濃厚らーめんガツリ

外観(09.4.30)

鶏塩らーめん(09.4.30)
豚骨魚介らーめん(09.4.30)

辛味らーめん(09.4.30)
らーめん(09.4.30)

鶏塩つけ麺(09.4.30)
鴨つけそば(09.4.30)

マンゴープリン(09.4.30)

基本メニュー 鶏塩らーめん(700円)
所在地 印旛郡酒々井町中川119
電話 043-481-6808
営業時間 11:00〜翌6:00
定休日 なし
アクセス JR総武本線「酒々井」駅、京成線「京成酒々井」駅下車。国道51号線を成田方面へ直進。国道沿い左側、駐車場あり。

 「麺屋青山」が手掛ける6号店が酒々井に出来た。店は国道51号線沿いで「酒々井家」から成田寄り、元千成らーめんだった場所を改装している。カウンター8席にテーブルが16席、小上がり18席と青山系の店では一番の大箱。これまでの店よりもより接客を重視したいと、あえて券売機を置かずにホールスタッフを充実させていくのだとか。店名にもあるように「濃厚」で「ガッツリ」食べさせるというのがコンセプトのよう。そして素材も今まで以上に吟味して、厳選素材を使うということになるようで、例えばチャーシューなどは奥久慈バイオポークなどのブランド豚を使っていたり、野菜などはその時期の旬の産地のものを選び、店頭でその日の使用素材なども掲示する予定だとか。

 メニューラインナップは、ラーメンが5種類で「鶏白湯(塩)」「豚骨魚介(醤油)」「辛味」「あっさり(醤油)」「味噌」。つけ麺についても味噌以外の4つが揃う。いくつかある中で店主青山氏も一押しというのが「鶏塩らーめん」(700円)。国産鶏ガラを13時間以上強火で炊き上げたスープは、粘度もあり旨味もたっぷり濃厚でいてざらつきがない。青山氏は学生の頃京都で天下一品を食べてラーメンに開眼したそうだが、その時の思いが少なからず詰まっているようにも感じる。天下一品が多少ワイルドで下品なスープだとすれば、こちらの鶏は上品なイメージと言おうか。中太の自家製麺は少々固めだがスープとの親和性は高く感じる。スープに粘度がかなりあるので麺を食べているだけでもスープがどんどん減っていくようなイメージ。麺は基本が少なめの130gだが中盛、大盛も同料金である。ただそういう意味では基本だと麺とスープがすぐなくなってしまって物足りなさを覚える人がいるかも知れない。またこのベースの味で「鶏塩つけ麺」(750円)もあるが、敢えて塩分や酸味を出さずにスープ本来の味を感じて欲しいと、味付けを抑えたバランスになっている。

 「豚骨魚介らーめん」(700円)はある意味定番というか無難にまとまっている一杯で、昨今流行の豚骨と魚粉が強く出ている味で面白みには欠けるが、万人受けする味になっているかと思う。またあっさり味の「らーめん」(700円)は鶏ガラとゲンコツで軽めに取ったスープに節などの和出汁が軽やかで、少々カエシ強めのバランスが気になったが、豚骨魚介のインプレッション同様に幅広い層に食べてもらうための選択肢としては十分のクオリティだろう。またこのスープを使った「鴨つけそば」(750円)はあっさりとして食べやすいつけ麺で、鴨の油なり甘味なりが出ていればもっと良いと思った。

 あとちょっと変わったメニューでは「辛味らーめん」(700円)が良かった。ラーメンの上に麻婆豆腐が乗っている一杯だが、まず上に乗っている具が麻婆豆腐単体として美味しい。そこらへんはさすが中華出身というところか。辛味もバカみたいに辛くしてあるわけではなく、カウンターとなる甘さの使い方が実に上手い。これもオススメの逸品だ。(Ricky)

2009.5.2