外観(11.6.22)

らあめんしょうゆ+半熟玉子(10.10.2)
らあめん塩(10.10.9)

つけめんしょうゆ(10.10.9)
つけめん塩(10.10.9)

とろみめんしょうゆ(11.6.22)

旧外観(10.10.2)

所在地 市川市市川南3-13-2
電話
営業時間 11:30〜14:00,18:00〜22:30
11:30〜15:00,18:00〜22:30(土日祝)
定休日 月、第1第3火曜(祝の場合は営業)
アクセス JR総武線「市川」駅南口下車。ロータリーを出て信号を右折し直進。デイリーストアのある信号を右折し国道14号方面へ。JR高架線手前、道沿い左側。

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 オープン直後に何回か足を運んでいたもののしばらくご無沙汰していたこちらを再訪。一時スープなどに悩んで長めのお休みを取って葫の浅田さんの元で再び勉強したりもしたそうだが、現在は満足のいく味を出せている様子。寸胴のサイズだけではなく寸胴そのものが違うだけで味は変わる。そもそも自然のものを使って作っているのだから、同じ通りにやって同じ風になるわけがないのだが、それをどうブレ少なくまとめるかがラーメン店主の技量であろう。悩むことでよりレベルが上がる。開店直後なら当然のことだと思う。

 久々に来たのでノーマルなものを、と考えていたが「裏メニュー」が出来たという。本当にメニューの裏に書かれている、誰もが頼める裏メニュー。平日限定の「味噌らあめん」(840円)の他に興味を惹かれたのが「とろみめん」の文字。とろみめん、とろみつけめんのそれぞれがあり、「天然のとろみスープが麺に絡む新食感」などとあっては、頼まないわけにはいかんでしょう。とろみめんの中でも基本であるという「とろみめんしょうゆ」(683円)を注文することに。

 出て来たラーメンのビジュアルそのものは通常のラーメンとほとんど違いがない。若干スープの透明度がなく、泡などが浮いていないのが違いだろうか。しかしよく見ると明らかに粘度が高いと感じさせるスープだ。詳しくは聞かなかったが、とろみは澱粉などではなくて、昆布のような海産物系のものが入っているとか。ただでさえ濃度や粘性の高いスープだが、それがよりとろとろとして麺と絡むこと絡むこと。つけ麺だとつけダレが途中でなくなっちゃうんじゃないだろうか。

 スープの旨味をストレートに味わえるのはもちろん普通のラーメンだが、野菜たっぷりのスープの良さを消すことなくまとめてあるのが良い。これは普通の澱粉を足したりしていないからなのだろう。ご主人のお勧めとしてはまずは醤油からとのことだったが、塩でもきっと美味しいと思うな。次回は塩にしてみよう。(Ricky) Check

2011.6.22


 というわけで1週間後、雨の中再訪。オープン当初はオペレーションの都合で出せなかった、塩ラーメンやつけ麺が登場している。当初奥にあったカウンターは水などの置き場にと変わっている。長尾さんも開店日よりも随分厨房にも慣れたようで動きにも余裕が見えてきた。

 まずは「らあめん塩」(735円)。葫と同じように塩ダレは作らずに沖縄の天然塩だけで味付けをしたスープは、ストレートに野菜やニンニクの味わいが感じられる。こちらの方がいわゆる「ベジポタ」的な味わいを感じやすい味だ。個人的には葫でも塩より醤油の方が好みなので、こちらのラーメンについても好みとしては醤油の方が好きなのだが、葫よりもさらに雑味のないスープの良さがはっきりと分かるので、この店に来たら一度は食べるべきラーメンだと思う。そして後半で卓上のクラッシュニンニクを入れて味を変化させると楽しい。

 つけめんは2種類で「つけめんしょうゆ」(788円)に「つけめん塩」(893円)。具はチャーシュー、モヤシが麺の上に乗り、玉子がつけダレの中に入っている。麺はしっかりと茹でられていて、昨今の固め固めで芯が残るようなものとは違って、食感もよく麺の良さをちゃんと引き出した茹で方になっていると思う。つけダレはどちらもラーメンより調味がくっきりとしたバランスになっていて、スープ自体の粘度や濃度はさほど高くないが麺との親和性は高い。こちらもどちらかと言えば醤油の方が好きな味だなぁ。

 立地的に駅からちょっと離れているので厳しい場所なのかなとも思ったが、葫のお客さんが結構足しげく通ってくれているようで、リピーターも早くも増えているとのこと。今後オリジナルのメニューにも着手して欲しいなぁ。(Ricky)

2010.10.9


 市川にこの日オープンした新店である。場所は国道14号線の市川広小路交差点から京葉道路市川インターに抜ける道沿い。暖簾に染め抜かれた禅という文字の旧字体「禪」が店名。これで「ひらめき」と読ませるそう。店は細長いカウンターオンリーのレイアウトで、厨房に面したストレートカウンターの奥に小さなカウンターも用意されている。

 ご主人の長尾さんは行徳の人気店「葫」(にんにく)をはじめ、いくつかのラーメン店で長年に渡り厨房に立って来た人だが、今回の出店にあたってはの味をベースにしたラーメンを提供するとのこと。メニューは塩と醤油のラーメンとつけ麺で、やはり葫と同じラインナップになっている。オープン2日間は「らあめんしょうゆ」(630円)のみの販売で「半熟玉子」(53円)がサービスされている。

 スープは野菜の甘みやニンニクの旨味がたっぷり詰まった味わい深いもので、そこに今回新たに作られた醤油ダレが香り豊かに溶け込んでいる。なんでも葫の浅田さんが新しい醤油を見つけてきたそうで、いずれ葫も同じ醤油ダレになるのだとか。醤油の味がキリッと立って香りも良く、素材感あふれるスープに合っている。小ネギや揚げネギなどのクリスピーな感じもスープに混ざっていいアクセントになっている。

 麺は葫同様、浅草開化楼の特注麺。葫と違ってこちらではお湯で泳がせて平ざるで上げている。密度の高い食感の良い麺で、スープとも合っていてなかなか美味しい。チャーシューもしっかり味がついていてこれもまた良い出来。

 基本的には葫の味をなぞっているが、印象としてはこちらの方がより繊細で丸い印象。葫のスープはおよそ10年の営業の中で色々と進化、変化してきたスープなわけだが、長尾さんはその今の葫のスープではなく、敢えて葫創業当初の原点の味をまずは出してみたいとこの味にしたのだそうだ。次は塩やつけ麺を食べに来たいと思う。(Ricky)

2010.10.2