横浜ラーメン壱鉄家


外観(10.5.6)
ラーメン醤油(10.5.6)

基本メニュー ラーメン醤油(650円)
所在地 市川市市川2-1-12
電話  
営業時間 11:00〜14:00,17:00〜24:00
※スープ切れで終了
定休日 不定休
アクセス JR総武線「市川」駅北口下車。ロータリー左側、WEST STREETに入る。通り沿い左側。


 市川駅北口に今月1日にオープンした新店である。ここは以前「ホープ軒→佐武→tonton」とラーメン店がずっと続いた場所である。昨年tontonに変わった時に内装や外装にしっかり手が入っていて、今回のお店はそれの居抜きに限りなく近い雰囲気になっている。店主が海浜幕張の串焼屋でランチ限定で出していた家系ラーメンをベースにして、今回新たなお店を立ち上げたとのこと。その串焼屋のラーメンは人気も高く、いつか行こうと思っていただけに期待感をもっての訪問となった。

 お昼時をちょっと外した時間帯ながら、先客が3に後客が2と緩やかながらも客足は切れない。こういう入り方をしている店は、お店の人のモチベーションも下がらないので非常に良い。メニューに目をやると基本の「ラーメン」(650円)に「ネギラーメン」(750円)「チャーシューメン」(850円)「ネギチャーシューメン」(950円)と、シンプルかつ妥当な値付けのメニューが並ぶ。そしてそれぞれのメニューは醤油のみならず塩味もある。最近はそれでも増えてきてはいるが、家系ラーメン店で塩をレギュラーメニューとして掲げているのは、千葉県内でも王道家など数えるほどしかない。そんな塩への誘惑を断ち切るように醤油を券売機で注文する。やはり家系なのだから最初は醤油を食べなければ。もちろん最初なのですべてノーマルでお願いする。

 出て来たラーメンのビジュアルは家系そのもの。鶏油が乳化したスープの色合いからもそのスープの美味しさが容易に想像が出来るというもの。一口すすると醤油の深みある味と香りがふわっと立ち、後から骨の旨味がギュッと詰まったスープが追いかけてくる。いわゆる家系のカエシとはまた一味違った、深みのある醤油感が良い。またベースのスープは家系の特徴である背ガラのフレッシュ感というよりは、ゲンコツなどの髄の旨味をしっかりと蓄えている味わいなので、おそらく骨を回す手法ではなく取り切りなのではないかと思う。力強い旨味を持ちながらもさほど油分が強くないので飲みやすい。粘度や濃度のバランスが非常に良いと思う。麺は長多屋製麺の家系麺で例によってスープを弾く麺であるが、スープ自体の粘性があるので他の家系よりもスープとの絡みが良いと思う。具はチャーシュー、ホウレンソウ、海苔と家系の具材が乗る。

 印象としては手抜きせずにしっかりと取ったスープが実に美味しい。家系をよりていねいに作ったようなイメージのスープ。このスープならきっと塩も美味しいだろう。次回は塩を試そうと思う。(Ricky)

2010.5.6