これでもかっ(閉店)

外観(05.9.12)

らーめん(05.10.4)

らーめん+味付け煮玉子(05.9.12)

ちゃーしゅうめん+味付け煮玉子(05.9.12)

限定 味玉支那そば(06.4.13)

基本メニュー らーめん(650円)
所在地 千葉市中央区長洲1-24-1
電話 なし
営業時間 11:30〜15:00,18:00〜22:30
定休日
アクセス JR線内房外房線「本千葉駅」東口下車。東口ロータリー内。

 ちょっとごぶさたしている間に、これでもかっで魚だしのラーメンを出しているとの情報を聞き足を運んでみました。これでもかっといえば濃厚豚骨醤油がウリの店ですが、どういった魚だしに仕上げているのか興味が湧きました。

 壁に貼られた告知の紙には、一日30杯限定「味玉支那そば」(650円)、魚だし香る和風仕立て・サバ節・うるめ鰯・焼きあご・昆布・特注極細ちぢれ麺使用とあります。当然これを注文しました。うるめ鰯、焼きあご使用とのことだったので、すっきりしたスープの色と味を予想していましたが、スープは半濁のタイプで浮いている油も思いのほか多目。味自体は若干のえぐみが感じられたものの、全体的にはまあまとまった一杯という印象。最後までいただきましたが、個人的には飛びぬけてここが魅かれるという部分はありませんでした。

 とはいえ千葉のこの界隈で、この系統のラーメンを出しているところはほとんど見受けられないので、潜在的な需要はあるかもしれません。魚だしが好きな方は一度食べてみてもいいでしょう。ただ魚だしもいいのだけれど、できれば元来の味である濃厚豚骨醤油で、これでもかっと打ちのめされたいと思い続けているのだけどなぁ。

 なお平日は18時かららしいですが、つまみのメニューも増えていました。「白い兄貴」「黒い兄貴」「兄貴のミミガー」、これじゃ何のことやらわからない(笑)そのメニューの脇に書かれた、当店では豚の事を感謝の意味を込めて兄貴と呼ばせて頂いてますとの一文が妙に笑えました(爆)(SATO-C)

2006.4.13

 オープンして約1ヶ月したので再訪してみた。前回来た時と違って券売機が置かれていた。また、男性のスタッフが一人加わっていた。新しく入ったスタッフとの連携は非常によく、店主がラーメンを作るタイミングを見て白飯などのサイドメニューを出したり、スムーズなサーブが成されていた。

 この日はやはり前回食べたモノと比較するという意味で、いわゆる黒と呼ばれる「らーめん」(650円)をオーダーする。さすがに1ヶ月も経てばオペレーションもスムーズになっていて、食券を渡してから10分弱でラーメンが出てきた。ラーメンそのものについての印象は前回とあまり変わらない。前回よりもゲンコツの量を増やして、炊き込み時間も増やしたとのことだったが…。個人的にはもっと濃度のあるスープの方がいいと思うが、いわゆる背脂チャッチャ系と熊本ラーメンの合体というか、独自のアプローチになっているのだから、このラーメンをもっと突き詰めて作っていけばいいのだろう。だとすると、カエシが強いというか、どういう形で出すにしても、動物系素材の旨味成分や、スープそのものの粘度がやはり足りないように感じる。それが「こってり」を感じさせない要因でもあると思うのだが。「こってりフルスロットル」の看板に負けないラーメンを作って頂きたいと切に願う。(Ricky)

2005.10.4

 BBSで話題になっていた新店に行ってみた。祝日の2時過ぎなので、結構混んでいるのを覚悟して行ったが、先客は1人だった。店員は思いのほか、若い店主と清潔な感じの若い女性が1人。店に入るなりその女性店員から券売機で食券を買うように促されたので、不意をつかれてちょっと驚いた。いくらなんでもちょっと早すぎないか、もう一呼吸待ってからでもいいのではないか、と思いつつ「ちゃーしゅうめん」「味付け煮玉子」「ビール」の食券を買う。

