いなばのしろうさぎ

外観(07.5.17)

秋(07.5.17)

房州路みそ(07.5.17)

うさぎ(04.9.18)

限定 冷やし中華2004(07.5.17)

野菜拉(05.2.19)

限定 鯛だしラーメン(05.2.19)

ご当地あさりボンゴレ(04.9.18)

房総冷やし中華(08.7.21)

トマトシャーベットラーメン(08.7.21)

フォン・ド・ボーカレー(04.9.18)

旧店鋪外観(04.9.18)

基本メニュー いなば流関東ラーメン(690円)
所在地 君津市南子安5-13-4
電話 0439-54-4810
営業時間 11:30〜15:00,18:00〜21:00
定休日 火・第1・3・5水
アクセス JR内房線「君津」駅南口下車。国道127号線方面へ。南子安郵便局先、道沿い左側。駐車場あり。

 毎年夏になるといくつもの冷やし中華、冷やしメニューを発表する「いなばのしろうさぎ」だが、今年も時間差で3種類ほどのメニューが出る予定だそう。そのうち「房総冷やし中華」(950円)「トマトシャーベットラーメン」(980円)を試してみた。

 「房総冷やし中華」は2004年版冷やし中華がベースになっていて、見た目も味も強い醤油感があるので「房総」とつけたのだとか。いわゆる穀物酢の鋭い酸味がないのは、酢にリンゴ酢を使っているから。丼の中央に刻んだチャーシューとネギが盛られているが、これが辛子味噌で和えられている。これを崩しながら食べると味が変化して楽しい。

 個人的に面白いと思ったのが「トマトシャーベットラーメン」。これは冷たく水で締めた麺の上にトマトのかき氷が乗っているもので、一見最近流行のかき氷ラーメンのようにも見えるが、このかき氷というかシャーベットがポイントで、なんとこのかき氷はトマトジュースやピューレをかいているのではなく、完熟トマトを丸まる1個氷らせたものをかいているのだ。ピューレをかいたのとは違い、味に弱さがあるが、その分トマトそのままの繊維などが残っているので、ふわっとした氷の食感が楽しめて、溶けた後にも野菜感があるのだ。味の弱さはその氷の下に置かれた土佐酢のジュレが補っている。鰹の風味と梅干しの酸味が味に深みを与えている。まぜながら食べていくと、トマトとジュレ、そして醤油ダレがどんどん一体感を増していく。トマトラーメンやかき氷ラーメンは他にもあるが、こういうアプローチの冷やしラーメンはあまり見たことがない。8月いっぱいの限定メニューだ。(Ricky)

2008.7.21

 新しい店に行ってきました。「P秋」というメニューを食べてきましたが流石に美味かったです。つけ麺を頼んだ客が少し離れた所にて、フライパンから浸け汁に何か入れていました。それが何か解らないのにとても美味そうに思えましたので、今度調査に行きます。(うづき)

2007.6.6

 「いなばのしろうさぎ」さんを再訪いたしました。今回は危険なラーメンと称される「うさぎ」を食してまいりました。日頃、化学調味料や刺激物にヤラれちまってる私の舌なんぞに繊細なスープの味がわかるものなのかなぁ?と、不安を抱えつつもオーダーしました。

 しばらくして出来上がってきたラーメンのスープは薄い醤油色を帯びています。でもこれは素材から煮出した色であって、調味料は一切何も加えていないとの事。スープを一啜りしてみると何ともびっくり。こんなボンクラな私の舌でも旨味がしっかりわかりました(ひと安心?)。調味料の入っていないスープって想像以上に美味なのですねぇ(驚)。「トリって奴はこんなにおいしい味が出せるんだよ、すごいでしょ?」とスープに話しかけられた気がします(スープではなく店主さんか?)。麺もおいしくてスープとの相性が良く、どんどん箸が進みます。別皿の塩を入れると劇的に味が変わるとの事なので、丼には直接入れずにレンゲにスープをすくって塩を投入し、麺を載せて食べてみました。明らかに別のラーメンに変化しました。これもウマいです。これはこれで塩ラーメンとしてメニューの中に組み込んで欲しいです。

