ラーメン猪太



外観(03.2.8)
豚骨醤油ラーメン(12.10.9)
豚骨つけ麺(12.10.9)

ラーメン(08.8.18)

豚骨醤油(03.2.8)

豚骨醤油特濃+味玉(05.1.8)

豚骨塩(03.2.8)

豚骨担担麺特濃(05.11.18)

ビビン丼(03.2.8)
限定・白野菜ラーメン(12.11.1)

所在地 柏市柏3-10-20
電話 04-7166-5800
営業時間 11:30〜14:30,17:00〜22:00
定休日
アクセス JR常磐線「柏駅」東口下車。ロータリーからサンサン通りを直進。巻石堂病院の先。道沿い右側。向かいにコインパーキングあり。

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 柏のみならず千葉を代表する超濃厚豚骨ラーメンの名店「ラーメン猪太」。このサイトの開設以来、ずっと定点観測している店だが、昨年あたりからまた劇的にラーメンが進化してレベルが上がっている。十年も続けていればルーティンと化してしまいがちなラーメン作りだが、常に探究心を忘れずに日々高みを目指している姿勢には恐れ入る。

 猪太の豚骨スープは濃厚といっても、ここ数年世の中で流行っている濃厚とは質が違う。油分や粘度の高い素材を入れた濃厚さではなく、あくまでも骨の髄や肉の旨味を凝縮させた濃厚さ。国産豚のゲンコツを長時間炊いた白濁スープをベースに、さらにそこに骨を投入して二段仕込みで追い豚骨をする。さらに今回の進化のポイントはそのスープを丼に入れた後、直接火にかけてしまうこと。さらに軽めに茹でた麺もその丼に投入する。つまりある種の「煮込みラーメン」のような手法で作るようになっているのだ。麺とスープ、具の野菜などが完全に一体になった、新しいアプローチのラーメンになったのだ。

 これまでも札幌ラーメンの製法を取り入れたりと、熱に対しては意識を払っていた店であるが、直接丼を鍋にかけることでさらに激しい熱さとなって、エッジが効いた力強い存在感を持つようになった。そのスープの熱さに負けないように麺も大幅に改良し、全粒粉も配合して熱に負けないような麺に作り替えられている。細かな部分で改良が重ねられて、なおかつ大胆に製法も変える。それでいて骨格である「濃厚豚骨」という部分は決して外さない。これだけ大幅にチェンジしていながら、しっかりと猪太らしさを残していて、これまでの味が好きだった人も決して裏切らない。このバランス感覚はお見事と言うしかない。つまりは店主が猪太のラーメンに対して、一切のブレがないことの証左だ。

 そんな猪太に、2012年を締めくくる「十軒十麺」の創作ラーメンもお願いした。猪太らしさがより際立った、千葉県産の冬野菜をたっぷり使った煮込みラーメン。全国一位の生産量を誇るカブやサトイモ、大根など白い冬野菜をたっぷり入れて、濃厚な豚骨スープと麺と一緒に丼ごと煮込む。野菜本来の甘みが活きた、濃厚なのに優しい味わいの身体が温まる一杯に仕上がっている。

 おそらく10年近くこの店を食べてない人もいるだろう。そんな人はぜひ今の猪太を食べて欲しい。間違い無く以前のイメージを変える完成度に驚くはずだ。猪太ってこんなに美味しかったんだ、と改めて思うはずだ。(Ricky) Check

2012.11.1


 今月より猪太がパワーアップしている。まず従来の色々あったメニューを一新し、シンプルに「ラーメン」(750円)「つけ麺」(750円)のみとなった。色々なラーメン店がひしめきあう柏で、より猪太らしさを求めた結果、シンプルに提供しようということになったようだ。麺は50円ずつで増量が可能で、つけ麺の場合は並盛、中盛、大盛、特大盛、巨大盛まである。あとはトッピングで「チャーシュー5枚」(300円)「チャーシュー8枚」(400円)「味玉子」「野菜」「のり」「肉味噌」「キムチ」(各100円)。

