支那ソバ 小むろ


外観(15.1.21)
チャーシューワンタンメン(15.1.21)

所在地 市川市末広1-18-13
電話 047-359-8106
営業時間 11:30〜14:30,18:00〜21:00(売り切れ終了)
定休日
アクセス 東京メトロ東西線「行徳」駅南口下車。新浜方面へ直進し、2つめの信号を左折。3つめの交差点を右折、道沿い左側。



 2014年11月にオープンした大型新店。「たんたん亭系」という枕詞がもはや不要ともいえる名店「支那ソバかづ屋」(目黒)で修業を重ね店長まで務めた小室氏が独立。駅から歩いて5分ほどの立地ながら周辺は住宅街で落ちついた場所にある横に長い雑居ビルの1F、店に一歩入れば長屋の外観からは想像がつかないJAZZが流れるお洒落な雰囲気。L字カウンター7席の他にテーブルが1卓あり、店の奥には製麺室が。実際にはもう1卓や2卓は置けそうな雰囲気だが、一人でやられているし席を少なくしたのかも知れない。

 メニューは「支那ソバ」(680円)「ワンタンメン」(880円)「チャーシューメン」(900円)「チャーシューワンタンメン」(1,100円)と実に分かりやすく潔いラインナップ。サイドメニューは「ワンタン皿」(300円)「チャーシュー皿」(400円)「メンマ皿」(250円)「キャベツ浅漬け」(150円)などのおつまみ類に、「麻婆ごはん」(200円)「肉煮込みごはん」(170円)「ごはん」(100円)など。たんたん亭、かづ屋の流れを汲んだ店と聞けば、そりゃ初訪であっても「チャーシューワンタンメン」の一択しかないでしょう。

 寡黙なご主人の厨房での動きが実にしなやかで流れるよう。平ざるの扱いもお見事。そういう厨房での所作から生まれるラーメンなのだから、当然ビジュアルも素晴らしい。そして丁寧な盛りつけは間違い無く味にも影響を与えるもので、盛りつけひとつに神経を注ぐ人が作るラーメンは得てして外れることはないものだ。チャーシューは綺麗に扇形に並べられ、薬味のネギも中央に置かれて。そしてその味も見た目同様に丁寧な作りで美味しいこと。ほのかに魚介を感じさせるスープも調味控えめで、優しい旨味がじんわりと広がっていく。綺麗に折り畳まれた自家製の中太ストレート麺も、かん水が少なめでしっとりしなやかな食感がスープといい感じで絡み合う。噛み締めるほどに味わいが深くなるチャーシューも、プリプリと肉餡たっぷりのワンタンも良いなぁ。

 インパクトやギミックが多用される昨今のラーメンシーンにおいて、奇を衒うことなくひたすら修業先の味を磨き上げていこうという姿勢が感じ取れる一杯。こういうラーメン店が千葉に出来て嬉しいなぁ。そしてこういう店こそいつまでも長く続いて欲しいと強く思う。(Ricky)

2015.1.21


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