こってりらーめん誉

外観(06.1.14)

しょうゆらーめん(06.1.14)

みそらーめん(07.6.29)

つけ麺白(07.6.29)

つけ麺赤(07.6.29)

基本メニュー しょうゆらーめん(600円)
所在地 柏市旭町1-7-11
電話 04-7145-9700
営業時間 11:00〜翌1:00
定休日
アクセス JR常磐線「柏」駅南口下車。線路沿いを南へ道沿いに直進、その先左側角。柏王道家手前。

 なりたけ出身の誉で昨年の限定メニューだった「つけ麺」が春からレギュラーメニューとして登場しているという。同じく柏王道家でもつけ麺がスタートしており、「東池袋大勝軒いちぶん」や「麺屋こうじ」の登場によって、西口南口界隈がちょっとしたつけ麺戦争モードになっている(笑)。

 さて誉のつけ麺はどのようなものか。メニューには「白(甘辛)」「赤(ピリ辛)」の2種類があり、普通盛が200gで700円、大盛400gで800円となっている。まずつけダレが器まで熱々になっているのがいい。冷めてしまうのがつけダレの宿命とは言いながらも、やはりこうやって工夫することでその宿命もある程度回避出来るというもの。つけダレには背脂が浮いていて誉らしさを感じさせるが、ラーメンほどの存在感はなく脇役に徹している。麺は菅野製麺の太ストレート麺で、もちもちとした食感が悪くない。つけダレの背脂が麺とよく絡んでいい感じに仕上がっている。白と赤のうち、白はいわゆるありがちな甘辛い味わいのつけダレで、むしろ独特な味わいで面白かったのは赤。唐辛子系のピリ辛の味わいの中に香る柚子が風味豊か。チャーシューも香ばしく味わえて、味玉も半個入っていてCPも悪くない。なかなか完成度の高いつけ麺だと思う。おすすめだ。(Ricky)

2007.6.29

 津田沼の名店「なりたけ」で修行した方が営む店、誉。今や柏でも名店といってもおかしくないでしょう。いわゆる背脂チャッチャ系のラーメンで濃い目の味付けになっている。元々メニューは「醤油ラーメン」「味噌ラーメン」の2種類であったが、数ヶ月前「つけ麺」が新しくレギュラーのメニューに加わった。これは去年の夏も期間限定でやっていたのだが、要望が多かったのかここにきてレギュラー昇格ということであろう。私も望んでいた一人である。

 スープはかなりこってりしていて甘みを多く含んだ味付けになっている。そのスープにツルツルして弾力のある太麺が良くマッチしている。量は200gと400gの2種類だけで、できればその中間の300g位が私としてはベストなのだが400gでも美味しいものならペロッと食べれてしまう(笑)。(メイソン)

2007.6.24

 千葉を代表する人気ラーメン店「こってりらーめんなりたけ」。元々は浅草の人気店「弁慶」出身の店主成田氏が津田沼に開業した店だが、今では本八幡と千葉に合わせて3店舗を数える。津田沼の深夜に出来る行列は今も健在だ。なりたけが開業したのは1996年のことなので、もう10年も千葉ラーメン界で第一線に立っていることになる。当然この店を巣立って新たに店を構える人も数多い。この店もなりたけ出身者による店だ。

 場所は柏駅南口。千葉のラーメン好きなら王道家の側といえば分かりやすいか。駅から王道家に向かう線路沿いの道。右に曲がるその曲がり角にこの店は昨年末にオープンした。店先にかかっている垂れ幕に店名が書かれている。誉の文字は○の中に入っている。店内はL字カウンター席のみのシンプルな作り。若いお兄さん2人でお店を切り盛りしているようだが、この両名ともになりたけ出身なのだと聞いた。メニューは「しょうゆらーめん」(600円)と「みそらーめん」(650円)が基本で、あとは「味玉子らーめん」(700円)「辛ネギらーめん」(800円)「チャーシューめん」(850円)といったいわゆるトッピングのバリエーション。ここはやはり基本の「しょうゆらーめん」をノーマルで。ちなみに背脂は注文時に増減が可能である。

 待っている間に作っている工程を見ていると、スープをしっかり中華鍋であおって熱を加えている。また具材を乗せる時に使い捨てのポリ手袋を使っている。これはなりたけなどと同じ流儀。そして出てきたラーメンも、ビジュアル的には「なりたけ」と同じ。では味はどうだろうか。まずスープ。ゲンコツベースの甘味のあるすっきりスープ。こってりらーめんなのになぜすっきりかといえば、いわゆる背脂チャッチャ系なので、背脂でこってりさせているわけである。背脂も粒が揃っていていい甘味を感じさせる。しかし醤油のカエシの塩分濃度が異様に高いので、スープ自体のうま味については薄く感じる。要するに塩っぱいのである、すごく。これは別の日に食べた友人のインプレッションもほぼ同じなので、そういうスープバランスなのだろうと思う。具は周囲に焼き目がついて香ばしい香りのするバラロールチャーシュー、ネギ、メンマ。チャーシューは香りもよく味わいもよく、なかなか美味しいチャーシューだった。あまりバラロールのほろほろチャーシューを美味しいと思う人ではないのだが、この店のはよかった。ネギは比較的厚めに切られていて無造作な感じが気になった。具として食感を楽しませたいのか、それとも薬味にしたいのか。そこらへんが曖昧なネギといった感じだ。

 そして一番気になったのが麺とスープのバランス。修業先のなりたけはご存じ珍來の麺を使用しており、この珍來独特の食感を持った手打ち麺がかなりこのラーメンの表情を決めていると思うのだが、この店の麺は菅野製麺製。菅野製麺の麺も大変美味しいいい麺であることは否定しないが、この平打ち気味の太麺がスープとまったく合わないのである。麺の性質もさることながら茹で加減もかなり硬めに仕上がっていて、スープとまったく絡まず逆にはじいてしまっていた。塩分はさておきスープも決して悪くないし、麺も美味しい麺なのだが、パッケージにしてみるとその味わいは半減してしまうのが非常にもったいないと思う。麺をいじるか茹で加減を見直すか、スープを変えるか、いずれにしても何かしらの対策は必要かと思う。

 とはいえ、なりたけ系のラーメンを柏で食べられるのは悪くないと思う。この周辺のラーメン店の味とも被らないので、それなりに有効な選択肢として機能しそうな気がする。若い店主さんとスタッフの2人はラーメンを作りながら明るく元気に接客をしていて、なかなかさわやかで雰囲気もいい。それだけに今後味の改良を重ねながら、これからも頑張って欲しいと思う。(Ricky)

2006.1.14