ラーメンHOTめん花

外観(05.3.10)

トマトずくし(05.3.10)

冷し味噌(05.6.24)

花とんこつ(06.6.12)

特製花ラーメン(05.5.10)

ミニ焼肉丼(05.5.10)

ミニカレー(05.6.24)

基本メニュー 特製花ラーメン(556円)
所在地 千葉市美浜区幸町1-37-13
電話 043-245-9174
営業時間 11:00〜24:30(LO24:15)
定休日 不定休
アクセス JR京葉線「千葉みなと」駅下車。京葉線高架沿いの道を東京方面へすぐ。道沿い右側。駐車場あり。

 昨年?改装して綺麗になってからは初めてなのだが、壁紙などは綺麗になっているモノの、基本的な雰囲気は全くといっていい程変わっていない。もちろんメニューも基本的な構成はそのままだ。6月に入っているので名物の「トマトずくし」は姿を消して、かわりに「冷し味噌」が始まっている。あと「冷し中華」(750円)なんて季節モノも登場している。普通のラーメン屋さんで冷やし中華があると聞いたら一瞬「えー」と思ってしまうが、この店では冷やし中華やってないと聞いたら「えー」という感じだ(笑)。

 今回は新メニューの「花とんこつ」(750円)に挑戦。基本的にこの店のスープは清湯タイプというか透明なスープなのだが、このラーメンは白濁タイプ。臭みのない白濁豚骨スープは醤油ダレと合わされていて、そこにニンニクチップと背脂が振られている。塩分はさほど強くない。麺はもちもちした中太多加水麺。具はバラロールチャーシュー、メンマ、キクラゲ、海苔で、特筆すべき点はない。ステレオタイプな豚骨醤油ラーメンではあるが、相変わらず無難にまとめてあるといった印象。しかしこの店には珍しく変化球じゃない割に価格は高め。せめて味玉がつくとか、もうちょっと豪華にして欲しい。750円のラーメンの顔はしていないと思う。(Ricky)

2006.6.12

 まぁ、結論から言えば今回もやってくれた!というところなのである。うぅむ、この店はホントにあなどれんわ。。。

 今回のお題は「冷し味噌」(682円)である。事前の予備知識は何も無い。衝撃の「トマトずくし」が5月いっぱいで一旦お休みになり、その代わりに登場するのが「冷し味噌」というメニューだ、という情報のみである。まぁ、これからトマトが旬の季節だというのに、なぜトマトラーメンを休むのか、そこらへんが「ラーメンHOTめん花」のめん花たる所以であろうが(どんなだよ)、いずれにしてもトマトにとっては正にこれから!という時に無情にもトマトに声を掛けないあたりに、仕事に冷徹で職人気質な一面を伺える(のか?)。

 さて、問題の「冷し味噌」である。まぁ常識的に考えれば、この外観のこの雰囲気の店で「冷し味噌」と言われれば、冷やし中華味噌味バージョンが出てくるところであろう。しかしこの店に常識が通用しないことは、もう既に学習済みであるのだから、そんなモノが出てくるわけがない。何が出てきても驚かないぞ、という覚悟に近い気持ちでラーメンが来るのを待った。そして出てきたラーメンのビジュアルは、一瞬予想はしたものの、イヤそれはないよな、と思ったビジュアルであった。

 めん花の「冷し味噌」は、どこからどう見ても「冷やしラーメン」のビジュアルそのものであった。スープは丼になみなみと注がれていて、麺が涼しげに泳いでいる(味噌だけどね)。そしてスープには数個の氷が浮いているではないか!ま、この氷はHOSHIZAKI製なんだけども(爆)氷が浮いてることに驚きである。この氷を浮かべようというアイディアは誰が出したのか?冷やしラーメンを知っていたのか?「冷たくするんならよ、氷浮かべんべ?」みたいな発想で浮かべたのか?そこまで考えたのなら「でもこれじゃ途中で味が薄くなるんじゃね?」みたいな突っ込みはなかったのか?まぁ、すべてが私の妄想の世界なのだけれども、いやこれはそのはぁ、驚いた。

 実際真面目に論ずれば、この氷が溶けていくことによって若干スープが薄まってしまうことは否めない。しかし味噌スープだけにかき混ぜてしまえば全然それは感じないレベルの薄まり方である。よっぽどタラタラ食べてなければ、あるいは無茶苦茶暑くなければ、食べ終わるまで氷は残っているだろう。モヤシも下手に味付けなどしてなくて、シャキッとした食感が心地よい。冷やしラーメンはたいていなんとなく物足りなさを覚えるものだが、味噌スープだけに味もしっかりしていて物足りなさは感じない。やはりこの店はタダ者ではないのである。(Ricky)

