麺屋はじめの一歩


外観(07.3.27)

味噌ラーメン(11.9.30)
つけ麺魚介豚骨醤油(11.9.30)

支那そば塩(07.3.27)
鳥そば塩(07.5.15)

所在地 君津市大和田3-1-12
電話 0439-52-7345
営業時間 19:00〜24:00
11:30〜15:00,19:00〜翌2:00(土)
11:30〜15:00,19:00〜24:00(日)
定休日
アクセス JR内房線「君津」駅北口下車。ロータリー先交差点を左折し直進。おはしcafeガストのある十字路(丁字路)突き当たり左側。駐車場あり。

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 過去のレポにもあるように、以前からご主人に「味噌がオススメですよ」と煽られ続けていながら、しばらく足を運んでいなかったこちらのお店。しかし、どうも最近周辺のあちらこちらから「はじめの一歩の味噌は美味い」という声が聞こえてくるようになった。そう言えばご主人にもオススメされていたっけなぁ、などと思いながら久々にこちらの店へ足を運んでみた。

 ご主人に久々の非礼を詫びて席に着いてメニューを見て驚いた。以前あった塩系のラーメンが姿を消して、味噌と豚骨魚介のつけ麺の二本柱になっていたからだ。聞けば以前より味噌ラーメンとつけ麺の人気が高く、最近はオーダーも集中していたこともあってこの9月に思い切って絞ったとのこと。また、ご主人が腰を悪くしてしまって昼夜営業が難しくなったことも関係しているようだ。しかし、あっさり醤油ラーメンが幅を効かせる内房エリアでよく思い切ったものだと思う。それだけ多くの人の支持を受けているのだろう。

 まずは「味噌ラーメン」(700円)。出て来たラーメンのビジュアルをみて、札幌の有名店を想起出来ない人はラーメンフリークとしては失格だろう(笑)。チャーシューなどのイメージは違えども、某有名店を彷彿とさせるビジュアルの味噌ラーメンが君津で出されていることに驚く。丼からは湯気が上がらず、熱々のラードがスープの蓋の役割をしている。香ばしく鍋で焼き上げられたスープにはニンニクとショウガがしっかりと効いていて味噌の味も強く出ている。チャーシューとメンマも甘めの味付けが施されていて、スープとのバランスがとても良い。麺だけは札幌麺とはちょっと異なるタイプで若干の弱さを覚えなくもないが、全体として非常に高い位置でまとまっている札幌系の味噌ラーメンだと思う。これはご主人が昔から勧めているのも納得だ。

 そしてもう一品の「つけ麺魚介豚骨醤油」(900円)にも驚き。いわゆる昨今の流行である「濃厚豚骨魚介」をしっかりとなぞったつけ麺になっているのだ。しかもその濃度はかなり高めで、非常になめらかな口当たりで丁寧な仕事ぶりがうかがえる。こちらは加水率高めの平打ち麺を使用しているが、とにかくつけダレが濃厚なので麺との絡みがハンパない。甘辛酸でいえば甘味が強いバランスになっているが、それも突出し過ぎることはなくまとまっている。いや、こちらのつけ麺も相当なものだ。聞けばこちらも以前から出していたのだそう。

 数年前から何度も足を運んでいて、雑誌などでも何度も紹介させて頂いていながら、この味噌とつけ麺を食べて来なかったのは不覚。しかも何度もご主人に勧められていたにもかかわらず。だって、メニューの構成的に明らかに塩や鳥そばをプッシュしていたんだもの(苦笑)。今までの塩系のラーメンも非常に美味しかったが、この味噌とつけ麺もとても良く出来ていると思う。君津に来たなら必食の店だ。日吉が近いのでセットでどうぞ。(Ricky) Check

2011.9.30


  前回の支那そばがなかなか良かったので再訪することに、今回は鶏を全面に出した「鳥そば」(680円)を注文することにした。

 通常のラーメンでは普通のチャーシューだったが、こちらは鶏肉を炙ったものが提供される。何でも一度煮込んだものを炙っているのだそう。支那そばよりも魚介のバランスが強く、特にエビの風味が印象に残る。しかししっかり食後感は鶏を感じさせるのだから、そのバランス感覚はなかなかのものだ。

 これは支那そばと鳥そば、どちらも甲乙つけがたいなぁ。あ、お店の人的には味噌がオススメなのですけど(^^;(Ricky)

2007.5.15


 ここ数年君津エリアに新店が続々とオープンしていて、なかなか面白いエリアになっていると感じている。元々は新日鉄のお膝元ということもあり、君津式とも呼ぶべき昔ながらの豚骨ラーメン店がいくつか点在するエリアだったが、大ちゃんであったり、四馬路であったり、あるいはいなばのしろうさぎだったりと、房総竹岡の流れを汲む醤油ラーメンから創意工夫を凝らしたラーメンまでバラエティに富んだ店も増えて来た。そこへ来てここ数年の新店ラッシュ。この「はじめの一歩」は3年前にオープンした新鋭勢力である。

 店はL字カウンター14席。ちょっと落とし気味の照明の店内はゆったりとした作りになっている。店内には学生中盛サービスの文字が。メニューは「支那そば」(630円)「鳥そば」(680円)「味噌ラーメン」(680円)「つけ麺(豚骨醤油)」(830円)などがあり、支那そばと鳥そばは塩と醤油から選ぶことが出来る。お店の方は味噌が美味しいよ!と教えて下さったのだが、やはり最初に書かれている支那そばの塩を注文してみた。

 スープはクリアな塩スープで、沖縄粟国の塩など数種類の塩を使ったスープは鶏ガラと豚骨の旨味がしっかりと感じられる味わいだが、若干塩分濃度は高めか。スープ表面のネギ油から香る香りが食欲をかきたてる。チャーシューは炙ってあり香ばしさの演出がされている。麺は極細でこの地域にしては珍しくかなり固めに上げてきている。スープの表面には揚げネギも浮いていて、全体的に香りを色々と考えているラーメンという印象で、それはひと昔前に流行したラーメンのスタイルを踏襲しているとも言える。

 町中ではさほど珍しくないラーメンのスタイルかも知れないが、豚骨と醤油が幅をきかせる内房君津でこの味を提供しているのは実に貴重。店主夫妻の接客も気持ちよい。君津に行った時は足を運んで損はない佳店だと思う。(Ricky)

2007.3.27