麺屋亥龍

外観(08.3.21)

背脂醤油らーめん(08.3.21)

背脂味噌チャーシューめん(08.3.28)

魚塩らーめん(08.4.19)

基本メニュー 背脂醤油らーめん(650円)
所在地 市川市市川1-8-13
電話 047-325-3897
営業時間 11:30〜翌3:00
定休日
アクセス JR総武線「市川」駅北口下車。駅前ロータリー右手、WEST STREETに入る。通り沿い左側すぐ。

 再訪して「魚塩らーめん」(700円)を。いわゆる背脂系のラーメンではなく、宗田鰹や鯖節を使った魚介ダシをベースにした塩ラーメン。麺は細縮れ麺でネギ油の浮いたスープをしっかりと拾う。チャーシュー、メンマ、ホウレンソウなど基本的な具材はほとんど変わっていないが、笹掻のネギと万能ネギのがスープに合っている。気持ち塩分が高いかなとも思ったが総じて満足出来る和風の塩ラーメンという印象。同じなりたけ出身の「福たけ」もそうだが、背脂ラーメン店がクリアなラーメンを出すケースが増えている。家族連れなど幅広い客層を取り込むというだけでなく、リピート率も上がる戦略としても有効だと思う。もちろんそれはある程度レベルの高いアイテムを出してこそだが、この「魚塩らーめん」は一定のレベル以上に仕上がっていて、背脂好きで通うお客さんにも満足出来る一杯だろうと思う。(Ricky)

2008.4.19

 金曜の深夜22:30訪問、何と満席。厨房では店主とスタッフ2名が、慌しくオペレーションをこなしている。しかしながら、案内や流れが非常にスムーズで、接客も良く、滞りない。新店とのことだが、どちらかのなりたけで長く厨房に入っていた方ではないだろうか。

 なりたけ出身の背脂らーめんとなれば、基本の醤油も味噌もある程度は想像がつく。という訳で、初訪問=基本デフォルトの法則を無視して、「味噌チャーシューめん」(950円)&「半ライス」(100円)をオーダー。背脂系の店の味噌とチャーシュー、それにライスという取り合わせは絶妙に合うと思う。特に弁慶〜なりたけ系のお店ではハズレが少ない。

 隣の客が食している醤油を見ると、背脂は粒が小さく揃っていて、なりたけ出身というだけある量が振られている。メニューに目をやって、背脂醤油の横にある「基本は細麺ですが太麺でも注文可能です」という表示を見つけ、これはイカン!と途中で自分の味噌チャーシューを太麺でお願いすると、味噌は最初から太麺で作っているとのこと。一安心。

 目の前に出てきた麺は、チャーシューが丼の表面を完全に覆っていて迫力があり、中央には生の刻みネギが盛られている。弁慶から受け継がれる背脂系の流れを汲む店を、数々食してきた自分としては、見慣れた感のあるパッケージ。しかし背脂の量が醤油に比べてやや控えめだった。スープはベースがなりたけに似た濃度の高い豚骨で、味噌ダレの味もほぼ同様。しかし、前レポ(館長さん)にある醤油と同じく、味噌ダレが強くてやや塩辛い。同じなりたけ出身のえんたん@稲毛で、「味噌らーめん味濃いめ」をオーダーしたときを思い出した(若干、濃すぎて失敗したと思ったときw)。

 珍來製の縮れ太麺は、食べなれた人なら解る感じのボソボソ感のあるもの。しかしながらスープの拾いも良く、相変わらず美味い。定型ではあるが、やはり全体的に相性が良い作りなのだろうと思う、一体感がある。具はチャーシュー5枚(1枚はデフォ)、メンマ、もやし、ニラ、刻みネギ。よもや解説の必要のないいつも通りの味付け、チャーシューとライスとの相性も良く、メンマも美味い。野菜はこの濃厚スープに入ることで旨味を発揮する。

 難を感じたのは味噌ダレの濃さだけで、後は美味しく満足できる一杯。なりたけ出身者のお店は、本家の脂に当てられてか少しライトにシフトするケースが多いのだが、このお店はベース濃度・背脂共に負けていない気がする(醤油は)。弁慶〜なりたけ系のお店は、ふと背脂を食べたくなったときに近くにあると非常に便利なので、きっと再訪もあると思う。その時は『味、少しだけ薄めで』と、味噌なら『背脂多めで』をオーダーすることになるだろう。(ヨースケベ)

2008.3.28

 JR市川駅北口に先月「麺屋亥龍(いりゅう)」がオープンしました。 場所はJR市川駅北口を出て駅前ロータリーの左側歩道を歩いて、山崎パンのビルの手前を左折、するとすぐ左側にお店があります。駅から歩いて30秒ぐらいでしょうか。

 メニューはいわゆる背脂系のラーメンメインで「背脂醤油らーめん」(650円)「背脂味噌らーめん」(700円)「魚塩らーめん」(700円)「辛みそつけそば」(750円)とあります。

 私は「背脂醤油らーめん」を太麺(細麺も選択可)で頂きましたが、スープは修業先のなりたけよりも濃厚に感じまして、太麺との絡みも良かったです。背脂も甘くてスープに良く合っています。但し若干、スープの塩分濃度が高めなのが少しだけ気になりました。(ミュージアム館長)

2008.3.21

 市川駅北口に出来た新店である。店主は背脂ラーメンの人気店「なりたけ」出身。津田沼店や千葉店の店長なども勤めた後独立し、2002年に千葉市で「蓮」というお店を営まれていた方である。惜しまれつつも閉店してしまったのだが、今回店名も新たに復活を果たしたということになる。以前のお店は奥様と2人でやられていたが、今回はなりたけ出身のスタッフも入り磐石の体制を敷いてきたという印象だ。

 店はL字カウンター15席。厨房にはスタッフが3名。メニューはなりたけや蓮と同様に「背脂醤油」「背脂味噌」のラインナップが基本だが、新たな味として「魚塩らーめん」(700円)「辛みそつけそば」(750円)などのメニューも並ぶ。こちらのご主人は味噌に自信を持たれているのは承知していたのだが、やはり最初ということもあって基本の「背脂醤油らーめん」(650円)をお願いする。醤油らーめんの場合、麺は通常細麺で好みで太麺も選ぶことが出来る。味噌は基本が太麺のようだ。

 スープはいわゆるなりたけ的な背脂醤油味のスープで、塩分が気持ち強めに感じたが細かい背脂の甘さがうまく中和してくれている。背脂の量はそれなりに入っていると思うが、振り方が上品というか(笑)綺麗に丼の中に納まっている。バラロールチャーシューが乗り、モヤシとネギが乗りと、ビジュアル的にもなりたけのそれと基本的には変わらないのだが、ホウレンソウが乗っているのはちょっと新鮮。このホウレンソウが意外に背脂スープと合って美味しい。麺は珍來製の細やや縮れ麺でスープの拾いが抜群に良い。背脂と麺とモヤシと一緒にわしわしと食べる楽しさがあるラーメンだ。なりたけ出身のお店が最近増えているが、その中でも完成度が高い一杯になっているのではないかと思う。

 次回はぜひご主人自慢の味噌を食べてみたいが、節系のスープにネギ油を加えたという魚塩らーめんも気になる。また足を運ばなければならない店が出来たようだ。(Ricky)

2008.3.21