 更に、これまた別皿で供される具もおいしいです。塩同様にスープの中に具を入れると味が変化するとの事なので、レンゲに麺とスープをすくって具を併せて食べましたが、とくに焼き豚が好みでした。ラーメンを食べ終わる頃に別のお盆に載って出てきたのは、熱々スープとご飯。ご飯にスープをかけて雑炊風に食すという寸法です。ご飯の上には高菜、昆布佃煮とあとひとつ(失念しました)の3種類の具が入っています。まずはご飯とスープのみで食べ、次に高菜、佃煮、あとひとつの具をそれぞれ混ぜて食べていきました。ラーメンの時とは全く違った印象で、ごっつい美味しいです(特に高菜が好みだった)。ご飯との相性も抜群に良いと思います。具によって変化する味わいはラーメン以上に楽しめるのではないでしょうか。現在のメニューにはありませんが、単品販売での「うさぎ雑炊(具は別皿)」も有りじゃないかなと思いました。ラーメン、雑炊共にスープがアッツ〜いうちに食べた方が旨味もわかりやすくて、よりおいしく感じられるなぁと思いました。

 そうそう、Rickyさんおすすめのトンカツも柔らかくジューシーでおいしかったですよ。専門店を営んでもやっていけるのでは?という印象でした。以上の感想はあくまで私個人の感覚ですので、お口に合わない方も居られるかと思います。参考程度に受け止めていただけたらと思います。

 「いなばのしろうさぎ」さんにはまだまだ未食メニューがたくさんあるので、しばらくの間は愛食の家系・二郎系をお休みして、一通り食べ切りたいなと思っています。(バスキヨ )

2006.2.13

 夏限定のメニューとして「冷やし中華」が登場している。2002年バージョン(600円)と2004年バージョン(720円)の2種類があって、2002年バージョンはオーソドックスないわゆる定番系の味で、2004年バージョンはちょっと趣向を凝らした新しい冷やし中華なのだという。冷やし中華嫌いの私としては、やはりここは新しいタイプの冷やし中華を、ということで2004年バージョンをいただくことにした。

 基本的な方向性は、いわゆる酢と醤油で構成された「冷やし中華的」な方向性を持っているのだが、非常に丸いまろやかな味わいを持っている。その秘密は信州産のリンゴ酢と蜂蜜だそうで、穀物酢を使うよりも優しくまろやかな味わいになるのだという。リンゴと蜂蜜といえばいわゆるバーモント療法の組み合わせ。医食同源的な発想も含まれている冷やし中華なのだ。このバーモントダレは、最初シャーベット状態になっていて、食べ進めていくに連れて徐々に溶けていくという趣向になっている。そして麺の上に乗せられた唐辛子味噌で和えてある肉を混ぜていくと、また違った味わいが楽しめる。具は生レタス、白髪ネギ、キュウリ、モヤシなどの野菜にクラゲ、ワカメなどの海産物もあり、従来の冷やし中華の具材とは異なり、むしろサラダ麺に近いかも知れない。この店のメニューはどれもそうだが、やはり手抜きのない一品に仕上がっていて満足。(Ricky)

2005.8.18

 平日の午後1時以降と、土曜日のみの新作「野菜拉」(880円)が登場していた。壁に貼られているメニューを見ると「麺は0玉〜2玉の指定が出来ます」と書いてある。は?0玉ってなんだ? 要するに「麺ナシ」ということのようだが、それってどんなラーメン屋だよ(爆)。しかし出てきたラーメンをみて、なるほどと思った。キャベツやピーマン、セロリ、ニンジン、それにキノコ類がたっぷり入っているのだが、それらの野菜類は全てスープで煮込まれているのである。つまりは野菜がごろっと入ったスープ料理、ミネストローネのようなスープに仕上がっているのである。これならば麺はなくても成立しているわけだ。鶏ベースのスープに様々な野菜の甘みが加わっていて、単純においしいスープになっている。上乗せの具としては2種類のワンタンとなぜか焼いた餅。全体的にヘルシー感ただよう、それでいてボリュームのある一杯になっていると思う。

 また毎週土曜日は限定ラーメンを出すことにしたようで、毎週違う創作ラーメンを作っていくのだという。この日の限定は「鯛だしラーメン」(880円)。甘鯛から取ったスープは非常に優しい口当たりで、さっぱりしているのだけれど深いうま味を持っている。味付けは非常にシンプルな塩味にしてあって、スープのうま味を感じ取らせようという、いなば独特のまとめ方になっていた。具に鶏軟骨のつくねと鯛のすり身が入っているのだが、ここまで来たら正直鶏軟骨は蛇足。うま味の補完をしようという意図はもちろん分かるのだが、鯛の出汁の旨さを感じさせるのが目的のラーメンであるならば、やっぱり鶏は要らなかったよなぁ。この土曜の限定はいわば「自由演技」なのだから、もっと振り切って(好き勝手にやって)もいいように感じた。ちなみに次週は「豚角トマト煮込みラーメン」だそうだ。(Ricky)

