麺工房HIRAMA

外観(08.9.14)

らぁ麺(03.3.30)

わんたん(03.3.30)

ネギそば(08.9.14)

ホウレンソウのお浸し(03.3.30)

基本メニュー らぁ麺(630円)
所在地 柏市柏6-7-8
電話 04-7166-7500
営業時間 11:30〜14:00,18:30〜23:00
11:30〜20:00(土日祝)
定休日
アクセス JR常磐線「柏」駅東口下車。ロータリーからサンサン通りを直進。巻石堂病院を越えて交差点を左折。道沿い左側。ローソン向かい、大漁寿司隣り。

 らーめん寺子屋1期生として2003年にオープン以来、着実に人気を集めている店である。2003年というのは柏の新店当たり年で「柏王道家」「麺屋こうじ」などがオープンした年でもある。現在は「らぁ麺」「つけ麺」(630円)の基本メニュー以外にも「ネギそば」「トリそば」(730円)などのバリエーション、「タンタン麺」(750円)や「サンラータンメン」(820円)などの中華チックなメニューもあり、また今月の限定メニューというのも登場している。その中でも平間さんがイチオシという「ネギそば」を試してみた。

 「ネギそば」というと平間さんの師匠でもある13湯麺「炒葱麺」を連想するが、基本的な作り方やビジュアルは13湯麺のそれと変わらない。中華鍋で葱を炒めてそこにスープを入れて一気に仕上げる。札幌ラーメンの製法に準じたいつまでも熱々のラーメンが出来上がる。刻んだチャーシューも香ばしく、胡麻の風味もよい。13湯麺との違いとしては台湾の調味料「沙茶醤」を入れないということだが、独特な風味の沙茶醤が入らないことである意味万人受けする味になっている。その分スープそのものの旨味を感じられるのが嬉しい。麺はしっかりとした食感の自家製麺で熱いスープに負けることがない。そしてなんといっても甘味があってシャキッとした食感が楽しい葱がいい。ネギとはこんなに美味しいものなのかと感じさせる。このメニューはリピート率が高いというのもうなづける。ネギ好きな方や、13湯麺の炒葱麺好きな方にはぜひ一度試していただきたい逸品だ。(Ricky)

2008.9.14

 昨年10月に開講した「らーめん寺子屋」。その最初の企画を13湯麺の松井さんと話したのは、昨年の初頭のことだった。しかしその時はそうそう人も集まらないだろうし、第一3ヶ月でラーメンなんて作れるようになるのか、というところが疑問だった。しかしあれよあれよという間に準備は進み、気がつけば第1期生を迎えることとなった。その1週間くらい前に松井さんが組んだカリキュラムを見て、これじゃあ金は取れないと、再度2人で練り直したのはほんの半年前のことだった。

 その第1期生も年末に卒業。その中で最初に自分の店を持ったのがこの「麺工房HIRAMA」の平間さんだ。開店日に早速おじゃました。店はカウンターのみで8席ほどだが、割と広めのレイアウトで圧迫感はなく、清潔感があっていい。店のコーナーにはBEATLESのジャケットや写真が貼られ、日本公演のチケットも張られているのはレアだ。

 メニューは「らぁ麺」で、「ちょっとヘルシーなあっさりラーメン」と書かれている。あとは「わんたん」(600円)「特製わんたん麺」(800円)という麺類に、皿わんたん(500円)やほうれん草のお浸し(300円)などのメニューが並ぶ。

 平間さんはどことなく恥ずかしそうに、しかし黙々とラーメンを作っている。店の中にある製麺機が誇らしげである。まだ開店日なのでオペレーションもまとまらず、なかなか苦労されているようだが、昨年秋に会った時からは想像も出来ない姿である。今までラーメン屋さんになった人にしか会ったことがないので、こうやってラーメンの経験のない状態から店をやっている姿まで見ると、それは感慨深いものがある。そして目の前にラーメンが出てきた。

 麺は加水率高めの細麺で、どことなく13湯麺を彷彿とさせるしなやかな麺。熟成がちょっと足りない気がしたので聞いたところ、やはりあと1日くらいは寝かせたいとのこと。丼に顔を寄せるとまず魚のいい香りが立ってくる。カツオとあと何だろう?と聞いてみたらサバの丸干しを使っているようだ。そしてその透明なスープをすすってみると、一瞬魚系の香りが口中に広がるが、その後は鶏の旨味がすーっと入ってくる。丸鶏とネギを使ったスープはやはり13湯麺の流れを感じさせるが、それよりも濃厚な後味がする。鶏の入っている量が違うようで、けっこうな量を入れていた。

 具には鶏チャーシュー、メンマ、ほうれん草、ネギとシンプル。鶏チャーシューは黒コショウをまぶして巻いてあるようで、これ単体では美味だったがスープとのバランスとして考えるとちょっと強いかも。しかし全体的にはかなり上手にまとまっているラーメンだったと思う。強烈なインパクトはないが、しみじみと旨さを感じられる一杯だ。

 現在ワンタンは自家製の皮ではないようで、今研究をしているところだという。何しろ今日オープンしたばかり。今後が楽しみなお店の登場だ。と同時に、これから続々と卒業して開店していく寺子屋一派の店が楽しみになってきた。(Ricky)

2003.3.30