いわゆる二郎インスパイア系だが、スープベースが家系のスープをモチーフにして濃度をかなり上げてあり、県内でいえば「ちばから」などに近い方向性を持った味わいに感じた。250gある極太の麺はカネジン食品製の麺で、噛み締めるごとに味がする良い麺だ。ちなみにこの正油ラーメンは麺マシ(50g)野菜マシ、ニンニク、アブラマシがすべて無料。麺の大盛は400gで150円増しになる。「魚介つけ麺」(750円)は一般的な豚骨魚介系のつけ麺で、魚粉も山になっている。これも分かりやすく普通に美味しい。250gある麺は自家製麺でもっちり感がある。
 
 「増田家」「和とら」「たかし屋」に続く増田家系列のラーメン店は、今までの経験を活かして新しいラーメンを作り上げたものになっている。
味噌も正油もどちらもオリジナリティがあり、だてに10年以上やっていない、と素直に感じられる一杯が食べられる。今後のメニュー展開にも注目していきたい。(Ricky)

2010.5.26