自家製麺 琥珀



外観(12.7.17)

琥珀そば(12.7.17)
中華そば(12.7.17)

ざる琥珀(12.8.3)
餃子(12.8.3)

所在地 松戸市稔台8-40-27
電話 なし
営業時間 11:30〜14:30,18:30〜22:00
11:30〜14:30(日)
定休日
アクセス 新京成線「稔台駅」下車。県道281号(松戸鎌ヶ谷線)を松戸(国道6号)方面へ。県道沿い右側。貴生並び。

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 今回の目標は「餃子」。そして夏季限定の「ざる琥珀」である。まずは餃子だが、3個〜270円という価格設定で、1個あたり90円で3個以上であれば個数の指定が出来る。といっても、1個の大きさがかなりあるので、サイドメニューとして食べるのならば3個で十分ではないかしら。通常のお店の5〜6個分はあると考えて良いと思う。

 まず皮の食感に驚いた。厚めの皮はもちろん自家製で、表面はカリッと香ばしくクリスピーでありながら、反対側は驚くほどにもっちもち。生地は麺とは別の配合で餅米の粉が入っているのだとか。この皮の食感は食べていて嬉しくなる。そしてジューシーな餡も申し分無し。タレと共に柚子胡椒が添えられているが、そのままでも十分美味しい。いや、これは県内でも屈指の餃子ではないかしら。

 そして夏季限定メニューの「ざる琥珀」は、冷たいつけ麺タイプのメニュー。しっかりと氷水で締められた麺の横には大きな氷塊が。この見た目から涼しげな演出が心憎い。もちろん氷のおかげで麺はいつまでも冷え冷え。つけダレは動物系素材不使用で煮干しや節系の魚介出汁のみを使用していて、すっきりとした味わいに仕上がっている。さっぱりと食べやすく、暑い季節にピッタリの一杯だと思う。9月中旬まで販売を予定しているのだそう。

 いやいやすべてのメニューに大満足。これは何度も足を運ばなければならない店だ。初めて行かれる方には「琥珀そば」「餃子」の黄金セットをオススメする。あっさり系が好きな人、餃子好きの人なら間違い無く満足するはずだ。(Ricky)

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2012.8.3


 みのり台〜松戸新田のいわゆる「ラーメン街道」に5月オープンした新店である。ラーメン街道の中でもど真ん中、「味処むさし野」に程近く「楽山担担面」「とんこつ屋台ラーメン貴生」に挟まれている立地だ。大きな削り出しの木の看板が迫力十分。そこに書かれている「自家製麺」の文字が誇らしげである。この店は長野県飯田市で2011年に創業、一年経たずして店主の地元である松戸へと移転してきた店である。

 店は大きな一枚木のカウンターの他、2名用テーブルが4卓、全部で12席のレイアウト。店の入口には製麺機が置かれている。メニューは「琥珀そば」(770円)「中華そば」(740円)の二枚看板で、夏季限定として「ざる琥珀」(700円)があるのみ。チャーシュー麺や大盛などの設定もない。一杯で満足させる、という自身が感じられる。サイドメニューとしては「餃子(3ケ〜)」(270円)と「チャータマ丼」(360円)が。初訪ということもあり基本と思われる「琥珀そば」を。

 丼いっぱい覆う大きなバラロールチャーシューのビジュアルは、一瞬がんこ系を想起させる。そこに味玉半個、太いメンマ、刻みネギ、海苔が乗る。スープは透明度の高い塩スープ。ベースとなっているのは鶏の清湯スープに、煮干しやサバ節、カツオ節などの魚介出汁の無化調ダブルスープ。注文を受けてから小鍋でブレンドして温める。鶏の旨味がじんわりと広がり、優しく魚介の風味が薫る。風味が損なわれないように昼と夜のスープはそれぞれ別に取っているそう。そこに自家製の中細縮れ麺が絶妙にマッチする。しなやかながらしっかりとした食感は、セモリナ粉を配合しているからだとか。想像以上の美味しさに思わず店内連食をお願いする。

 もう一つの「中華そば」は醤油味。丼から醤油の香りがふんわりと立ち上がり、具の配置や同じベースのスープながらまったく異なる表情を見せる。醤油は南信州飯田で480年続く老舗蔵「松岡屋醸造場」の無添加醤油を使用している。メンマの味付けが塩と醤油で異なっているのも素晴らしいな。卓上には調味料が置かれているのだが、このスープには胡椒が合うと思う。一方の塩には一味がピッタリ。それぞれが細かなところまで計算されているなぁ。

 誠実に味創りをしていると感じさせる二杯に大満足。皮から手作りという餃子も大変気になる。接客も過不足なく好感が持てる。ラーメン激戦区に新たな名店誕生の予感がする。(Ricky)

2012.7.17