博多一番船橋店


博多一番船橋店

ジャンル
博多(博多一番FC)

基本メニュー
博多ラーメン(600円)

場所
船橋市日の出

電話
 

営業時間
11:30〜14:30,17:30〜23:00

定休日
なし

アクセス
国道357(湾岸道路)日の出交差点を船橋駅方向へ。道沿い右側。


 おだ☆まりさんの情報により、新店チェックへ。店の名は「博多一番」。言わずと知れた相模原の超人気店の千葉県内初の支店である。きたさんの情報によれば、1997年頃から東京各地に支店展開を始めたとか。他にも草加・平塚・小平・田原町・府中・浦和などに支店がある様子。千葉近辺としては今年1月に一之江に支店をオープン以来、翌月には巣鴨にそして4月に船橋と、今年に入って出店攻勢をかけている店である。支店を次々に出している豚骨系の店…、しかもフランチャイズ…、非常に危険な賭である。昼間にチェックを入れることも考えたが、スープの状態の確認と、やはり客さばきも気になるので、夜の部を訪れてみた。

 店はカウンターとテーブルのおよそ20席のキャパ。8割方の着席率である。厨房には男性2人、フロアには若い女性が1名というスタッフ配置。メニューは「博多ラーメン」を軸にトッピングでバリエーションをつけるパターン。そしてこれが難解なところなのだが、スープの濃さを「こってり・並・油なし」から選べるのである。また麺の硬さも「生麺・固麺・軟麺」から選べる。どうも博多の王道からは外れたアプローチだなぁ。とりあえずデフォルト「博多ラーメン(並・固)」と、比較をするために「玉子ラーメン(こってり・固)をオーダーする。

 テーブルには辛子高菜と紅生姜、そしてスリゴマが自由に取れるように置かれている。紅生姜が最初から入っていないのはスープの味を乱さなくてよし。その他替え玉でのスープが薄まるのを防ぐためのタレが置いてある。そうこうしているうちにラーメンが到着。麺はトリオ製麺(福岡市東区)の細麺ストレート。茹で加減は時間の見切りが甘く明らかに茹ですぎ。湯切りもかなり甘い。麺自体はいわゆる普通の長浜麺で、可もなく不可もなくといったところ。具は自家製バラ肉チャーシューに万能ネギ、海苔、キクラゲ。チャーシューは血抜きが甘く、いわゆる獣臭さの出てしまっているもので×。ちなみにトッピングの煮玉子は味付けが程々にされており○。

 そして問題はスープである。博多一番は基本的に豚の頭のみを使用した豚骨スープ。これをどろどろになるまで長時間強火で煮込むはず…なのだが、まずコクというものが皆無に近い。明らかに煮込み不足。そもそも豚の頭のみ使用となれば、かなりの煮込み時間が必要である。コクをより出す為には頭だけではなくゲンコツなども煮込むのが普通である。そんなわけでとにかくコクがない。もちろん元々のスープに力がないのだから、油を足した「こってり」もコクが出るはずがなく、むしろ油が際だってしまいスープのバランスを壊してしまっている。そしてとどめはその温度である。とにかく温度が低い。レンゲ不要のぬるいスープ。これは湯切りの甘さと丼がプラスチック製ということも手伝っている気がする。学生食堂でラーメン食べているんじゃないんだからさぁ。

 店主らしき男の人は、「スープ熱いのでお気をつけ下さい」と言っていたが、全然熱くないッス。また、「麺は30秒経つともう食べられませんから」だからもう食べられないレベルになってるっちゅうの。それにしても、これだけ豚骨臭さを感じない厨房も珍しい。全然臭わない。はっきり言って「博多風ラーメン」。博多の味が食べたければ、私は迷わず綾瀬の金太郎まで車を飛ばす。やはりFCはFC、ということを実感出来る店であった。(Ricky)

2000.5.1