 そして濃厚なスープもこれまでのように濃度を選択出来るシステムから、従来でいうところの特濃スープ1本になった。とは言いつつもこれまでのスープとは全く違った次元に立ったスープにいる。取り方としてはこれまで通り豚骨スープで豚骨を炊くという超濃厚スープだが、これを一昼夜寝かして油分を分離させて排しているのだ。こうすることで余計な油分は取り去り、骨の旨味や深い味わいだけがスープに残る。濃厚でありながらべたつかない豚骨スープの完成である。そして取り去った油は野菜を炒める時に使い、この炒めた野菜の鍋に豚骨スープを入れてスープを焼いて仕上げる。つまりは札幌ラーメンの製法を取り入れたのである。こうすることで濃厚な豚骨スープに野菜の甘味が加わり、さらに野菜とスープ、タレとの一体感が出るようになった。野菜はすべて地元柏産のものばかりで、店頭には生産者の名前がすべて記されている。食の安全が問われる中、こういう取り組みをしている飲食店は少なくないが、ラーメン店では珍しいのではないかと思う。自家製麺の美味しさは相変わらずだが、食感が以前よりも良くなっている。聞けばなんと茹でた後一度水で締めているのだとか。普通ならスープが冷めてしまうが、鍋で焼いているスープなのでそれも問題無し。以前から麺を水で締めた温かいラーメンはもっとあっていいと思っていたが、やはりさすがである。

 すべての製法で新たな試みがされていて、以前よりも数段上の完成度になっている印象の猪太のラーメン。今現在柏で必食の一杯と断言しても良い。(Ricky)

2008.8.18

 恒例のCW春限定ラーメン、猪太は昨年の「雪解けラーメン」に続いて2回目の参加となる。今回のお題は「豚骨桜ラーメン」。桜ラーメンの難しさは桜をどのように表現するか、というところなのだが、猪太では今回のラーメンのテーマに「香」を据えてラーメン作りに挑んだという。一杯のラーメンで様々な香りを楽しんで欲しいというコンセプトだ。その名も「桜香麺(おうかめん)」(850円)である。

 まず自慢の自家製麺からほのかに香る桜の香り。アルコール分を飛ばした桜リキュールを麺と絡めて優しい香りをつけた。店主の鈴木氏はまずこの麺だけを食べてみて欲しいという。そもそも鹹水を使わず、粉のストレートな香りと味わいを持った麺なので、この麺の美味しさを素直に感じられる。そしてそこにほのかに香る桜、この風味というか味わいはどこかで味わったことがあるぞ…と思っていたら、鈴木氏が「桜餅みたいでしょ?」と。あぁ、そうだ(笑)。甘くない桜餅のような風味がする。そしてそこに桜漬け(漬け物)が花びらのように散りばめられていて、時々ポリッという食感が楽しい。その他麺の方には水菜、味玉などが彩りとして乗せられている。

 そしてつけダレから立ちこめるのは桜海老の香り。表面に桜海老で作ったエビ油が浮いて、これがまた食欲をそそる。もちろん油で揚げた桜海老も浮いているので、麺をくぐらせると麺に海老が絡んでくる。正直最初海老の風味が強すぎるかなと思ったが、香りほど味がきつくなくむしろバランスがよいつけダレだと思う。そして別皿で出てくるのがレモンとパクチィ(香菜)。つけダレにレモンを搾ってパクチィを入れるとエスニックなテイストに早変わりするが、レモンはつけダレに搾るよりも麺に搾った方がレモンの香りと酸味をしっかり感じられるはずだ。

 鈴木氏曰く「香りのコラボレーション」と言うだけあって、確かに様々な香りが一杯で楽しめる計算されたメニューだと思う。しかもこのメニューを「あの店内」で食べるのだから、強烈な豚骨臭もコラボレーション(笑)4/22までの期間限定メニュー。(Ricky)

