山勝角ふじ

外観(05.4.15)

らーめんバカ豚(05.4.15)

うま辛つけ麺小豚(05.4.15)

基本メニュー らーめん(680円)
所在地 松戸市新松戸3-420-2
電話 047-343-8233
営業時間 11:00〜翌2:00
定休日 なし
アクセス JR常磐線「新松戸駅」西口下車。ロータリーを直進、ダイエーの角を左折しゆりの木通りへ。通り沿い右側。

 またまた佐貫大勝軒系の新店である。場所は新松戸ゆりの木通り、以前夢館新松戸店があったところ。金文字のド派手な看板がいやでも目に入ってくる。ラーメン二郎に触発されて立ち上げた「角ふじ」業態としては、グループで5店舗目、千葉県内では柏に続いて2軒目ということになる。これまでの角ふじは「天神」「明神」「匠神」「光神」と全て「神」がついていたが、今回の店舗は「山勝(やましょう)」とある。これは田代浩二氏の師匠山岸一雄氏の「山」と、出身である「大勝軒」の「勝」を合わせたのだそうだ。

 居抜きの店舗ではあるが、席数は減らされて厨房内も火口の配置などが変更されている。メニューは「らーめん」「つけ麺」の2系統で、大分分かりやすくなっている。味は「醤油」「塩」「味噌」「うま辛」と4種類。おそらく角ふじ系としては、味噌は初登場ではなかろうか。また、うま辛は「醤(じゃん)乗せ」「赤そば」などの名前で登場していた裏メニューで、豚挽肉辛味噌が乗った一品である。今回は「らーめんバカ豚」(980円)と「うま辛つけ麺小豚」(830円)に挑戦。

 とりあえずラーメンの方はこれまでの「角ふじ」そのままの味。麺は通称「黒麺」と呼ばれる角ふじオリジナルのごわごわした食感の麺。柏店より若干量が少なくなっているが、それでも200gのボリューム。もちろん大盛も可能で、カウンターで100円を出して大盛りと注文し、300gから始まって通えばどんどん量が増えていくという。最高は3kgだそうだ、kgってをい(^^; 逆に少量で十分という人は「豆盛」と言えば少なくして貰えるようだ。油分の多いスープはカエシの甘さと背脂の甘さ、醤油の味わいが独特のバランスになっていて、そこにニンニクが加わることで散漫になりがちな味を引き締めている印象。バカ豚はチャーシューが鬼のように乗ってくるメニューなのだが、丼の上に塔のごとくそびえ立つ肉と野菜は、とりあえずどこから食べていいのか分からない形状になっている。

 一方のつけ麺については、これまでの角ふじとは違った試みがされている。基本的に魚の香りが立った甘くて辛味のあるつけダレは変わらないが、麺は通称「白麺」と呼ばれるモチモチしたいわゆる「大勝軒タイプ」の麺を使用している。5店舗ある角ふじ系列の中で、この店だけがラーメンで角ふじ的な麺、つけ麺で大勝軒的な麺を使うから「山勝角ふじ」となるわけだ。黒麺でのつけ麺も確かにオリジナルな味わいで楽しいが、やはりつるつるモチモチの麺の方がつけ麺にはしっくり来る。しかしどうせ両方の麺があるのなら、つけ麺に関しては選択可能にしてもいいのではないかと思った。ちなみに角ふじではつけダレを最後にレンジで温める。これはどうしても冷めてしまいがちのつけダレを、お客さんに出すギリギリまで熱々の状態にしておきたいということからだそうだ。実際つけダレは他の店に較べると熱々でやってくる。

 現在この新店の厨房には柏店長を務めていた小川氏が入っている。某チェーン店一人勝ち状態が続くここゆりの木通りで、角ふじがどのような闘いを見せるのか、「手がけた店舗は必ず行列店にする」田代浩二氏のお手並み拝見といったところだ。(Ricky)

2005.4.15