らーめん風凛

外観(05.9.23)

ラーメン(05.7.29)

ラーメン(05.9.23)

辛子味噌きゃべつラーメン(05.9.23)

つけ麺(06.10.20)

特製魚介とんこつ(07.6.28)

CW限定 冷し優麺(07.7.17)

 季節限定 まぜナーラ(08.6.4)

基本メニュー ラーメン(650円)
所在地 市川市大洲4-8-11
電話 047-370-1200
営業時間 11:00〜22:00
定休日
アクセス JR総武線「市川」駅南口下車。県道283号まで出て県道を左折。県道沿い左側。店隣に駐車場あり。

 昨年夏に引き続き、今年の夏も季節限定メニューが登場している。その名も「まぜナーラ」(800円)。名前からも分かるように「まぜそば」と「カルボナーラ」を合わせたような汁なしタイプの一杯。酒井の麺にはクリームソースがからめられていて、その上に刻みチャーシュー、万能ネギ、刻み海苔、玉子が乗っていて混ぜて食べる。基本的に最初から麺とソースが混ざっているので、後から混ぜる必然性があまりなかったり、カルボナーラと言いながら黒胡椒が入っていないなど、細かな突っ込み所はあるにしても、女性向けというかパスタ風に楽しめる面白いメニューになっていると思う。敢えて言うなら風凛のスープの美味しさを少し活かしたようなバランスにしても面白かったかなぁ。1日10食限定メニュー。(Ricky)

2008.6.4

 千葉ウォーカーで企画した、スタイリッシュな空間で冷たいメニューを味わうというコンセプトの「涼風!夏ラーメン」企画。スタイリッシュな空間と言えばここでしょうと、お願いしたメニューは冷やしラーメン。正直豚骨スープの店に冷やしラーメンをお願いするのは酷なのだが、ご主人もチャレンジしてくださった逸品が「冷し優麺〜ビシソワーズ風」(850円)である。

 その名の通り冷製スープのビシソワーズ風に仕上げたスープは、通常の豚骨スープとジャガイモ、ネギを合わせてクリーミーでなめらかな味わいと口当たり。もったりするでもなくサラサラ過ぎることもなく、豚骨の甘みも感じさせつつジャガイモの味わいも出すという、なかなかバランスが秀逸なスープ。そこにトマトやアボカド、コーンが彩りよく乗っている。ひんやりと爽やかで夏らしく、かつ風凛らしく仕上がっている一杯だと思う。7月30日まで、1日20杯限定メニューだ。(Ricky)

2007.7.17

 昨年から提供を始めた魚介ダシをプラスしたつけ麺が好評のようで、今回新たにラーメンでの提供を始めたのだという。その名も「特製魚介とんこつラーメン」(800円)。19時以降10杯限定というメニューである。

 出て来たラーメンはなるとが乗って、普段とは全く違うビジュアル。スープの色も醤油の色合いが薄れてマイルドなイメージ。スープをすすると丸みのある豚骨スープにしっかりと節や煮干しの魚介ダシを感じさせる。しっかりと乳化しているので、油分もたくわえていると思うがしつこさを感じさせないのは、魚介のバランスが程よく出ているからだろうか。麺は通常と同じ酒井麺でスープともよく絡む。具はスープに合うようにと鶏のチャーシューを乗せていて悪くない。

 全体的に他ではあまり味わえない豚骨魚介ラーメンかなとは思う。そして上手にまとまっているとも思う。しかし、通常のラーメンを600円で出していて、このラーメンが800円というのはちょっと割高かな。鶏チャーシューもしっかり入っているので、このパッケージなら700円とかなら十分納得が行くし、逆に800円取るならばもう1〜2アイテムあってもいいと思う。とは言いながら、一度はトライしても損はないラーメンになっていると思うのでぜひ。(Ricky)

2007.6.28

 この夏地元のお客さんから「冷やし中華はないの?」と随分言われたのだそうで、さすがに冷やし中華は出せないが何か夏用のメニューは出来ないか、と考えて完成したのがこの「つけ麺」(700円)なのだそうだ。

 最近では家系ラーメン店でもつけ麺を出している店が増えているが、風凛のつけ麺は単純に家系スープで作ったつけ麺ではなく、しっかりと魚ダシをとって家系豚骨スープと割っている、いわゆるWスープになっている。濃度はさほど高くはないが、動物系の旨味がしっかりと出ていて、そこに節系や煮干し系の味が乗っている印象。酸味も程良く加えられていて、あっさり和風豚骨的な味わいになっている。そこに水で締められた酒井の麺をつけて食べる。酒井の麺は水で締めるとまた一層旨さが引き立つなぁ。

 惜しいのは具材がちょっと貧相に映ることだろうか。家系御用達のホウレンソウもスープに乗っていないとどこか淋しげ。海苔も家系らしい大判海苔を3枚並べた方が映えるように思った。(Ricky)