2006.4.15

 久しぶりに行ってみたら店前に「新メニュー 豚骨坦々麺 700円」という宣伝がありましたので、特濃スープで食べてみました。他のラーメン同様麺2玉まで同一値段です。

 麺は他のラーメンと同じ麺を使用していて、濃厚なスープとの絡みが良かったです。スープはゴマ味噌ととろみが凄い特濃スープが強烈な味わいを出しています。あまり辛くなくて、ゴマ味噌の甘さが前面に出ています。上に乗っている肉味噌を混ぜるとさらに甘味が前面に出た味になりました。八千代市の大和田新田にあるヨシベーの「ゴマだれタンタン麺」をより濃い目にしてスープを超濃厚にした感じです。

 ドロドロしていてかなり甘いので好みがはっきりと分かれる味だと思いましたがここまで濃厚な坦々麺は他ではなかなか味わえないのではと思いました。(T)

2005.11.18

 CW冬のラーメン特集に連動して、限定ラーメンを作って下さった。その名も「イブトマト」。湯引きしたトマトが並べられたビジュアルは、友人の大久保氏@麺ぽーかろぅのラーメンを彷彿とさせるが、実際大久保氏からトマトの温め方などの手ほどきも受けたそうだ。しかしそのぽーかろぅと決定的に違うのはスープ。猪太といえば濃厚な豚骨スープが自慢の店だけに、果たしてその相性はいかがなものか?と思っていたが、想像を遙かに超えた美味しさであった。

 まずベースのスープ自体は濃度をさほど上げていないようで、さらっとした口当たりの中に猪太らしさが感じられるバランスで、非常にライトに食べやすく仕上げてある(昌平氏曰く「もっと濃度がある方がうまいんだけどさ」)。そしてバターやハーブの香りがただよい、これはもうラーメンではなくスープパスタの領域に片足を突っ込んでいる一品だ(昌平氏曰く「うちの麺は鹹水使ってないからパスタみたいなもんだよね」)。なぜラーメン屋なのに…ということを言い始めるとキリがないので(笑)単純にトマトの酸味をうまく使って、バランスよく仕上げている食べ物であることは間違いない。

 食べる前から「豚骨とトマトぉ?」と思うなかれ、 いやホントうまいんだってば。(Ricky)

2005.1.25

 このお店は柏駅東口を出てサンサン通りというそごうが見える方の道を直進して巻石堂病院という病院があってその近くにあります。 巻石堂病院の近くから既に豚骨の臭いがしていて店内に入ると豚骨の臭いが充満していました。

 メニューはラーメンが「豚骨醤油」(600円)と「豚骨塩」(600円)と「豚骨味噌」(700円)の3種類あり、他にも「豚骨つけ麺」(600円)と夏季限定で「涼風麺」(700円)があります。あと麺は2玉まで無料でつけ麺と涼風麺は100円増しで2.5玉以上にすることが出来ます。スープは豚頭、豚足、豚テールを加えた「濃厚」スープというのがあり、200円増しで「特濃」スープにすることが出来ます(100円増しで普通のスープと特濃スープ半分ずつの「中濃」スープというのもあります)。またライスは無料サービスでつけることが出来てお代わりも自由です。 ただ残した場合はカウンターの上にある貯金箱に100円を入れることになりますので残さないようにしましょう。 なおこの100円はユニセフに寄付するそうです。あとメンマか山クラゲのどちらかを乗せるか聞かれます(僕はメンマにしました)。

 今日は「豚骨醤油」を味玉トッピングの特濃スープで食べてみました。麺は自家製麺でかん水を使用していないそうですがもっちりとして粘度が高い麺でスープとの絡みが良かったです。スープはとにかく豚骨の濃度が高くてとろみが凄かったです。

