柳麺波里【閉店】


柳麺波里【閉店】

ジャンル
和風(波里支店)

基本メニュー
らーめん(750円)

場所
市川市欠真間1-3-6

電話
047-358-1236

営業時間
11:00〜15:00,18:00〜23:00/土日祝11:00〜23:00

定休日

アクセス
地下鉄東西線「南行徳」駅下車。山側(県道6号方面)へ直進。県道6号を右折、県道沿い左側。


 この日の夜は新店「横浜げんき亭」に向かう予定でいた。しかし日曜ということで営業時間が短く断念。急遽「波里」へ。塩らーめんと待望の「ひすい餃子」をオーダーする。閉店間際にも関わらず半分ほどの客の入り。

 塩は醤油と異なり、スープの表面に揚げネギが浮く。程良い塩加減のスープに揚げネギの香ばしさが加わり食欲を増加させる。無添加玉子麺は醤油にも塩にもマッチすると感じた。この店は醤油も塩も美味だなぁ。また「ひすい餃子」はもちもちとした厚めの皮で、想像以上に緑色をしている。中華料理では珍しくない「ひすい」だが、ラーメン店でこのようなメニューを置いてあるというのは、生半可なものは出さないぞ、という姿勢が感じられてよい。この餃子は具にしっかりと味がついており、特製の皮もとても美味なので、最初は醤油や辣油などを使わずにそのまま食することをお薦めする。また相変わらず店主の接客と対応は好印象で気持ちよい。(Ricky)

2000.7.9


 三軒茶屋の名店「波里(はりー)」。その千葉での拠点が県道6号ラーメン街道にある。店の外観は日本料理屋を彷彿とさせる雰囲気で、「ラーメン・餃子」の幟が立っていなければラーメン店とは分からないであろう。店内は小さなカウンターとテーブルが数席あるのみ。デフォのらーめんと自慢の餃子(450円)を注文する。お昼時をちょっと外した時間帯、店内には私一人そして厨房に店主一人である。カウンターを挟んで対峙する。真剣な面もちでラーメン作りに勤しむ姿は鬼気迫るものがあり、圧倒される迫力。静かながらも気迫が伝わってくる。しかし客に対してはにこやかに応対する。プロの職人の姿を見た思いがした。また卓上には化学調味料についての提言や、玉子麺についての主張などが置かれ、真剣に無添加にこだわる姿勢を強調している。この文章も読み応えあり。

 麺は鹹水不使用の玉子麺。化学薬品は体に悪いというスタンスから鹹水は使わないのだそうである。この無鹹水麺のコシと食感を支えるのが、通常の4倍は使用するという新鮮な卵である。この卵の白身と黄身をふんだんに用いた麺は細麺ストレート。すべてを邪魔しないおとなしい性格ながらも、味わいはしっかりとある。スープはもちろん無化調で、鰹節や昆布などの海産物の旨味が凝縮されている。最初は物足りなさを感じるが、飲み進めて行くほどにどんどん旨味が口の中に広がってくる。具はチャーシュー、海苔、茹で玉子、メンマ、ほうれん草、ネギ。特筆すべきはチャーシューで、しっかりとした食感と味わいを持つ実力派。聞くところによれば、一度揚げることにより臭みを取り、かつ煮崩れを防いでいるとのこと。最初に素揚げをしているので、肉の旨味の流出をも防ぐ賢い調理法。またメンマも大変美味。

 餃子は作り置きして冷凍などは一切しない。その日に作ったものを新鮮なうちに提供する。ニンニク不使用で、野菜たっぷりの餃子はジューシーで、カリッと香ばしく焼かれた皮も絶妙。また皮にほうれん草を練り込んだという「ひすい餃子」も人気メニューである。この店では店主の真剣な仕事ぶり、ラーメンと餃子、本物のダシの味わい、己の五感をフル稼働させて全身で全てを味わって欲しい。(Ricky)

2000.5.31