ニュー甲子園

旧外観(08.11.6)
ラーメン(08.11.6)

基本メニュー ラーメン(600円)
所在地 習志野市実籾5-11-21
電話 なし
営業時間 11:30〜14:00,17:00〜21:00
定休日
アクセス 京成本線「実籾」駅北口下車。県道57号を習志野方面へ直進。千葉銀行手前を左折、丁字路を右折。道沿い左側、公園脇。


 今月5日にオープンしたばかりの新店である。「沖縄とんこつ」とは一体どういうラーメンなのか?実に気になる店名だ。夜の部早々にお邪魔したので先客、後客ともにゼロ。L字カウンター10席の店内は何か他の飲食の居抜きなのだろうか、新しいお店ではないがすっきりとしていて清潔感がある。メニューは壁に張られており、「ラーメン」(600円)「こってりラーメン」(650円)「ぎっとりラーメン」(700円)の3種類に、それぞれ300円増しでチャーシュー麺がある。しかしここには沖縄の文字がない。またメニューには細麺もありますとの文字があるが、基本は中細麺のようなので基本のままお願いすることにする。

 出て来たラーメンは見事に九州系の豚骨ラーメンのスープにうっすらと背脂も浮き、なぜかコーンが乗っている不思議なビジュアル。しかしこのスープが濃度もあって臭みがなくキレもあって実にいい。ちょっとカエシが強い感はあるが旨味がしっかりと感じられてていねいな仕事振りが感じられる美味しいスープだ。ここに合わせられた麺は藤代製麺の中細麺。この麺はこの麺で悪くないと思うのだが、やっぱりこのスープなら極細バリ固麺で食べたいところ。具は大きなチャーシューと万能葱、茹で玉子にコーン。チャーシューは質感も良く美味しいチャーシューだった。

 ご主人に感想を聞かれたので極細麺だと九州っぽくていいですね、と言ったら博多から直送している極細麺を替え玉で出してくれた(替え玉は1玉150円で大盛は100円)。どうやら用意してあるという細麺はこの麺らしい。なぜ細麺を基本にしないのか尋ねたところ、やはり一般の人はあの博多麺は抵抗があるだろうということで食べやすい麺を基本にしたのだとか、なるほど確かに。結果論ではあるが最初中細麺を楽しんで替え玉で極細麺というのも楽しいな。ちなみに博多の麺はどこのか尋ねたら真鍋食品だという。真鍋といえば博多の老舗製麺所で、かの元祖長浜屋のオーダーにより博多長浜の極細麺を最初に開発した麺屋さんだったはず。伝説の麺にこんなところで出会えるとは!

 しかしスープにしても麺にしてもタダモノではないと聞いたところ、銚子で「とんこつラーメン甲子園」というお店を今年春まで営まれていたのだとか。いわゆる博多ラーメンが好きなのだが、そこに自分のオリジナリティも加えたいと出身地でもある沖縄の文字をつけて、移転にあたり心機一転店名を「沖縄とんこつ」と変えたのだそう。この地域で果たして豚骨一本で勝負出来るのかは分からないが、少なくとも今出している豚骨ラーメンは完成度が高く仕上がっていると思う。豚骨好きな方は足を運んで損のない店だと思う。物腰の低い店主のていねいな接客も好印象だ。(Ricky)

2008.11.6