 千葉県内ですと稲毛にある「虎ノ穴」や今は千葉県内にない「天下一品」のコッテリレベルの濃度があります。でも思っていたより豚骨臭さがなくて(それでも十分豚骨臭いですが)醤油タレとのバランスも良くて中毒性の高いスープだと思いました。そんなわけで普通のスープと特濃スープはどれくらい濃度が違うのかが気になりました。味玉子は中身がトロトロで僕好みの味玉でした。ライスは千葉県産のコシヒカリを使用しているそうでサービスとは思えない美味しさでした。豚骨臭を受け付けない人はダメでしょうが濃厚な豚骨スープが大好きな人は是非行ってほしい店だと思いました。 (T)

2005.1.8

 ぽーかろぅの大久保氏が「猪太で新しいラーメン作ったんですよ。山路さん連れていくって約束しちゃったから一緒に来て下さい」と半ば強引に私を連れていった。店主鈴木氏によると、東葛Vで創作魂に火がついたとのことで、「豚にこだわったラーメン」を作ったのだそうだ。「豚にこだわった」ってすごいキャッチだよなぁ。

 その豚にこだわった特製ラーメンとは、通常の猪太のスープに、豚頭と豚足、豚の尻尾などをガシガシ投入して煮込んだ、超濃厚スープである。数十杯限定のラーメンのスープを作るのに、豚頭を3頭入れたっていうのだから恐れ入る。猪太のラーメンを食べたことがある方なら、この特製ラーメンがどれだけ凄いラーメンかはお分かりだろう。食べたことのない人に分かりやすく説明すると、スープの粘度は「天下一品」以上だと思って間違いない。飲んでみると意外と口当たりは優しいが、いやいややっぱり凄いや。コ、コラーゲンッ!と思わず叫んでしまうだろう。もしくはふいに「ヘルシア3本」とつぶやいてしまうかもしれない。タレは通常の醤油と塩をブレンドしてあり、こってりしているスープだけに味は控えめにチューニングされているのはさすが。具にはキャベツや春菊など野菜も豊富だ。メンマ替わりに山くらげも添えられていて、食感も楽しい。

 豚骨大好き!ブタクサ大好き!というあなたは絶対に食べなければいけない一杯である。また私が特製ラーメンと格闘している隣りで涼しげな顔をしていた大久保氏のように、いやぁそういうこってりしたのは苦手ですぅ〜という人は、夏限定の「涼風麺」がお薦めだ。つけ麺タイプのこのメニューは猪太の麺の奥深さを堪能出来る逸品である。(Ricky)

2003.6.19

 猪太と書いて「いぶと」と読む。この猪太とは、豚という名称の語源なのだそうで、猪→猪太となりその「いぶと」の「ぶと」から「ブタ」という名前が出来たのだそうだ。初めて食べたのはこのHPを作る前だったので、もう久しくご無沙汰になっていた店である。

 店内はL字カウンターが配されており、卓上には調味料やお茶などが置かれていて、色々と気をつかっている様子がうかがえる。注文は店の入口にある食券機で。揃いのTシャツを着た人たちが黙々とラーメンを作る。メニューは豚骨ラーメンのバリエーションで、塩・醤油・味噌の他につけ麺や涼風麺なども並ぶ。

 麺は自家製麺で、国産小麦を100%使用したもの。鹹水は不使用で麺にはエビの粉や煮干し粉、海草も入っているのだという。加水が低めでどっしりとした食感の麺で、この麺はもちろん白濁スープでもいいが、清湯スープのようなスープでも合いそうだ。スープは国産ゲンコツを白濁するまで煮込んだもので、粘度が高いのは一度煮込んだスープに豚骨を追加していく手法からだろう。具はチャーシュー、メンマ、海草にモヤシが乗る。モヤシはナムルになっていて美味しい。今回は塩と醤油を頼んだが、個人的には醤油の方が好みだった。またサイドメニューの「ビビン丼」も、ビビンバ風のチャーシュー御飯という感じで、なかなかのものだった。米は千葉県産のコシヒカリを使用しているとのこと。

 オリジナリティ十分の豚骨ラーメンを出す、豚骨好きにはお薦め出来るお店だと改めて認識した。未食の方はぜひ。(Ricky)

2003.2.8