2006.10.20

 1回目で気になったお店は数ヶ月置いて再訪することにしている。ここもオープンして早2ヶ月、ラーメンがどのように変わっているのかが気になって足を運んでみた。ちょうどアイドルタイムに顔を出したので、先客は0。とりあえず基本の「ラーメン」をいただいてみた。これが2ヶ月前とはずいぶんと違った味になっていた。もちろんカエシなどは変わっていないのだが、スープの濃度がかなり落とされている。これは地元の方の舌に合わせてチューニングを変えたということで、個人的にはもう少し濃度が高い方が好みだが、このバランスはこれはこれで悪くない。以前よりも繊細さが増したと言ってもいいかも知れないが、言い方を変えれば家系らしくなくなってきているともいえる。山川さん曰く、脱家系を目指しているそうだから、オリジナルの味を求めている過程なのかもしれない。

 また未食の辛子味噌系の「きゃべつラーメン」もいただく。メニューはすべて100円増しで辛子味噌に変更が出来る。とんぱた亭でも未食なのだが、とんぱた亭の半分の辛さにしてあるのだそう。辛さはピリッと辛い程度で美味しくいただけるが、やはり繊細なスープだけに唐辛子味噌での味付けは非常にもったいない。決して不味いわけではないのだが、この店で頼むなら動物系の旨味をしっかりと感じられる醤油味だろう。(Ricky)

2005.9.23

 市川市大洲に出来た豚骨醤油ラーメンの新店である。場所はいわせや○超などが立ち並ぶ県道283号。駅だと市川駅が最寄りとなるが、どちらかといえば車の方が行きやすい場所で、市川インターから5分くらいの立地である。駐車場も3台分用意されているのでありがたい。外から見ると一見お洒落な喫茶店かビストロのような雰囲気のお店で、「らーめん風凛」のレタリング文字には店名にちなんだ風鈴が描かれている。店内は厨房に面したストレートカウンターが8席分と、テーブル席が2卓ほどあって、家族連れでも入りやすい雰囲気だ。

 ご主人の山川氏は横浜に数軒店を構える「とんぱた亭」の片倉町店(本店)で修業をされたそうで、メニューは「ラーメン」をはじめ、修業先にもある「辛子味噌ラーメン」なども揃っている。ラーメンのメニュー構成も含めて、製法から麺に至るまで、修業先の味を基本的には踏襲しているのだとか。修業先も含めて家系とは謳っていないが、そのラーメンの作り方といい、ビジュアルといい、麺といい、家系ラーメンと言ってもいいだろう。しかし味の好みや油の量などは注文時に聞かれない。

 「ラーメン」(600円)を注文。いわゆる家系によくある青磁の丼とは違って、白くて和の趣ある丼に入った豚骨醤油ラーメンは妙に新鮮に映る。綺麗に乳化した豚骨醤油スープから時折覗く酒井製麺の太麺。大判の海苔3枚、家系のビジュアルを持ったラーメンである。まずスープ、結構濃度が出た豚骨醤油スープは、カエシが立っているようでいてしっかりと背ガラや鶏のうま味を感じさせる。鶏油の甘さもしっかりと出ている。私はいつも家系のラーメンには2系統あって、吉村家や王道家といったカエシがキリッと立った「男性的」な家系と、末広家や寿々喜家のようなスープのうま味をしっかりと感じさせる丸いスープの「女性的」な家系があると思っているのだが、このお店のスープはその両方の良さを持っていると思う。カエシをある程度立たせて醤油感を出しつつ、動物系のうま味もしっかりと感じられるスープはなかなかのモノ。

 麺は酒井製麺の太麺。やはり家系には酒井の麺がよく似合う。しかし、オペレーションに手間取ったか、少し茹で加減が柔かったように感じたのは残念。また具材はチャーシュー、海苔3枚、チンゲンサイ。チンゲンサイを使用するのはとんぱた亭と同じだ。家系の定番の具材である中国産の冷凍ホウレンソウが使えなくなった今、国産の生を使ったり、家系のお店は色々と苦労されているようだが、チンゲンサイは意外にも合っていて美味しかった。海苔はいわゆるヘタレ海苔で、家系好きとしてはちょっと不満。

 ただ一つ気になる点は、まだ開店したばかりで、原則ご主人しか調理が出来ない布陣になっていること。ラーメンは平ざるを使っていることもあり、麺上げはご主人がつとめるにしても、餃子は早々にスタッフが技術を覚えてヘルプ出来る体制になって欲しい。麺と餃子両方を一人で調理しているのは大変そうだった。しかしラーメンの味はもちろんのこと、店の雰囲気、接客なども含め、全般的にかなりレベルの高い豚骨醤油ラーメン店、家系店の登場と言えるだろう。これからの更なる味の向上、進化を大いに期待したい店が登場したと言えそうだ。(Ricky)

2005.7.29