らぁ麺つけ麺粋や(閉店)


外観(10.9.8)

らぁ麺(11.6.9)
らぁ麺(10.9.8)

塩らぁ麺(10.9.8)
つけめん(10.9.8)

全部のせつけめん(11.6.9)
つけめん(11.8.31)

夜限定 ちきちきぼーん(12.6.28)

所在地 千葉市中央区富士見2-18-4
電話 043-225-5225
営業時間 11:00〜14:30,18:00〜24:00
11:00〜15:00,17:00〜20:00(日祝)
定休日
アクセス 千葉都市モノレール線「葭川公園」駅下車し、千葉中央駅方面へ直進。デイリーストアの交差点を右折、道沿い左側。

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 残念ながら6月29日の営業をもって、粋やが閉店することとなってしまった。誠実に美味しい一杯を作り続けていたお店だけにとても残念で仕方が無い。閉店1日前の28日夜に足を運んでみた。店主の小池さんに聞くと、毎日多くのお客さんが足を運んで別れを惜しんで下さるとのこと。同業のラーメン屋さんも毎日誰かしら食べに来ているようで、この店と小池さんが皆に愛されていたのが良く分かる。

 最後の一杯は何にしよう。そう思って小池さんにオススメは?と尋ねてみたところ即答で「限定のちきちきぼーんを塩で食べてみて下さい」とのこと。以前は土日限定だったメニューが現在は夜限定メニューになっているのだとか。というわけで「ちきちきぼーん塩」(850円)を頂くことにする。

 真剣な表情で一杯一杯に向き合っている小池さん。出来上がったラーメンを普段ならホールスタッフに持たせるところを、わざわざ本人が持って来てくれた。とろんとしたスープは目の前に出て来た瞬間からその濃厚さと美味さを感じさせるビジュアル。野菜などのとろみには頼らずに鶏のみを2日かけて煮出したというスープは、絶品以外の言葉が見つからない。塩度も丁度よく最後まで飲み干せてしまう味わいだ。自家製の中太ストレート麺もしっかりと主張して超濃厚なスープに負けていない。具は真空低温調理した鶏チャーシューのしっとりとした優しい口当たりと、肉厚の豚チャーシューのコントラストが楽しい。千葉県産の笹掻ネギもスープに良いアクセントになっている。いや、これは相当な完成度だ。本当に美味しかった。あっという間に完食。

 しかし本当に閉店は残念だ。小池さんはこの業界に残り他の店で経験を積んだ後、また必ず「粋や」の暖簾を掲げると約束してくれた。その時まで暫しのお別れ。最終日29日に間に合う方は是非足を運んで下さい。営業時間いっぱい出来るように頑張って仕込むそうです。(Ricky) Check

2012.6.28


 創業一周年を前にして、オープン以来の念願だったという自家製麺へとついにシフトした粋や。店内のテーブルが1席潰され、そこに囲いが出来て製麺スペースが作られていた。これまでの麺と同様に、千葉県産有芽小麦の全粒粉を配合した多加水ストレート麺。麺の良さが分かるのはやはりつけ麺だろうということで「つけめん」(750円)をオーダー。

 まず、これまでと違って麺の表情が良い。しっかりと麺の向きを揃えて綺麗に丼に納められていて見た目にも美しい。そしてつけダレは具が沈まないほどの粘度を持っているのだが、これがしつこさを一切感じさせない。ベースとなるのは半日以上煮込んだ濃厚な豚骨魚介スープ。そこにフルーツや野菜などで作った自家製のフルーツペーストを加える。動物系の油分で粘度をつけているのではないので、非常に口当たりが良くて食べやすい。そして気になる麺は全粒粉が練り込まれた風味豊かな中太麺で、しっかりと茹でられていて芯もなく、しっかりとコシがあって良い麺だと思う。まだまだ麺作りに慣れていないとのことだが、最初にしてはかなり頑張っている麺なのではないかと思う。ちなみに並で200g、中盛が300g、大盛が400gでいずれも同料金で味わえる。

 いわゆる「濃厚豚骨魚介系」と片付けられてしまう方向性のつけ麺ではあるが、実際食べてみると世の濃厚豚骨とは明らかに違うアプローチであることが分かるだろう。これだけの旨味を持って濃度も十分あるのに食べやすいつけ麺はなかなか他では見当たらない。そして今回の自家製麺化で、ますますこの店のつけ麺に磨きがかかっていくだろう。今後にも期待をもって注目していきたい。(Ricky)

2011.8.31


 ラーメンニュースを見て本日食べに行ってきました。メニューは「らぁ麺」「塩らぁ麺」「つけめん」「油そば」とあり 今日は「塩らぁ麺」(700円)をいただきました

 スープには金目を使ってるそうですがたしかに金目のダシが利いてまして、さらにラーメンには金目鯛の身をほぐしたものがのってましてそれをスープに溶かすとさらに旨みがでてきました。感じとしては東十条の麺処ほん田、新小岩の麺屋一燈に近いかなりレベルの高いラーメンだと思いますが、この味を千葉で味わえるのは嬉しいですね。(まさとき)

2011.9.24


 浦安の人気店「四畳半生粋」や西千葉の「つなみ」の店長を歴任してきた、若きラーメン職人小池貴広さんが待望の独立を果たした。場所はモノレールの葭川公園から富士見の飲食街に入ってすぐ。近隣には博多一風堂などもある場所だ。店内はL字カウンターが8席にテーブルが3卓というレイアウト。メニューは「らぁ麺」「塩らぁ麺」「つけめん」「油そば」というラインアップで、直前まで働いていたつなみのメニュー構成を彷彿とさせる。

 基本的な味の方向性は、これまでのつなみの路線を踏襲しており、いわゆる「濃厚豚骨魚介」という分類がなされる味である。しかし、どこもかしこも同じような味を出している中で、粋やのスープはちょっと他とは違う。まず、魚粉に頼ることなくカツオ節やサバ節、煮干などを寸胴に大量に入れて作っていること。そして背脂などは使わずにゲンコツ、鶏ガラなど骨の旨味をしっかりと引き出していること。結果として甘味と旨味がいっぱいに広がる味わいになっているのだ。麺は千葉県産有芽小麦の全粒粉をブレンドした特注麺。もちもちとして良い麺だと思う。また小池さんの自信作であるという「塩らぁ麺」は豚骨は使わずに鶏ガラだけで取った半濁スープに、金目鯛でとった出汁を加えた塩ダレを合わせたもの。すっきりとした口当たりながらも深みがあって、まったく飽きさせることがない。

 そのキャリアからすれば当然のことではあるが、実にハイレベルで完成度も高く、新店とは思えないほどのクオリティ。ぜひこれから頑張って頂きたいと思う。千葉ラーメン界期待の新店が登場した。(Ricky)

2010.9.8