横浜系ラーメンいく家【閉店】


横浜系ラーメンいく家

ジャンル
豚骨醤油

基本メニュー
ラーメン(650円)

場所
市原市五井2923 ヤマニビル4F

電話
0436-21-8537

営業時間
11:30〜14:00,19:00〜翌01:00/祝11:30〜14:00,19:00〜23:00

定休日

アクセス
JR内房線「五井」駅西口下車。ロータリー右側。書店雑居ビル4階。ショットバー「アメリカンパトロール内」


 掲示板で話題騒然の店(笑)「いく家」である。未確認情報が飛び交う中、家系の亜流ではないかということと、ショットバーと同居しているということ、地どりラーメンの関係店か?くらいの予備知識しかなかった。早速五井に車を走らせてみた。

 問題の店は雑居ビルの4階に位置していた。しかも書店や英会話教室がテナントで入っているビルにラーメン屋である。行ったこともない店に行くのにエレベーターに乗るのに、こんなに勇気がいるということを初めて体験した。エレベーターが到着すると貼り紙がある。「←ショットバーの方 ラーメンの方→」え…、あ、私はラーメンの方だから右に進めばよいのか。右に進むと、これバーじゃないの?結局ショットバーのフロア席をラーメン屋にしてあるだけの話。ラーメン屋に似つかわしくない内装にテーブル。そして若作りをしている女性店員。茶髪に濃い化粧、派手なミニスカートに生足ルーズである。これ、バーの店員としても変ぢゃないのか?

 メニューを見ると確かに「横浜系」の文字が。とりあえず基本の「ラーメン+味付玉子」と、気になったメニュー「肉玉ラーメン」(800円)を注文する。さすがバーがやっているラーメン店だけあって、ビールもギネスやコロナといった通好みの銘柄を揃えている。

 麺は太めで加水率高めで軽く縮れている。茹で加減も申し分なし。スープは豚骨をベースに鶏ガラや数種の野菜でダシをとってある。濃いめの醤油味のタレとマッチしており、これも及第点。濁った醤油スープは家系のそれとは全く異なる。むしろ地どりラーメンのテイストに極似している。そして具はオーブンでしっかり焼いたチャーシューに、富津産の海苔、ホウレンソウ、刻みネギにメンマ。具についても家系の基本形を成しておらず、見た目も味も家系ではない。しかし、なかなかどうして、このラーメンはしっかりと最後まで食べられるそこそこのラーメン。見た目怪しい店ながらも、結構本格的なラーメンである。地どりラーメンの豚骨味を強化したバージョンといったところであろうか。

 それよりも特筆すべきは「肉玉ラーメン」である。麺のスタイルは異なるが、スープの甘みといい豚肉の味わいといい、落とされた生卵といい、これはまさしく「いのたに」などに代表される徳島の中華そばスタイル!徳島の中でも黒スープのカテゴリーに属するラーメンと同じベクトルを持っている。すき焼きラーメンとも言われた徳島の中華そば、その雰囲気が味わえる一杯は必食の価値あり。ちなみに私は昼間に行ったが、ぜひショットバーがオープンしている時間帯にチャレンジして、そのバーとラーメン屋の融合という異様な空間について(ラーメンはどうでもいいので)誰かレポートをして欲しい。(Ricky)

2000.5.23