麺屋空

外観(07.6.22)

らーめん(07.6.22)

塩つけめん(07.6.22)

醤油らーめん(03.5.3)

つけめん(03.5.3)

基本メニュー らーめん(650円)
所在地 流山市南流山6-28-10
電話 04-7159-8222
営業時間 11:30〜15:00,18:00〜22:45
11:30〜22:00(日祝)
定休日 なし
アクセス JR武蔵野線「南流山」駅下車。県道5号(流山街道)へ向かい、右折。県道沿い右側。ジョリーパスタ隣。駐車場あり。

 オープンしてから4年で随分と味の方向性が変わったこの店。より素材本来の味を活かしたバランスになっている。動物系に魚介ダシを加えたWスープは、線が以前よりも太くなった印象。これで無化調というのはずいぶんと頑張ったのだろう。ラードで熱々になっていて魚粉も感じさせる味わいはどことなくもちもちの木を想起させるが、パンチのある魚介系スープというポジションがあまりない流山では貴重な存在と言えるだろう。肩ロースを使用したチャーシューは非常に食感が柔らかく、チャーシュー好きにはたまらない味わいかも。

 麺はオープン当時より変更がなされているが、つけ麺用の国産2カ所の小麦を使った無添加麺がなかなかいい。瑞々しくて存在感があってつるつると美味しい。濃度がありながら塩分を控えめにしたバランスのつけダレに魚粉とすりゴマが浮いて麺と絡んでくる。丸みのある味わいの塩つけめんが特に良かった。(Ricky)

2007.6.22

 先月末に流山街道沿いに出来た新店である。なかなか足を運べずにいたが、ようやく連休中に来ることが出来た。店は以前パーコーラーメンだった場所を改装し、和の趣が感じられるお洒落な空間に仕上がっている。広めの厨房をぐるりとカウンターが囲み、小上がり席には玉砂利なども敷かれていて、一昔前の都内のダイニングバーのような雰囲気である。BGMはお約束のズージャ。

 メニューのラインアップは実にシンプルで、「らーめん」(650円)「つけめん」(700円)に餃子くらいのものである。トッピングではなく、味玉とちゃあしゅうが乗ったメニューがそれぞれある。あとは手作り杏仁豆腐などである。厨房の中には若いスタッフが機敏に動いている。注文を通すたびに声を掛け合っている。接客も含めてなかなか雰囲気がいい。

 「らーめん」の方は動物系スープに、煮干しや節系のうま味が追加されたもので、チューニングとしては鰹節の味が前に出たタイプのスープである。小さな寸胴をいくつも使い、それぞれの素材を別取りして合わせている。バランスを取るのが難しいスープと思うが、うまくまとめたなという印象。強烈な個性はないが、安心して味わえる及第点のラーメンである。麺は菅野製麺の中細麺を使用している。麺はテボで上げているのだが、なぜかその後で平ざるに移して湯切りをする(笑)。テボのまんまの方が格好いいのにな。食感や茹で加減は申し分ないが、地元の方にはその麺の食感が不評なようで、麺が固いと言われるのだそうだ。都内のいわゆるラーメン専門店では当たり前の麺の食感が、地域によっては新しい体験というのは十分あり得ることだ。「つけめん」は魚系の香りが立つ濃いめのつけダレで、そこに唐辛子が加わって思いの外スパイシーである。辛いものが苦手な人は結構厳しい味付けかも知れない。とはいえ、動物系のコクがしっかり感じられて、麺とのからみもよく、なかなか美味しいつけ麺であった。

 店主の藤森氏は、柏市内の某店の厨房にいた方で今回独立されてこの店を立ち上げた。自分の味を求めて日々スープとの格闘が続いている。今後に期待したいお店の登場といえる。なお、開店当初より営業時間が若干短くなっているのでご注意を。(Ricky)

2003.5.3