2005.2.19

 ラーメンが好きでカレーも大好き、そんな私にとってこの店は非常に困るのである。もう太ってくださいと言わんばかりのお店がここ「いなばのしろうさぎ」である。元々は総菜屋さんを営んでいた家系に生まれたご主人。この店も本来は弁当屋さん。しかし今現在はラーメンに気合いを入れて日々味を極めているのだという。

 メニューはとにかく豊富。ラーメンだけでも何種類あるだろう。しかし特筆すべきメニューが「うさぎ」(800円)。このメニューは調味料を一切使用していない。つまり醤油も塩も足していないということだ。それはよほどスープに自信がないと出来ることではない。都内で白濁スープと手打ち麺で同じように調味料を加えないで楽しめる店があるが、ここのスープはすっきり系。その極上スープは上総赤鶏のガラ、名古屋コーチンの廃鶏をベースに、モミジ、豚足などを濁らせないようにじっくりとろ火で30時間煮込んで、途中野菜や昆布、節系などを加えて出来上がる。そのスープをストレートに味わえるのがこの「うさぎ」なのだ。刺激的な味に慣れてしまった鈍感な舌でこのラーメンを語るのが申し訳ないが、調味料がなくてもどっしりとした重さがあるためか、しっかり「味」を感じることが出来る。それは繊細とも違う、繊細が集まって太くなったような、優しく深みがある未体験の味である。そして添えられた宮古島産の天然パウダー塩を少量入れると、その味が劇的に変化する。具は別皿でサーブされるので丼に入れてしまわずに、箸休め的につまむのがいいだろう。またご飯もついてきて、そこにスープを入れてお茶漬け風にして食べるとまた楽しい。ラーメンの方に塩を入れてしまっていても、足すためのスープがついてくるので安心だ。

 他にも様々な面白いラーメンがあるが、「ご当地ラーメンあさりボンゴレ風」(930円)は中でも一風変わったメニューで、ま、ぶっちゃけてしまえばパスタじゃん、という一品。バターでネギを炒めてそこにスープを足していく。こんなもんはラーメン屋さんで食べるものではない、のだが、「ご当地」とあるように、地元富津産の大粒アサリがどかっと入っている。このアサリがうまい。

 そして語らずにいられないのが「フォンドボーカレー」(1,100円)。じっくりとていねいにタマネギを炒めることから始め、ラーメンの極上スープも加え、最終的に出来上がるまでに3週間を要するというのだから恐れ入る。その味わいは専門店顔負け、カレーだけで十分1軒店が出来る実力を持ったカレーだ。ここに来るなら両方食べなければならない。だから太る。困ったもんだ。(Ricky)

2004.9.18

 ここは、現在発売中のChiba Walkerにカレーのお店として掲載されておりますが、ラーメン屋さんでも、お弁当屋さんでもあります。店の作りはカウンターのみ10席程で、壁には北大路魯山人の愛弟子でもある、平野雅章氏がこちらで食事されたときに書いた書が飾られておりました。

 ラーメンのメニューはいなば流関東ラーメン(春味・秋味)・味噌ラーメン・ちゃんぽん(その他 夏味=トマトスープ仕立て、冬味=味噌仕立て) 等、豊富にあり、迷ったのですが、「食べた後の余韻を楽しんでください」の文字につられて、秋味を頂きました。

 この秋味の醤油には魚醤が使われているらしく最初飲んだときに、んっと思いましたが、食べ進むにつれてどんどん美味しくなってくる味です。魚醤のせいか、幾分しょっぱい感じを受けましたが美味しくいただけました。麺は、細めで多少ちぢれがありスープとよく絡んでおりました。

 因みに、春味は地元に合わせた竹岡系との事でした。(らーめんと言えばこの辺では竹岡式を頼まれるのがおおいのかなぁ)カレーは、未食ですがかなりこだわりを持って作っていらっしゃるらしく、お試しになってはいかがでしょうか?(LUCKY)

2004.1.19