台湾料理錦龍


台湾料理錦龍

ジャンル
中華(台湾)

基本メニュー
拉麺(600円)

場所
千葉市若葉区小倉台3-19-4

電話
043-233-8578

営業時間
11:00〜14:30,17:00〜翌04:00

定休日
なし

アクセス
千葉都市モノレール線「小倉台」駅下車。モノレールと交差する道(小倉いちょう通り)を左折。道沿い左側。


 「ど〜なってるの!?」でこの店が紹介されていたのである、結構昔のことだが。それ以来気にはなっているものの素通りし続けてきた店である。しかしどんな時間に通ってもやってるのである。この日はランチタイム、お昼時を狙って行ってみた。というのも得てして中華料理専門店は昼だとリーズナブルなセットを用意している事が多いからである。

 店内はテーブル24席と小上がり席を合わせて60席近くと、結構な収容を誇る。数組の会社員達が昼ご飯を食べている。店内には至る所に「当店のお薦め品」という紙が張り巡らされており、一体どれがお薦めなのか、全部お薦めなのか、こんなにもたくさんのものを薦めてしまっていいのか、という疑問がわくほどにお薦めだらけであった。しかもよく見ると、「海の幸おこげ 1800円」「車エビとフルーツのマヨネーズ和え 1800円」などとエクスペンシヴなメニューばっかり書いてある。これは本当にお薦めなのか、お客に対してのお薦めではなくお店的にお薦めということではないのか、などという疑問が更にわくほどに高い物だらけであった。そんなものには脇目も触れず、ランチメニューに目をやる。どうよ、危うく台湾魔術の術中にはまるところであった。だって3品選べて800円というメニューがあるじゃないの。しかも麺は単品で600円〜するので、これはリーズナブルと言わずにはいられないのである。早速私は「担仔麺」「滷肉飯」「春巻」の3品のセットを頼んでみた。

 まず「担仔麺」タンツォーミェンと読むらしいが、平たく言えば「台湾風ラーメン」である。何となく干しエビやアワビなど中国出身乾物系出汁といったテイストの塩ラーメン。表面に揚げネギがぱらっと浮いているのだが、その浮き加減が妙に本物なのだなぁ。よく日本のラーメン屋さんが揚げネギ乗っけますが、「どだ、これが揚げネギだど」といわんばかりに乗るのだが、台湾は違う。「あ、これ、そう揚げネギね」と妙にあっさりとしているのである。スープのテイストはあっさりとしつつも、先ほど言った乾物系の滋養スープといった感じ。そして具は挽肉・ニラにモヤシである。

 そして「滷肉飯」、これはどうやって読めばいいのか分からないばかりか、パソコンで漢字を探すのも一苦労の文字であるが、これも平たく言えば「角煮ご飯」。豚の角煮に人参・キクラゲ・タケノコなど、これも中国出身野菜系オンパレードのあんかけなのである。この角煮はご多分に漏れず、八角の風味が十分に効いており、その効き加減が妙に本物なのだなぁ。よく日本のお店でも八角風味の角煮にお目にかかるが、「日本の伝統はかくし味」といわんばかりにちょろっと八角を風味付けに使うのだが、台湾は違う。「八角えいっ」とバランスなどはおかまいなしなのである。こう考えると、日本の洒落たお店は常にその量に対して、何かしらのこだわりを持つが、本物ってけっこうアバウトな物が多いのだなぁ。タイ料理にしても然り。

 他のメニューにもそそられるラインアップが並ぶ。ちなみに以前テレビで紹介されたのはこの店の水餃子であった。あ、春巻きも熱々で美味であった。これで800円は安い。夜遅くまで開いているのも◎。(Ricky)

2000.7.24