つけめん専門店響。

外観(09.2.21)
和風つけ麺(09.2.21)

基本メニュー 和風つけ麺(800円)
所在地 船橋市前原西2-32-10
電話 047-478-1169
営業時間 11:30〜14:30,17:30〜21:00
定休日 不定休
アクセス JR総武線「津田沼」駅北口下車。駅前ロータリーを駅を背に直進。県道69号線も越えて直進。道沿い左側。

 昨年11月にオープンしていながら足を運べずにいた新店である。津田沼北口をまっすぐ、九十九ラーメンを越えてなりたけの道(県道69号)も越えた先の左側にある。間口が狭いので気をつけていないと車などでは見落としてしまうだろう。しかし看板に書かれた大きな「響。-HIBIKI-」の文字は印象的。またその下には「つけめん専門店」の文字もある。ここはかつて「うどんそば処島津庵」という店で、鶏ガラスープに蕎麦を入れた「ラーそば」なるものも売っているお店だったが、10月にリニューアルを宣言し休業に入ってこの店を立ち上げている。

 土曜夜で先客も後客もゼロだった。店内は清潔感にあふれており、両壁に面する形でカウンターが7席配されている。bayFMが流れていて、スタッフは女性が二人。メニューはつけめん専門店の名の通り「和風つけ麺」(800円)や「海老塩つけ麺」(850円)などつけ麺が4種類。その他に期間限定でラーメン「ひびきそば」なるものもあったが、取り敢えず券売機で基本と思われる「和風つけ麺」をオーダーする。ちなみに通常の量は220gだが、大盛は330gとのこと。

 しばらくして出て来た「和風つけ麺」は艶やかな麺が印象的。つけダレと共にレンゲが出て来る。つけダレは鰹節を始めとする数種類の削り節を使用しているとメニューに書かれていたが、たしかに節系の旨味と醤油ダレが前に出ているバランスで、その分動物系の旨味に弱さを感じた。油分もさほど多くなくスープ自体に粘度もないので、正直なところ麺との絡みはあまり良くない。具はつけダレの中にたっぷりと入っていて、チャーシュー、鶏チャーシュー、ワカメ、岩海苔、メンマなどどれも存在感があって良い。豚と鶏の2種類のチャーシューが入っているのは嬉しい。中でも岩海苔は麺とも絡んで風味もあって良かった。また卓上には魚粉やラーメン店には珍しく朝天辣椒もあった。この朝天辣椒というのは台湾の調味料で、干しえびを使っているのとかなり辛いのが特徴。これを少量入れると味に深みが増して良かった。麺は特注の麺とのことでつるっとした食感で美味しい麺だと思うが、だからこそつけダレを弾いてしまっているのが残念だ。

 魚節やカエシを強めにしたバランスは確かに新しい味わいを狙っているのだと思うが、つけダレ自体は甘味も辛味も若干の酸味もある、いわゆる近年のつけ麺のつけダレの範疇に入る味わいであるため、動物系の弱さがつけダレの弱さに取られてしまうと思う。味付けがまた違っていれば他のつけ麺と比較されることはないと思うのだが、現状ではどうしても同じ土俵に上がってしまっているため、800円という価格も含めて弱く感じてしまうかも知れない。ただ店の雰囲気、接客などとても良かったので、ぜひ頑張っていただきたいと感じるお店であった。(Ricky)

2009.2.21