小笠原塩ラーメン海皇(閉店)

外観(03.7.10)

らーめん(03.7.10)

つけ醤油(濃厚かつお味)(03.7.10)

とりそば(濃厚脂味)(07.11.19)

基本メニュー らーめんあっさり味(600円)
所在地 市川市南八幡5-8-5
電話 047-379-4183
営業時間 11:30〜14:00,17:00〜22:00
11:30〜15:00,17:00〜21:00(土日祝)
定休日
アクセス JR総武線「本八幡」駅南口下車。ロータリーを直進し、長崎屋の交差点を右折し直進。道沿い右側。

 この店がオープンして4年経つが、今だ千葉には塩を看板に掲げた店が数少なく、そういう意味でも貴重な存在の店である。基本的なメニュー構成なども変わることなく、当初のコンセプトが今でも通用していることが窺える。

 この店は基本的には動物系スープと和風スープをブレンドしたWスープなのだが、濃厚脂味と呼ばれる「とりそば」(800円)は動物系スープオンリーで作られたラーメン。豚と鶏、野菜を半日以上炊き上げたというスープは適度な濃度と粘度を持っていて、小笠原産海塩のまろやかな塩分が加わってなかなかの塩スープになっている。チャーシューも地鶏を焼き上げて作っていて美味だが、意外に効果があるのが鶏そぼろ。これがスープに馴染むことによって、麺などとも絡んで食感もスープの味に変化がつくのが楽しい。大成食品のもちもちした平打ち麺もスープと良く合っている。

 駅前からも通りからも少し外れた立地だからか、隠れ家的な雰囲気も漂う店であるが、もっと認知されてもいい店であると思う。またメニューも数多く揃っているので、何度でも楽しめる店だ。(Ricky)

2007.11.19

 今月5日に本八幡に出来た塩ラーメンをメインにした新店である。新店とはいえ、西新宿の地下街にある「島よし」というお店が名前を変えて出店したもののようだ。周りの雰囲気になじまないお洒落な雰囲気の外観は、歩いているといやでも目に入る。駅からは徒歩10分かからないくらいだろうか、車で行く人も店の前の通りに数カ所コインパーキングがあるので安心だ。店内はL字カウンターのみのシンプルな作りで、店の入口には小笠原の塩などが置かれている。天井の照明などもなかなかお洒落に作ってある。お昼時、そこそこの客の入りであった。

 注文は入口の食券機で。メニューは基本的には塩ラーメンがメイン。「らーめん」(600円)「特製海皇らーめん」(900円)「とりそば(濃厚脂味)」(800円)「季節のらーめん」(800円)などのラーメンメニューと、「つけ塩(淡麗海老味)」(700円)「つけ醤油(濃厚かつお味)」(700円)「特製海皇つけ麺(1000円)」などのつけ麺類がある。メニューのラインナップは島よしとはかなり異なっている。麺は100円足すと大盛りになるようだ。

 店のカウンターや壁などには小笠原塩についての蘊蓄が色々と書かれている。またカウンター上にも小笠原塩と小笠原の唐辛子が置かれていて自由に使う事が出来る。とりあえず基本メニューの「らーめん」を食べてみる。麺は大成食品の麺で、加水の高めのもちもちした麺で、茹で加減も申し分なし。しかし最近ここの麺を食べることが多いなぁ(笑)。具はチャーシュー、メンマ、海苔など凡庸で特筆すべき点はない。スープは意外にも味付けが濃い目で、油もけっこう多めのバランスになっている。塩の良さを強調したいのであれば、もう少し油分は少なくてもいい気がする。また味付けのアクセントに唐辛子だろうか、ピリッとした味わいが入っていた。「つけ醤油(濃厚かつお味)」は、甘さよりも酸味と辛味を前に出した味わい。カツオの風味が分かりやすく一般受けしそうである。どちらもこれといってビックリするものではないのだが、じゃあこういう味が他にあるかと言われれば少なくとも塩ラーメンについては、県内ではあまり見あたらない。そういう意味では存在価値がある店である。

 オペレーションもこなれており、接客も過不足がない。新店とはいえ安心して入れる店である。塩専門店が少ない千葉だけに、頑張ってもらいたいお店の登場と言えるのではないか。(Ricky)

2003.7.10