 待っている間に店内を見渡すが、基本的には一度だけ行ったことのある樹蔵時代と変わっていない模様。でもあんな食洗器あったかな。店内と店員の動きを眺めているうちに程なく丼が登場。具は、バラ肉のの字チャーシュー8枚、海苔1枚、たっぷりのもやし、青ネギの小口切りと揚げネギに、追加の味付け煮玉子。そしてマー油がしっかり掛かっていた。チャーシューは大振りだけどごく薄い。機械でカットしたのでは?と思わせるくらい薄いのである。だから食べ応えが無くて物足りない。なおRickyさんのレポートには注文を受けてから切る、とあったが、今日は切り置きしてあった。もやしは見た目は全くの生で、ちょっとたじろいだのだが、食べてみたら頗る食感が良い。生の豆臭さは感じられなかったので、ごく短時間だけゆがいているのかも知れない。揚げネギは香ばしくて甘くて、アクセントになって良かった。今日の一杯の中ではもやしと揚げネギが一番良かったかも知れない。味付け煮玉子は箸で挟むとぷよぷよの、黄身が液状の半熟で、味も良く染みていて、味玉好きには歓迎されるものかも知れない。従って固茹で好きの私には合わないのだが。

 麺はたっぷり170gで、振りざる入れるのを見て、あ、多いなと思った。しかし食べたら決して多くはない。太めの食感のいい麺である。問題はスープである。濃厚そうな色と混濁感、たっぷり掛かった黒いマー油、多めに振られた背油。これら全てから連想されるのはどうしたってこってりしっかりスープなんだがなぁ…。見た目に反してあっさりで薄味なのである。そしてコクがない。コクがないせいで塩気が足りなく感じてしまい、途中で卓上の醤油ダレを入れたくらいである。どうにも中途半端で「これでもかっ」というスープではないのである。スープがもっとしっかりすれば、一段も二段も美味しいラーメンになる筈なのだが。暫くしたら再訪してみよう。(ぱうぱう)

2005.9.23

 本千葉駅前にこの日オープンの新店である。駅前ロータリーの万龍軒の隣り、というよりも元樹蔵の場所といった方が分かりやすいかも知れない。真新しい看板に「これでもかっ」の文字と「麺魂」の落款が。また垂れ幕には「こってり!全開フルスロットル」とのキャッチが。店名といいキャッチといい、意味よりも勢いが感じられ(笑)迫力があって、これはこれでいい。

 お昼の時間は若干外して来たつもりであったが、カウンターのみの店内は満席。この店の作り上店内では待つことが出来ないので、店の外で待つことにする。しばらく待つと中からラーメン仲間の方が出て来られた(^^; その方と入れ替わりで店内へ。カウンターに座ってふと隣の席を見れば、これまたラーメン仲間の方が(^^; 

 メニューは「特製黒香油豚骨醤油麺」と書かれた「黒」と、「烈火激烈熟成辛味噌麺」と書かれた「赤」の2種類がある。黒の方はいわゆる豚骨醤油、赤の方は辛味噌。辛くない味噌はありません、との断り書きもある。ここはやはり黒でしょう、と黒の「らーめん+味付け煮玉子」(650円)を注文。

 大分出身の店主が作るラーメンは、いかにもという九州ラーメンなのかと思いきや、意外にも関東風のアプローチになっていた。背脂チャッチャと九州豚骨のいいところ取りというか、白濁豚骨に背脂が浮いていて、そこに鶏油を使った特製黒香油が浮いている。ビジュアル的にも非常にそそられる。香味油はニンニクや葱を使っているようだが、味や香りはさほど強くもない。ただスープベースが濃度的にもう少しあった方が好みかな。太めの麺はデフォルトでの量も多く(170g)もちっとした食感がいい上に、大盛り(255g)も無料サービスと気前がいい。その分茹で時間は長めになっている。チャーシューは注文を受けてから手切りするなど、ていねいな仕事ぶりを感じさせる。

 しかしそのていねいな仕事ぶりが災いして、というか、とにかくラーメンが出てくるのが遅かった。私のラーメンで注文を通してから約45分である。もちろん開店時だから多少のオペレーションの乱れや不慣れな部分は仕方がないと思う。しかしあまりにも手順が悪すぎで、準備不足の感は否めない。特にこの店の麺は太めで茹で時間が長い。この茹で時間を上手く利用して他の作業をすればいいのだが、他の作業をやってから麺にかかるから一杯を作るのに倍の時間がかかってしまう。結果として10数席あるカウンターが全く機能しておらず、2杯作る間に2人以上のお客さんが食べ終わってしまう。満席だった店が私が食べ終える頃には2人になってしまった。

 全体的に看板やキャッチ程の勢いはないが(苦笑)今までにない方向性を見せてくれるラーメンであると思う。しかしせっかく面白いアプローチのラーメンなのに、これだけ時間がかかると印象が悪くなってしまうのが非常にもったいない。オペレーションの改善は強く望みたいところだ。(Ricky)

2005.9.12