2005.6.24

 この界隈をよく走る人であれば、誰もが知っている店だと思う。私も毎週のように千葉みなと駅に程近いこの店の脇の道を利用していて、いつも目には入っていたが店に入ろうと思ったことは一度もなかった。外から見て感じる雰囲気は、分かりやすくいえば「と○太」とか「くる○や」のような、まぁそんな印象しかなかったわけである。それがなぜかこの日は入ってみようと思ってしまったのは、中途半端に時間が空いてしまったからに他ならない。とりあえず駐車場に停めて、外から中の様子を伺うと、やはりどうにもパッとしない雰囲気。やっぱやめよう、と再びエンジンをかけたその時、店内の壁に貼られた一枚のメニューが目に飛び込んで来た。「トマトずくしラーメン」。トマトずくし?しかも、づくしではなく「ずくし」? 気になって勇気を振り絞って入店する。

 店はやはりそういう雰囲気満々の店であった。つまりはマンガ本がたくさん置いてあって、スポーツ新聞も自由に読めるような。全テーブル灰皿完備。レジ周りには口臭予防の飴が売られている、みたいな。厨房にはおばちゃんが2人。もちろん注文するのは「トマトずくしラーメン」(840円)。さて、どのようなラーメンが出てくるのか。トマトラーメンというのは聞いたこともあるし、食べたこともある。しかしこの店の場合トマトずくしなのである。くどいようだが、づくしではなく「ずくし」なのだ。ただのトマトラーメンとは違うはずだ。これまで食べたものよりもずくし感があるはずだ(なんだそりゃ)。

 で、出てきたラーメンは、確かにそれは「トマトずくし」なのである。スープはトマト色。おそらくホールトマトやトマトピューレなどを使っているのだろう、かなり濃厚なトマトスープで、ミネストローネをもっと濃度上げたような、イタリアンのようでいてやはりラーメン的なうま味もあって、当然煮くずれたトマトも入っていて、いやぁこれはまさにトマトスープなのだ。そして具はほとんどと言っていいほど乗っておらず、生のレタスとニンニクチップくらいだろうか。なんという潔さ。その具の少なさを感じさせない存在感を放つのが、山盛りのチーズ。ピザとかに使うとろけるチーズを細くスライスしたモノが、ホント山盛りで乗ってくるのである。中盤から後半にかけてはトマトラーメンなんだか、チーズラーメンなんだか分からなくなってしまうほどだ。固めに茹で上げられた麺がチーズと絡んで絡んで、収拾がつかなくなるほどである。

 なぜこのような店で、普通のメニューの中にこんなプログレメニューが存在しているのか。しかも普通のラーメンが500円という価格設定の店で、強気の840円(もちろんそれだけの価値はあると思うが)。万が一普通の店がこういうメニューを考案したとしたとしても、原価とか考えてもっとトマト感が弱かったり、チーズが少なかったり、けっこう弱気になりそうなモノなのだが、迷いが感じられないトマト感、このぶっちぎり感というか、やけっぱち世界観はまるで拉通のラーメンみたいだ(^^;。

 私の拙いレポを見て勘違いされている方もいるようなのであえて追記するが、このラーメンはむちゃくちゃうまいのである。ここまでトマトを全面に出して振り切っているラーメンを私は見たことがない。そこに大量のチーズが乗って、それはパスタとかイタリアンの構造なのだが、しっかりラーメンを感じさせるバランス感覚。そして恐ろしいほどの存在感。間違いなく史上最強のトマトラーメンだ。

 あまりにもそのラーメンに衝撃を受けたので、後日デフォルトのラーメン「特製花ラーメン」(556円)を食べに再訪したくらい。こちらは透明なスープで、非常にオーソドックスなビジュアル。簡単に言えば、おばちゃんが作る素朴なラーメン、という感じなのだが、抑えどころとしてはしっかりとスープにニンニクが効かせてあって、いい意味で下品な感じが非常によござんした。

 しかし2回行ってみたものの、トマトずくしを頼んでいる人が誰もいない。うぅむ、困った。興味がある人は一度食べてみるべし。午後2時〜のメニューなので要注意。(Ricky)

2005.3.10