ラーメンレストランHao!

外観(06.10.1)

ラーメン(06.10.1)

黒ごま坦々麺(06.10.1)

ギョーザ(06.10.1)

基本メニュー ラーメン(619円)
所在地 浦安市鉄鋼通り1-1-1
電話 047-354-3514
営業時間 11:00〜23:30
定休日 なし
アクセス JR京葉線「新浦安」駅北口下車。線路に並行した道を舞浜方面へ直進。富岡交番交差点左手、「セブンイレブン」「れすとらん一心」と同じ建物。駐車場あり。

 新浦安と舞浜を繋ぐ通り沿いにある店で、それこそ昔からあり存在は知っているものの足を運んでいなかった店である。いわゆるファミレス的な店舗で、しかも和食レストランと一緒になっているという、ラーメン好きからすればとんでもない店(笑)。なのでこれまで足が向かなかったのも当然といえば当然だったわけだが、ではなぜ今回この店に来ようと思ったのか。

 実は昨年くらいから「担担麺」について色々と調べていて、とりあえずの第一弾的な成果はこの夏のラーメン特集で担担麺のページを組んでみたりしたのだが、その調べている時に多方面から情報が上がってきていたのがこの店だったのだ。何でも3種類の担担麺があって、黒胡麻を使った担担麺は絶品だとか。それは一度来なければならないと思っていながらタイミングを逸していて、またいいんだか悪いんだか某テレビ番組でもこの店の黒ゴマ担担麺が取り上げられてしまって、雑誌的にもちょっと今回は外すかなぁという雰囲気に。しかしそのテレビからも美味しそうな雰囲気は伝わってきたので、いつか来ようと思っていたのであった。

 店はそういうわけで大きなファミレス、食堂的な雰囲気。「ラーメンレストラン」と「和食れすとらん」の2つの入口があるが、店内やレジは一つである。一応2つの部屋に別れてはいるが、卓上のメニューはラーメン中華系と和食系の両方が置かれている。ラーメン類のメニューを見てみると「ラーメン」(619円)「みそラーメン」(672円)「鶏ネギ塩ラーメン」(819円)「角煮ラーメン」(850円)「ジャージャー冷麺」(840円)など数多くのラーメンが並んでいるが、その多くは中華的なアプローチのラーメンである。他にもチャーハン類は4種あり、中華丼やかた焼きそばなどもあって、中華ファミレス的なメニューだと考えていい。そして問題の「担担麺」は3種類ある。「ピリカラ坦々麺」「黒ごま坦々麺」「白ごま坦々麺」(各924円)である。「ピリカラ坦々麺」がいわゆる基本の普通の担担麺のようで、オープン以来の人気メニューなのだとか。しかしここはやはり情報が上がってきていた「黒ごま坦々麺」をいただくことにする。あと基本の「ラーメン」も。

 まず出てきた担担麺の器が面白い。これは失礼な言い方かも知れないが、こういうファミレス的な中華屋さんで出てくるとは思えないお洒落な器で、その盛りつけも実に美しい。真っ黒いスープは練り胡麻とスリ胡麻がいっぱい入っていて食感もざらつく、胡麻濃度が高いスープだ。ベースの動物系スープは豚骨、鶏ガラの清湯スープで最初のうちはベーススープの味わいも感じるが、とにかく胡麻関係が濃いので途中からは胡麻が前面に出ていき、ベースのスープにしっかりした甘さとコクが加わってくる。さらにそのスープの上にはピリ辛の肉味噌が乗っていて、クラッシュしたピーナツも振りかけられている。この肉味噌がどこか麻婆豆腐的な味わいもしていて、それがスープと合わさっていくと違った味わいに変化していく。そしてその上からたっぷりとすられた黒ゴマが振られていて香りも豊か。ピーナツともどもクリスピーな食感が楽しめて良い。

 担担麺というメニューではあるものの、スープ自体の辛味はかなり抑えられていて、これだけだったらちょっと辛い胡麻ラーメンである。辛さは添えられる自家製辣油を入れて調節するようになっているのだ。なので最初は普通に胡麻の風味と味わいをにネギや青菜の食感を楽しみ、後半は辣油をたっぷりと入れて辛さと香りを楽しめる。具は笹掻きネギに青菜がたっぷり乗っていて嬉しい。特にネギがネギラーメン状態に多く入っているのでネギ好きはたまらないだろう。麺は中細縮れ麺で凡庸な中華麺ではあるが、硬めの茹で加減は申し分なく、スープはもちろん胡麻、肉味噌、ピーナツ、ネギなどが大変よく絡み食べていても楽しくなってくる。

 例えば四川飯店系の担担麺を王道、直球とするならば、この店の担担麺は明らかに変化球。しかし変化球なりの面白さ、オリジナリティが十分に感じられる、CPも良く満足度の高い担担麺であった。中華のみならず和食も食べられるというファミレス的な店でこういう面白い担担麺を食べられて感動。ちなみに基本のラーメンはオーソドックスな背脂ラーメンでこれはこれで普通に旨かった。その幅広いメニュー揃えからも家族連れなどにお薦め出来るお店だと思う。(Ricky)

2006.10.1